まんじゅうのつぶやき

まんじゅうです。読んだ本の感想や日々のできごとの忘備録です。最近栖が変わりました。

「砕かれた鍵」逢坂剛

2014-05-07 20:25:22 | 読書のすすめ
今日はなんとなく爽やかな一日でしたね。


さて 逢坂剛の「砕かれた鍵」を読みました。

砕かれた鍵
逢坂 剛
集英社


さてさて 最初に言っていいですか。
この本、現在放映中のドラマMOZUの原作
百舌シリーズ第三巻です。

これから「百舌の叫ぶ夜」をお読みになる方には
結果的にネタばれとなりますのでご注意を。

・・で百舌シリーズ第三巻。
なのに・・・です。
百舌が登場しないのに百舌シリーズとはこれ如何に?^^;

最寄りの図書館に予約していたら2巻と3巻が一緒に来ました。
遠出の時、そういえば次に予約がついていたよなあと思い
そのうち1冊を持って出たら、不幸にもそれが第三巻。

というわけで、第二巻より第三巻を先に読む羽目に・・・
多分、私の問いに対する答えは2巻に記されているんだろうと
無理やり自分を納得させて読破しました。

警察官の不祥事が続いている中、倉木美希は金の工面に苦労していた。
一人息子の真浩は生まれつき心臓疾患があり
その入院費と今後予定されている手術のためであった。
夫の尚武は、警視に出世し、警察内部の悪事を追求する監察官となっていた。
しかし、息子の件に関して、夫は協力的とは言えなかった。

そんな中、病院で爆発が起き、息子と美希の母が巻き込まれて死亡。
美希は我を見失い、犯人を殺してやると決意して捜査に乗り出すが・・・


あれ・・・倉木美希・・・倉木倉木・・・
美希美希・・・ん?あの二人いつの間に結婚してるんだ?
私が2巻を読み飛ばしたばっかりに・・・・^^;


休憩時間に本を読みます。
休憩場所は他の人もいるし
10分足らずしか読めないので、選書には苦労します。
できれば3分くらいでどっぷり本の世界に入りたい。

しかし、あっという間に入りこめるものと入りこめないものに分かれます。
本書はまぎれもなく前者。
ただし、気づくと10分がたち・・・
後ろ髪を引かれる思いで本を閉じなければならないという副作用つきです。

最後までぐいぐいと引っ張って読ませる筆力には脱帽です。
しかし…百舌どこ行ったんだ~TT
そして本書で、百舌なき今?主役と思っていた人も死亡。

この先も続いている百舌シリーズ。
一体どう進んでいくのか、いろんな意味で早く読みたい。
え・・・次巻タイトルは『よみがえる百舌』?
百舌よみがえるんかいっ!

とりあえず、2巻を読まないと・・・

いがぐりおは 1巻からじっくり読むタイプ?
いがぐりおをクリックしていただけると嬉しいです。いつもありがとうございます。^^/
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コメント (2)
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