下柚木の“大学セミナーハウス”で見られる「アメリカガシワ(亜米利加槲)」。ブナ科コナラ属の落葉高木で、コナラやクヌギと同じようにドングリが出来る。今年は台風や異常気象の影響で各地でドングリの不作が伝えられており、クマが住宅地に出没する可能性が大きいと各地の自治体が注意を呼び掛けている。この樹も熟す前に落ちたと思われる小さなドングリばかりで、成熟したものが見当たらない。10分ほど樹の下を探してやっと長さ1.5センチほどのドングリを見つけた。残念ながら殻斗は付いていない。
南陽台団地で見掛けた「イソギク(磯菊)」。キク科キク属の多年草で、関東地方から静岡県に掛けての太平洋岸に自生している日本固有種。花は筒状花のみで舌状花は無く、葉には白い縁が入って可愛らしい。管理が楽なので花壇などで栽培されているのを良く見る。