モチノキ

　モチノキ科　モチノキ属　モチノキ

　宮城県より南の本州、四国、九州で海岸に近い常用樹林で見られる常緑高木です。

　葉は互生、楕円形で縁は滑らか、革質で厚い葉です。

　葉脈は主脈が１本見えますが、即脈は見えません。

　雌雄別株、黄緑色の花弁は４枚で、雄株は雌しべが退化、雌株は雄しべが退化していますが、花の中に形は残っています。

　冬に紅い実になって、エサの無い時期に小鳥の食料となります。