今日の108円

1日1冊108円・・・・・・最近そうでもない。

明稜帝梧桐勢十郎 1 転校生青木速太 かずはじめ 1998年5月6日 集英社

2015-10-26 06:54:56 | 明稜帝 梧桐勢十郎
裏表紙のあらすじが無い頃のジャンプ作品を読んでみようシリーズ。



案件1 転校生青木速太

速太 朝 学校へ行くまでの重く苦しい道のり
 これは いつの時代もいつの季節も関係なく新しい学校に行くという今日でさえも苦しい・・・
そんな高校1年生・青木速太がー


不良A「マジ切れてんだよ今」
 「ブッ殺してやるぜ梧桐・・・

速太、不良B「!」

梧桐「偶然だなオレも今むかついたところだ」
『悪魔』にー出会ったー。


明稜高校に登校した速太は、教師に言われるがまま生徒会へ向かう。
速太は頼まれたら断れない子。
生徒会室にいたのは、3年生のクリフォード・ローヤーことクリフ。
クリフ「速太君と言ったね」
 「まだ だれも来ないうちに君だけには真実を教えておこう」
ほほう?


クリフ「やつが生徒会長としてやっている事と言えば自分の権力を誇示し えばっているだけだ あげくの果てには大のもめ事好きときてる」
 「他人の不幸はもちろん人のもめ事には必ず顔をつっこむ変態だよ」
 「自分が退屈になると人をいびって遊びはじめる
 そう!!梧桐勢十郎はクソ外道だ!!
クリフー、うしろ、うしr


梧桐「オレが明稜高校二十六代目生徒会会長梧桐勢十郎だ」
朝見かけた『悪魔』が会長だなんて・・・・・・!


速太 だめだ逃げなきゃ
 ここは僕の世界じゃない・・・
速太、逃げてー


????「セージ」
 「青木君が待っているわ」

速太 あ・・・
梧桐「伊織来たかでは始める」
伊織「ええ」
副会長で速太と同じクラスの伊織佳澄登場。
この一瞬の好き隙が、速太の明稜高校生活を決めることに。


梧桐「新しいのがいなくて ちょうど退屈していたところだ」
((;゜д゜))

速太を待っていたのは理不尽な下僕生活・・・・・・
それでも速太は・・・・・・
速太 やめるなんて言ったら彼は僕を傷つけはじめる・・・
 それだけはいやだ・・・だからガマンする
 結局どこまで逃げても僕を放っておいてくれるところはないんだ・・・
(´・ω・`)


そんなところに最悪の追い撃ちが。
不良(金髪)「似合うじゃ~ん新しい制服」
 「速太君」
不良(金髪)「なめたマネしやがって」
速太「~・・・」
 「金と楽しみがなくなっちまったじゃねーか
 「コラァ
 「あぁ!?
速太・・・・・・


速太 逃げられなかった・・・
 学校に行けば梧桐さんがいる・・・ 外に出れば あいつらが待ってる・・・
 もう・・・どこにも逃げられない
できるだけ梧桐を避けようとはしたものの、
あの『悪魔』相手にそんなことはもちろん不可能な訳で・・・・・・

ついに梧桐に追い詰められる。
速太「なんで・・・なんで みんな僕を・・・」
 「僕は何もしてないのに」
梧桐「何もしないからだ
せやかて工藤梧桐!


速太 そうだ逃げるんだ
伊織「窓・・・しめていい?」
え、天使?
・・・・・・現実に「伊織はいない」からなぁ。


速太「僕は・・・梧桐さんみたいに強くありません・・・」
 「何もしないんじゃなくて・・・何もできないんです・・・」
伊織「セージも最初から強かったわけではないわ」
伊織「彼も自分を表現するのが苦手なの」
 「だいぶ過激だけどこれが勢十郎の友情の表現なのよ許してね」
 「ああ見えても青木君の一生懸命で素直なところ気に入ってるみたい」
ツンデレってレベルじゃねーぞ!


下校途中、やっぱり現れた『西和台の空手部くずれ』。
回想梧桐 何もしないからだ



速太「もういやだ」
 「僕はおもちゃじゃないんだ人間なんだよ」
言った!!

