西加奈子「まく子」

今日は暑くなりそうですね。

西加奈子の「まく子」を読みました。

	まく子 (福音館の単行本)
	西加奈子
	福音館書店

「ぼく」こと慧は　ひなびた温泉街に住む11歳。
彼は小さいことからずっと一緒にいる同級生達が　大人になりかかっていることにいらいらする。
何より　自分が大嫌いな村の男たちと同じになっていくのが嫌でたまらない。

そんなある日　美少女のコズエが「オカアサン」といっしょにやってきた。
慧の両親が営む「あかつき館」に「オカアサン」が住み込みで働きだす。
当然コズエも慧が住んでいる寮にやってきた。

コズエの編入で　男子も女子も変わった。
だが一番変なののは　コズエだったということに　やがて慧は気付くのだが・・・・


コズエの変わり具合に 最初ああなんらかの障碍がある子なのかなと思っていたのだが
自体は　もっとすごい方向へ行く。
良い意味で　裏切られる。裏切らまくる。

コズエと一緒にぐるぐるぐるっと回り続け　最後にすっと止まって　また歩きだす。
そんな読後感がいい。

お勧めです。

いがぐりおは　”まいた”ことある？
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近くて遠い

昨日、今日は一日雨。
今日は　肌寒いくらいでした。

さて　皆さん　お気づきかもしれませんが　
活字オタク→漫画も読む→ドラマだけでなくアニメも見る
となります。（そら　あんただけだ？　そうかも・・・）

漫画や若い人向けの本を買おうとすると　アニメイト特典オリジナルペーパー付き・・・
とか　書かれていたりする。

私が学生時代　宇宙戦艦ヤマトやガンダムなどの最盛期で
その当時はそれほどアニメが好きだったわけでもなかったが
アニメ好きの友人に引きずられ　映画館の行列に並ぶことが何回もあった。
（並ぶんですよ。昔の人気映画は・・・！）

当然　伝道師と化した友人に連れられ　アニメイトに行ったこともあった気がする。

アニメイト言われても・・・と思っていたが　近所にないし
オリジナルペーパーがいかがなものか知らないが　作品を買うほどのファンなわけであるから
貰えるなら　もらいたい。
アニメイトが近所にない人の気持ちを分かってくれよ～ＴＴ
と思っていた。

最近　近くのショッピングセンター内にアニメイトが開店した。
娘と買い物に行ったとき　ちょっと寄ったことがあったが
ものすごく狭い敷地に　所せましと物が置かれており
オバサンが気楽に入ったり買い物したりできる雰囲気は全くなかった。

職場で　アニメ好きの同僚（当然かなり年下）とアニメイト特典の話になり
「でも　アニメイト行けないし～」
「え・・・まんじゅうさんちの近くの○×にアニメイトありましたよね？」
「あの店にオバサン１人じゃあ入る勇気ないのよ～娘の付き添いのふりでもしないと」
「え～全然平気だと思いますよ～せっかく同じ値段で特典があるのに　もったいないじゃないですか。」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
近くて遠いアニメイト・・・・

