キク科 ムカシヨモギ属 ヒメジョオン
北アメリカ原産の越年草、明治の初めころ花を観賞するための輸入されたものが、雑草として広がっています。
一般的に春の初めから咲くハルジオンとともに「野菊」とよばれています。
春先のハルジオンはこれからヒメジョオンに入れかわります。
茎は枝分かれして、高さは30センチから1メートル以上にものびます。
葉は互生、細長い卵形で先がとがり、縁には鋸歯があります。
葉の付け根は茎を巻かないのがハルジオンとのちがいです。
茎の上部で花枝が分かれて数個の花がさきます。
花は中心に黄色の筒状花、周りを白色の舌状花が囲みます。
白色の舌状花の花弁はハルジオンの糸状より幅がある板状なのも特徴です。