まんじゅうのつぶやき

まんじゅうです。読んだ本の感想や日々のできごとの忘備録です。最近栖が変わりました。

「日本空中紀行」秋山忠右

2014-05-19 23:00:15 | 読書のすすめ
今日も夏みたいな一日でしたね。
水木は天気が悪くなり涼しくなるようです。

さて 秋山忠右の写真集「日本空中紀行」を読みました。

日本空中紀行
秋山 忠右
時事通信


子供のころ校庭に全校生徒が集合し並ばされて、空撮で写真を取られた。
そのために練習もした。
子供がふんだんにいる時代だった。
忘れたころに配られる大きな白黒写真。

○××△年 ○×小学校
とか 
学校のスローガンとか
マンモス校だったので ひたすら長い文言を作っていた。
懐かしい。

普段横から 下から見ているものを 空撮するとどうなるか。
とても興味深い写真となる。

自然風景も人造物も生物も全く違った顔を見せてくれる。

火山の噴火口も美しい入り江も
人工的な島も 遺跡も 旧跡も
マンモス駐車場さえも
空から見ると まるで 計算尽くされたような造形となる。

最も感嘆したのは、十勝平野の融雪剤拡散布後の空撮。
広大な土地に残った、ミステリーサークルのようないくつもの跡。
これを毎年やっているのかと思ったら、人間の力計り知れないなあと思う。

冒頭に北方健三氏の推薦文あり。
こちらも一見の価値ありです。

あ・・・あと、東京に行くたび、
なんでこんなもの社屋の屋上に作っちゃったんだろう?
と思う『アサヒビールのあれ!』も載ってます。
 
いがぐりおは 見たことある?あの金色のあれ!
いがぐりおをクリックしていただけると嬉しいです。いつもありがとうございます。^^/
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コメント (2)
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