頼む！
本屋にもラーメン屋にも一人で行けるオバサンも　アニメイトには一人で行けない。
アニメイト特典を全員の特典にしてくれ～ＴＴ

と　思うオバサンであった。

いがぐりおは　アニメイト一人で行ける？
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絆

今日は一日雨でしょうか。
蒸し暑そうだなあ・・・ＴＴ

さて　大分前になりますが　ハイキング先で休憩していたら
盲導犬を真近に見る機会がありました。

２頭いて　１頭は黒いラブラドールで　もう１頭は白いシェパードだった。

休憩所で　ご主人様の横に凛と座る２頭は　それはもう賢そうで　そして控え目。
まるで置物のように微動だにせず　お座りしていました。

ご主人様がたちあがるとご主人様をじっと見て　すっと立ちあがり
ご主人様の少し前を静かに歩いて行きました。

最近　地雷探査犬の本を読む機会があり　
犬と人間の間に結ばれる信頼による絆の強さにうならさられました。

あの時の盲導犬達も　別の御主人のもとで修業を積み愛情も一杯もらい
今のご主人様都の間にも深い信頼と愛情があるんだなと感じさせられました。

それはもう　絆と言っていいと思います。

盲導犬にしろ地雷探査犬にしろ　人のために仕事をしてくれるわけですが
そうはいっても　ご主人さまとの間に絆があればこそ。
そして　その絆は　子犬のころに愛情を注いでくれたご主人様と
今のご主人様との両方の間に　同じく持っているもの。

少し前に　盲導犬を刺すという　噴飯もののの行為がありました。
盲導犬は例えどんなに自分がつらくても　一切声をあげないよう訓練されているそうです。
それを知っていて　わざと刺した犯人は　人を刺したのとなんら変わらない罪を犯している。

あの絆を見た後では　そう思わずにはいられません。

いがぐりおは　盲導犬見たことある？
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またか・・・

昨日は暑かったですね。
今日の予報によると　熊谷の最高気温は・・・え・・・３５℃？
まだ　6月も中旬なんだけれども・・・ＴＴ

昨日　その日のうちに終わらせなければならない仕事があったのですが
始めた時間が　遅かったうえに　慣れなくて　初心者ミスを連発。（本当に初心者の仕事）

結局　収拾がつかず　心配してくれた同僚たちをサービス残業につきあわせてしまった。ＴＴ

落ち込んで　車へ行くと　小雨が降っている。
車に乗り込み　走り出すと　なんか違和感が・・・

なんだろう？
と思いつつ　街中なので駐車もできずに　運転を続けていると
「ガクン　ガクン」と尋常じゃないノイズがする。

雨のせい？

いやいやいや。
カーステレオの曲が聞こえないくらいのレベルなんですけど・・・
と　やっと駐車上のあるお店に　入って停めて見た。

見事　後ろのタイヤがパンクしている。
こんな見事にパンクしたの初めて見た。

ガクンガクン言うわけよ。ＴＴ

とりあえず　ディーラーに電話すると　「いろいろ手配するからそこから動くな！」
と言われ　

・・・・っても　結構走っちゃったんですけどね。
むしろ　このまま国道のって　ディーラーへ行こうとしてましたけどね。
でも　まあ　パンクしたまま走ると　車自体を痛めることになると聞いたこともあるし
そもそも　ここまで　見事にパンクしているのを目の当たりにすると　
よくまあ　ここまで　事故らず運転されてきたな！
と　車を褒めてやりたい気分。

お店に事情を説明して　待つこと小一時間。

レンタカー屋さんと　レッカー移動の方がほぼ同時に到着。

どなたもプロフェッショナルで（世の中にはパンクする人が意外と多いのか？）
爽やかで　優しかった。

ところで　常連の方々は　覚えておいでだろうか。
自分で確認したところ　今年の4月30日に　美容院の駐車場に入れようとして
縁石にのりあげ　タイヤがヤバい状態になり　タイヤを交換したばかりである。

30年ほぼ毎日のように　運転しているが　今まで普通の運転でパンクしたことが全くないのに
ここ2カ月で　2回目である。

いや。タイヤが悪いんじゃないの？
って　気になるじゃないですか？

それか　自分の運転が致命的に下手になってきているとか。

今日ディーラーに寄ったら　
「ははは。そういえば　お客様で　1カ月に２回パンクしたって方がいますね。」
と言われた。
何の慰めにもならん。
競えと言うのか？＾＾；

まあ１時間。
仕事で疲れて落ち込んでいるところにパンク。
落ち込む時間がたっぷりあったので
滅茶苦茶落ち込んで　娘に電話で愚痴っていたら
「ママ。反省するのはいいけど　自分を責めるのは違うよ。」
と諭されてしまった。

