「ときめくきのこ図鑑」

今日はなんか冷え冷えしていましたね。
着るものに迷う春。


さて　「ときめくきのこ図鑑」を読みました。

	ときめくきのこ図鑑 (Book for Discovery)
	堀 博美
	山と渓谷社

キノコって、形からしてなんか愛らしい。
キノコと言われて、私たちがイメージする赤くて丸いフォルムに白い斑点。
これは、ベニテングダケがモデルらしい。

むか～し、学生の頃、大学にきのこ博士と呼ばれる先生がいた。
（専門は違いましたが）
その先生を伴い、秋のある日、裏山に分け入った私たち。

割合、入り口に近いところに、ものすごい『キノコ』が・・・

笠の直径は、２０ｃｍくらい。
見るからに絵本に出てきそうなフォルム、真っ赤に白い斑点。
あまりに、普通に生えていてびっくりしました。

思わず凝視する私に先生が一言。
「それ、毒キノコだから、食べられないよ！」

あ・・・あれは、ベニテングダケだったんだ。
先生の言う通り、毒キノコです。

そんなキノコがたくさん載っています。
どれも、なんか形が愛らしい。
図鑑の様な説明つき。

そんな形なんだというキノコも・・・
育て方やキノコグッズまで載っています。

ところで、総勢10人でキノコ狩りに行った成果。
帰ってから、きのこ博士にまた選別してもらい、
鍋いっぱいのキノコ汁を作り、いただきました。
出汁が出て、べらぼうに美味しかった。

いがぐりおは　キノコ好き？
いがぐりおをクリックしていただけると嬉しいです。いつもありがとうございます。＾＾／

全国紙デビュー？

今日は　昼ごろから　風が半端なく強い。
台風か・・・と思うほど。

さて　本日全国紙デビューしました。

読売新聞に書評が載りました。
とても短いですけれども・・・

気が向いた方は　どうぞご覧ください。
書評ページの隣のページにあります。

え・・・トレードマークが違う？
そこですよ！

さすがに全国紙に　いがぐりおをトレードマークとして載せるのはどうか・・・
と書評サイトの担当の方と話し合った結果

「変えましょう！」
ということになりました。

だったら　ブログはいいのか？って　突っ込みは覚悟しています。

もう５年近く続けていますが　今のところ　
三重県伊賀市から著作権とか問われていないので　いいのかなあ？
え・・誰も　気づいていないだけ？＾＾；


図書館に勤めて　本のコピーの担当をしていると
「ま・・マジですか・・・？」
と言いたくなるような　厳しい著作権が・・

え・・・でもこの人の場合　全然悪意ないからいいでしょ？
と思うけれど　立場上
「いい。」
とは　言えないし　取れない。

例えば　詩。
一つ一つに著作権が発生するので　半分しか取れない。

一編の詩の半分持って帰ってどうすんねん？

書き写して帰っていただくしかない。

当然　怒って帰る利用者さんもいらっしゃる。

大きな声では言えないけれど　借りられる資料の場合
もし利用者さんが　借りて帰って
自宅なり　コンビになりで　コピーなさることまで　こちらは関知しません。
カラーコピー機もあるでよ！

とはいえ　
「家持って帰ったら　コピーできるよね。」
と　言われても　
「はい。その通りですね。そうなさってください。」
とは　立場上言えない。

その提案が　喉まで出かかっていても　言うわけにはいかない。

戻って　いがぐりおですが・・・

好きです。いがぐりお。
敬愛しています。

そう愛していると断言できる。

だから許して・・・
ダメか・・・・TT


いがぐりおは　分かってくれる？私の愛。
いがぐりおをクリックしていただけると嬉しいです。いつもありがとうございます。＾＾／

「おばけのてんぷら」せなけいこ

今日も　暖かさを通り越した陽気でしたね。
こたつを仕舞ったら寒い。
いつのまにか桜が咲き始めていて　びっくりしました。
明日は大荒れとのこと。
蕾のまま散らないといいのですが・・・

