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シロツメクサ

2020年05月17日 10時12分15秒 | 野草

 マメ科 シャジクソウ属 シロツメクサ

 ヨーロッパ原産の多年草、明治時代に牧草として輸入されたものが牧草地から逃げ出して全国で見られる雑草になってしまいました。

 茎は地をはって放射状に広がります、茎の節から長い葉柄の葉が立ち上がります。

 葉柄は10センチから20センチの葉柄の先に小葉3枚の複葉が付きます。

 小葉はほぼ円形、まわりには細かい鋸歯がありV字型の紋が入るものもあります。

 葉より高く花茎が立ち上がります、マメ科の花弁5枚の蝶形花が多数集まり球形にさきます。

 花弁は白色、付け根は薄い紅色になります。

 花は受粉すると花弁が枯れ花柄が曲がり下に向きます。

 名前はガラス製品のクッション材として詰められていたので「詰め草」とよばれます、花が白いので「シロツメクサ」です。

 英名は「ホワイトクローバー」なので「クローバー」とも呼ばれます。

 5月7日は「ムラサキツメクサ」でしたが、ムラサキツメクサは茎が立ち上がり葉が付き先端で花がさきます。

 シロツメクサは茎が地をはったままで、葉柄と花茎が立ち上がるのが違いです。

 


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