老いては子に従え・・・なのかな？

いがぐりおは　車運転したことある？
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冲方 丁「天地明察」

今日はなんだか蒸し暑かったですね。
気温はそうでもないんでしょうが・・・

さて　冲方 丁の「天地明察」を読みました。映画にもなったのでご存知の方多いかと思いますが・・・

	天地明察
	冲方 丁
	角川書店(角川グループパブリッシング)

江戸時代　安井算哲（渋川晴海）は、江戸碁方として活動していた。
碁を打つのは嫌いではないとはいえ
晴海が熱中していたのは算術であった。

とある神社の絵馬に難問を次々正答する「関孝和」という人物がいることを知る。
関の縞本に触れ　関がまぎれもなく天才であることを感じる晴海。
思い切って関に出題をするも　無術の誤問（解答がでない問題）であることが判明。

そのことに激しく恥じすべての自信を失った晴海。
幕府の命で北極星の各地観測に赴くことになる。

その後晴海は　新しい暦をつくりだす事業を任され
偶然ではない明察を次々と紡ぎだしていく。

しかし　新しい暦が完璧に出来上がったと思われたその時・・・



晴海は　決してスマートな天才ではない。
天才か秀才かと言われたら　おそらく秀才。

だが　そんな晴海が紆余曲折を繰り返しながら　
正しいものを作り出そうともがく姿は　読んでいる者の胸を打つ。

ついつい身を乗り出して　一緒に応援してしまう。

間違っても間違っても正解を導こうと試行錯誤を繰り返す。

関へ変な問題を出してしまったと落ち込んだまま　赴いた北極星の観測。
同行した建部昌明と伊藤重孝の二人はどもに晴海より年長で
北極星を観測できる場所を算出しろといってくる。

関への誤問で落ち込みすぎの晴海が
「し、しかし、私では、術式でも答えでも誤りをおかすだけで・・・」
と言うと二人は
「それはよい。全霊を尽くして誤答を出すがいい。」
「そうです。そうです。遠慮なく外してください。」
と言う。

やがて晴海は全くの偶然で　極値を当て　「明察！」と言われる。

ここは物語の中盤。でも紛れもない物語の一つの山場。
間違うことは決して恥ではない！と人生の先輩たちが教えてくれる。
そのことがきっかけで　晴海は不屈の試行錯誤を繰り返すことができるようになった気もする。

是非　若い人たちにもお疲れの大人な皆様にも読んでいただきたい。
きっと元気を貰えること請け合いです。

いがぐりおも　間違ってもいいんだよ。間違っていることに気付かないのが恥ずかしいんだけどね。＾＾；
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赤岩の渡し

今日は気持ち良かった昨日より　寒いみたいですね。


さて　日曜がいいかんじの曇りだったので　夫と一緒にサイクリングへ。

というのも夫のロードバイクと一緒に購入したマウンテンバイク。
ここ数年で　3回くらいしか乗ってない。

片道1時間かけて　利根川の土手へ。
赤岩の渡し船のところまで行きました。

風が少しあって　日差しもきつくなく　ちょうどいいサイクリング日和でした。
お父さんのロードバイクに続いて　可愛いチャリだ―達が
「こんにちは～」
と挨拶しながら通り過ぎて行く。