さて　せなけいこの「おばけのてんぷら」を読みました。

	おばけのてんぷら (絵本のひろば 29)
	せな けいこ
	ポプラ社

おともだちのお弁当のおかず、てんぷらをわけてもらったうさぎさん。
そのおいしさに感動！

お友達のお母さんから作り方の本を借ります。
そして、お買い物して、てんぷら作り。

そのいいにおいを嗅いで、やまからおばけがやってきたが・・・


せなけいこさん、すきです。
名作「ねないこだれだ」には、子供がびびりまくりでした。
今日ふと思い出し、借りようと思ったのですが、貸し出し中みたい。

そこで、おばけつながりで、この絵本を借りてきました。

こちらは、別に怖くはないけれど・・・
むしろ、うさぎさん、お母さんに頼むんじゃなくて自分でてんぷら作るんだ！？＾＾；
とか

うさぎさんちに忍び込もうとするおばけが、小さくなってもぐり込むところに
え・・・そこ。すりぬけできないんだ？
とか

いろいろ大人の頭では思っちゃうけれど、子供はきっと楽しいんだろうなあ。

でも、うちの子供は怖がりだったから（私のDNA受け継いでいるね！）
もしかして、これでも怖がったかも？

ところで、子供が小さかった頃、お気に入りだと思っていた本があるんですが
つい先日その話をしたところ
「あれね～。めっちゃ怖かったわ～」

・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・

喜んでいるとばかり思い何度も何度も読んじゃったのは、もはやいじめ？＾＾；

いがぐりおは　おばけのてんぷら　食べたことある？
いがぐりおをクリックしていただけると嬉しいです。いつもありがとうございます。＾＾／

細やかな人になりたい。

今日は初夏の様な陽気でしたね。
まだ桜も咲いていないと言うのに・・・
というか　今日開花したかも？＾＾；


さて　見かけによらず　生真面目なところがあります。

特に仕事！

大雑把なくせに　きちんと物事を筋道立てて完ぺきにやりたいと思ってしまう。

我ながら、難儀な性格だなあと思います。

細やかな心づかいができ仕事ができる人がこれをやるなら　
皆　納得できるんだと思うのですが・・・

大雑把で適当なくせに　完璧を理想とするなんて面倒くさいですよね？

昭和世代だからかなあ。
まじめにやれば報われる。
とか
なんでも努力しないとダメ。
と教育されてきている。

だからかなあ。

適度に肩の力を抜いてマイペースに
飄々とこなせる人を尊敬すると同時にうらやましいと思う。

まあ　傍から見ればそう見えると言うだけで
実際にはいろんな苦労が隠れているのだと思います。

自分の場合、バタバタしているのがもう丸わかりなので
こんな人生嫌だ～と思います。

でも　こういう人間だから・・・
と　受け止めざるを得ない年代になってまいりました。

性格って　生まれてからの環境に左右されると思っていましたが
オギャーと生まれおちた瞬間に　すでに個性がある。

そう感じたのは　娘を生んだとき。
病院で並ぶ新生児たちを見ていても　百者百様。
見た目は似たような赤ちゃんなんだけれども
ずっと泣いている子もいれば　ほとんど泣かないで寝ている子も。

もちろん　どっちがいいというわけではありません。
いろんな個性があると言う意味です。

つまり自分が　こんな難儀な性格なのも
親の教育や社会の教育の前に　生まれ持った個性によるんだなあと感じました。

なんだか支離滅裂ですね。

それも含めて　今日の気持ちと言うことでお許しください。

いがぐりおは・・・大雑把そうに見えるけど・・・
いがぐりおをクリックしていただけると嬉しいです。いつもありがとうございます。＾＾／

ちょっと疲れが・・・

今日はなんだか　寒かったですね。
明日は　初夏のようなお天気らしい。
皆さま　体調を崩されませんように。

さて　ちょっとお疲れモードです。

なんだろう。
２週間くらい　自分で考えてもしょうがないと分かっていることで　
気分が上がったり　下がったりしていたせいなのかなあ。

それとも気候の変わり目だからでしょうか。

加えて　娘が試験休みから春休みに突入。
いつもと　生活のリズムが違うから　なんとなく落ち着きません。

気疲れってやつでしょうか。

花粉症のつらさが輪をかけている気がする。

いつもは気にならない人の態度が　必要以上に気になり
それによって　また疲れるという負のスパイラルに突入。

「考えすぎはよくない。気楽に行こう！
　自分で思っているほど　人は私のことなんか気にしてないわ。」

と　自分に言い聞かせるんですが　なんか最近　気分の切り替えが難しい。

春だから？
もしかして　これがうわさに効く更年期症状なのぉ？

うーーーん。

４月になると　図書館には　新人さんが沢山入ってくるので
私の様な　『もと』新人でも　シフトが殺人的・・・

人さまに系統だって教えることができるレベルからは程遠いけれども　
１年間　諸先輩方にひたすらお世話になったことを考えれば　
サポートする側に回らなければならない。

３月末時点で　疲れている場合じゃないんですが・・・

ああ　もう寝よ。

いがぐりおは　花粉症じゃないよね？
いがぐりおをクリックしていただけると嬉しいです。いつもありがとうございます。＾＾／

「もりへぞろぞろ」

今日も暖かでしたね。
え・・・土曜日の最高気温26度？
そりゃもう夏でしょ？＾＾；


さて、絵本「もりへぞろぞろ」を読みました。

	もりへぞろぞろ
	近藤 薫美子
	偕成社

いのししが病気になってしまい、何も食べられなくなります。
やまの動物たちは悩んだ挙句、山の奥にあるくらーい森へと行く決心をします。
その森は、「病気が治る」という森なのですが・・・

表紙の隠し絵っぽい感じに魅かれて借りました。

結局森の奥に、化け物がいたようないなかったような。
怖そうでいて、動物たちの挙動が愛らしい。
不思議な絵本でした。

いがぐりおは　動物好き？
いがぐりおをクリックしていただけると嬉しいです。いつもありがとうございます。＾＾／

親って・・・

今日も暖かでしたね～
さすがにダウンはもう着られないなあと思って上着を探しましたが、出てこない。TT

さて　最近　いろいろなことがあって　
親って　どうあればいいんだろうと　考えました。

子供が小さい頃は　あまり悩まなかったんですが
大人になりかけているのを見ると　少しずつ手を離さなくては・・・
と　思いつつ
もう　危なっかしいなあ・・・
と　思い　つい手を差し伸べたくなってしまう。

親って　子供が少しでも楽な道を歩ませたい生き物なのかなと思います。
到達する場所がどこだとしても　できるだけ楽で笑いの多い道を歩ませたい。
しなくていい苦労はさせたくない。

と　思ってしまう。
でも　考えてみれば　親が思うほど　子供は苦労だと思ってないだろうし
若い時の苦労は買ってでもしろ
とも言うし
そもそも正解なんてないのが人生ですよね。

終わってみなきゃ分からなし
もしかしたら　終わってから分かることだってあるかもしれない。

自分の親のことを考えても　百点じゃないにしても
限りなく百点に近い親だったし　今もそうあろうとしてくれていることに感謝しています。

もう　そんなどうでもいいことばっかり心配して～
そんな暇あったら　二人で旅行でも行きなさいよ。

とか　思っているのが子供。（そんあ罰当たりなことを考えているのは私だけ？）
もちろん　親が自分のことは自分で面倒をみるという覚悟をしていること。
つまり　たまには頼ってきても　基本自分の足で立っているという事実。
これは　大きいと思います。

簡単なようで難しいなあと感じます。

子供が大人になってくると
子供にとってどんな親であるかというより
一人の人間としてどんな姿であるか
を見せられるような親にならなきゃいけないのかな？

動物が自分のやり方を見せて子供に教えるように
私の生き様をもって　子供に教えるしかないのかなあ？

とはいえ　私と同じような道を歩めば　きっと苦労するから
やっぱり　楽な道を歩んでほしいと思ってしまう。
堂々めぐりや～TT

もういっそ　反面教師にしてくれ～TT

まあ　そういう方法もあるか。－－；

いがぐりおのお母さんは　どんな人かなあ？
いがぐりおをクリックしていただけると嬉しいです。いつもありがとうございます。＾＾／

「惑星（ホシ）の音」

今日も暖かでしたね。
このまま夏になる気じゃあないだろうなあ・・・


さて　「惑星の音」を読みました。

	惑星(ホシ)の音―広川泰士写真集
	広川 泰士
	マガジンハウス

読みは「ホシ　ノ　オト」。

広川泰士さんの写真集です。
広大な大地や海、空を撮影しています。

読んでいると、なんか音がする。
無音なような気もするけれど、
大地の響きを感じる。
氷河が溶ける音。
岩が砕かれ、砂になる音。
荒廃した砂地に風が通る音。

昔、洞窟にもぐるのが趣味の知り合いがいた。
趣味と言っても、生半可じゃなく、かなり専門的で
未踏の洞窟に足をのばし、どんどんもぐるらしい。
彼は、そこは不安になるくらいの闇であり、無音であると言っていた。
今思うと、大地の中は、無音なのかそれとも音はあるのか？