土手沿いの公園には　家族連れがあふれかえっていました。

みんなアウトドアなのね。

赤岩の渡し船の近くで　休憩していたら
私たちより10歳以上は年上下な感じのご夫婦もサイクリングにいらした。

赤船の渡し船で対岸に渡って行かれました。

さあ帰ろうか・・・と言う時になって　その方達がウエストポーチをベンチに忘れているのを発見。
夫が開けさせてもらったら　お財布だのなんだの大事そうなものが・・・

あわてて　渡し船の所に行きましたが　行き会えませんでした。

船頭さんにお願いしてきちゃったけど　持ち主の手に戻ったかなあ。

マウンテンバイクに乗ると前傾姿勢になるので　肩がばりばりに凝るし
お尻が痛いんです。

今回　お尻パッドが入ったアンダーウェアをきて臨んだので　いくらかマシでしたが
昨日　マッサージへ行ったら　肩も足もパンパンですね～と言われました。

気持ち良かったけど　体は疲れました。
登山と一緒だなあ・・・・

また1回くらい行ける機会があるといいなあ。

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気になる・・・

昨日はさわやかな初夏の日でしたね。
今日も同じような予報ですね。

さて　少し前から　気になっている通販がある。
それは　パーフェクトビュー。

	正規品 サンバイザー 2個セット デイ&ナイトバイザー 車用 日よけ 30cm×15cm
	ベストアンサー
	ベストアンサー

車のサンバイザーがもう少し大きかったら？と思うことありませんか？
パーフェクトビューはそんなドライバーの悩みを解決するというもので
結構ＣＭでもやっているので　ご覧になったことのある方も多いかもしれません。

車の運転をしていると、朝日や夕日といった低めの日差しがギラギラしてくると
ものすごく眩しくて運転しづらいのです。
かといって　サンバイザーが大きければ　視界そのものが遮られてしまい前方が見えなくなって危険。

その点　このパーフェクトビューは　色つき透明な板なので　
あまり視界を遮らず日差しは遮るらしい。

ただＴＶショッピングの品物を買ったこともないので　
なかなか手が出なかったのですが
先日　近所のスーパーで見かけたのでした。
さすがパーフェクトビュー。
超車社会群馬に進出してきたな！

夫と一緒に　「どうなんかねえ。」とじっくり商品を見つめてみました。
ただ値段が四〇〇〇円くらいで　試しに買ってみるにはちょっとお高い。

昨日の通勤帰りに　眩しいと思う時があり　ふと前の車を見ると
「使ってた！パーフェクトビュー♪」

思わず　「使い心地いかがですか？」とインタビューしたくなったほど。
運転中だから出来なかったけど。

2枚ついているバイザーの黒と黄色。
使い分けがよく分からない。のと　2枚あることで使いづらくないのかなあと思うのと・・・

すご～く気になっています。

もしすでにお持ちの方がいらしたら　是非使い心地を教えてください。

いがぐりおは　サングラスかけたことある？
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最近の読書

今日も暑くなりそうですね。ＴＴ

さて　最近読書の感想がかけていないので　読んだかどうだか忘れないように
最近読んだ本を記しておきます。
感想も書いていませんが　皆さんが読まれた本はあるでしょうか？


有川浩の「だれもが知ってる小さな国」。

	だれもが知ってる小さな国
	有川 浩,村上 勉
	講談社

羽田圭介の「スクラップアンドビルド」

	スクラップ・アンド・ビルド
	羽田 圭介
	文藝春秋

宮下奈都の「太陽のパスタ、豆のスープ」

	太陽のパスタ、豆のスープ (集英社文庫)
	宮下 奈都
	集英社

榎田ユウリの「妖奇庵夜話　グッドナイトベイビー」

	妖奇庵夜話　グッドナイトベイビー<妖奇庵夜話> (角川ホラー文庫)
	中村 明日美子
	KADOKAWA / 角川書店

輪渡颯介の「夢の猫」

	夢の猫 古道具屋 皆塵堂
	輪渡 颯介
	講談社

高里椎奈の「うちの執事がいうことには」

	うちの執事が言うことには (角川文庫)
	高里 椎奈
	KADOKAWA/角川書店

	うちの執事が言うことには (2) (角川文庫)
	佐原 ミズ
	KADOKAWA/角川書店

三浦しをんの「あの家に暮らす四人の女」

	あの家に暮らす四人の女
	三浦　しをん
	中央公論新社

今読んでいるのが冲方 丁の「天地明察」です。
まだ物語序盤ですが　楽しみ！

	天地明察
	冲方 丁
	角川書店(角川グループパブリッシング)

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