そこには悠久の時を感じる。

表紙は地球の色、青。
そして、見事な空色に始まり、海と空に終わる。

音のソノリティという短い番組をご存じだろうか。
あれの自然バージョン（人バージョン、生き物バージョンもある）と通じるものがある。

この手の本は高価なので、読まずにいきなり購入するのは難しい。
だからこういう本との出会いを与えてくれる図書館は、
たとえ貸本屋と言われようとも、決して捨てたもんじゃないと思う。

いがぐりおは　どんな音が好き？
いがぐりおをクリックしていただけると嬉しいです。いつもありがとうございます。＾＾／

「嶽神」長谷川卓

今日も暑かったような・・・
燃えているまんじゅうです。

さて　長谷川卓の「嶽神」を読みました。

	嶽神(上) 白銀渡り (講談社文庫)
	長谷川 卓
	講談社

上下巻の感想です。

戦国時代。
武田勝頼が倒れ、武田家は滅びた。
しかし、その三男である若千代は、侍女とその兄である若侍とともに逃げ落ちる。
偶然彼らと知り合い、助けることになったひとり渡りの山のもの、多十。

武田の隠し財産であるご遺金に狙いを定める者たち。
それに絡む忍びたち。

多十たちは、複数のものたちに追われる身となるが・・・・



ひとり渡りとは、しきたりを破ったために集落を追われたもののこと。
だんだん明らかになる多十の過去。

嶽神が「暴れん坊将軍」の様に大活躍するか、
多十が嶽神になるって話かと思いながら読んでいたのですが
どっちも外れでした。
我ながら読みが浅い・・・
ちなみに「嶽神」は山のものたちを束ね、棟梁と尊敬を集める男の中の男！

面白かったです。

言っていいですか。
多十。
渋くてカッコよすぎる。
きっと笑顔も、爽やかで素敵なんだろうなあ。

そもそも若千代たちを助けるきっかけが、もう男だわ～

俳優さんのイメージでいうと、岩城滉一。
あ・・・でも、もっと若いから反町隆史。
いや・・・それも年取りすぎ？
すみません。
若くて渋い俳優さんが分からない。TT

多十たちが迫りくる追手たちを交わすさまを見ながら、ハラハラどきどき。
可愛い若千代と健気な少女蓮を応援しつつ
そして時折、カッコよすぎる多十にうっとり。（もういい？＾＾；）
私の中にわずかに残る乙女心？を刺激されました。

続編の「嶽神伝」も、届いています。楽しみです。
今度は「嶽神」が活躍する話か
多十が「嶽神」になる話かなあ？（もうその読みは捨てろ？＾＾；）

いがぐりおは　無口なほう？
いがぐりおをクリックしていただけると嬉しいです。いつもありがとうございます。＾＾／

「ばななじけん」高畠邦生

今日は　暖かくてさわやか～と思い　マスクをせずに自転車でひとっ走り。
家に戻ったら　花粉の症状が止まりません。
自分がアホだと改めて　感じる今日この頃！

さて　高畠邦生の「ばななじけん」を読みました。

	バナナじけん
	高畠 那生
	BL出版

ある日、トロッコみたいなトラックでバナナを運んでいると
バナナが、ひとつ落ちました。

それを拾ったサルが、食べて皮をぽいっ！
やってきたウサギが、すってこんころりん。
そのつぎやってきたワニが・・・・

想像できる範囲の笑いなんですが、笑える。
そういうつくりになっています。

子供たちは、こういう予想できる展開と繰り返しが大好き！

読み聞かせのとき、
「さあ、どうなるかなあ？」
と聞くと、きらきらした目で
「○×になる～」
と答えてくれます。

というわけで、読み聞かせにもとてもいい絵本だと思います。

いがぐりおは　お母さんに本読んでもらうの好き？
いがぐりおをクリックしていただけると嬉しいです。いつもありがとうございます。＾＾／