そしてボコボコにされる速太。
速太 こんなのもういやなのに
 僕はなんで何もできないんだよ
 くやしいよ・・・・・・・・・
 くやしい!!
理不尽・・・・・・
所詮弱者が抗うことなど許されないのか・・・・・・?

不良(金髪)「!」
不良(黒髪)「なんだぁテメーわ」
梧桐「通りすがりの生徒会長だ」
ああっ!
さらに『悪魔』まで来てしまった!
もうおしまいじゃー


梧桐「青木はオレの生徒会の人間だ」
 オレは自分のものを壊されるのが一番 気に入らない
梧桐「死ね」
キャー梧桐さーん!


梧桐「勘違いするなオレはおまえなどどうでもよかったのだ」
 「弱い分際で弱い者をいたぶるバカ者にムカツイただけだ」
ツンデレかっ!


2日後――
速太 こうして僕は明稜高校の生徒会の一員になったのだった
助けてくれてありがとーはともかく、
下僕生活に自ら戻るのはやっぱり・・・・・・そういうことだよね?




案件2 部活間闘争

梧桐オレは最近運動不足だからなぁ
速太 梧桐さんて・・・
 まさかちゃんと考えてやってたんだろうか・・・
いやいやいや、全然イイ話ではないからね?




案件3 クリフのゆううつ

クリフ「ハァー・・・」
速太「一体どうしたんですか」
クリフ「ハァ・・・実は・・・・・・」
速太恋煩い!?
「はぁ」で変換すると「( ゜Д゜)ハァ?」と「(´Д`)ハァ…」が出てきよる。

お相手の「けーこちゃん」は恋多き女の子。
クリフは不安で仕方ありません。

こんな面白い話、あの男が放っておくはずもなく・・・・・・
梧桐「要は あの女がクリフと真剣につき合うようになればいいのだろう?」
速太「えっ何かいい方法でも!?
梧桐「他の男を皆殺しにすれば残りはクリフだけだ
天才現る

有言実行の男・梧桐の策が功を奏し・・・・・・
クリフ「彼女のお友達が次々と消えていくんだって」
 「ボク相談されたんだけど まったく分かんないよね」
クリフ「でも おかげで彼女といられる時間が少し長くなったんだ」
 「ちょっとうれしいよ」
ま、まぁよかったんじゃあないでしょうか。

ところが、速太は目撃してしまうのです・・・・・・
速太 そんな・・・
 クリフさんはあんなに真剣なのに・・・ あんまりだ・・・
うーん・・・・・・
「そういうの」を選んでるのはクリフ自身だしねぇ(´・ω・)


クリフ「セージ 君が圭子ちゃんと他の男を全部しりぞけてくれたって速太君から聞いたよ」
 「ありがとう」
 「最初はどうなる事かと思ったけど」
 「これでボクが正式に・・・」
お、おう・・・・・・


梧桐「あと一人おまえが残っている」
クリフ
色ボケにてんちゅー・・・・・・?


梧桐「おまえは自分でやれ」




速太 またいつもの生徒会に戻った
回転率を考えるにそれ含めて『いつもの生徒会』じゃね?




案件4 教師里神楽

里神楽 つぶす
 生徒会!!
 梧桐勢十郎!!
教育に燃える新任教師・里神楽。
熱くなりすぎてイヤミが出てくるところがタマにキズ。

梧桐「おもしろい
 その挑戦受けて立つ
梧桐対里神楽の結末は・・・・・・!?


梧桐「〆切は待ってくれんぞーーかけ~~かけ~」
ブンヤは大変だナー。





案件5 伊織家新年会

梧桐それはオレの肉だ――!!!
いやっふぅー!


梧桐「ちょっとだけなら待っててやる」
梧桐、マジ、イケメン。




案件6 四天王半屋工

不良A「ねー君明稜だろ?」
????「そうだよ」
不良B「そこの生徒会長の梧桐勢十郎・・・って知ってるよね
 おしっ こういう軽い派手なタイプはいけると思った
 梧桐の名を出せば みんなそろいもそろってビビりやがるぜ
 「実はオレ達梧桐のダチなんだけどね」
虎の威を借るなんとやら。
今まで、これでうまくいったんだろうネ。


????「オレもやつなら小学校時から知ってるけど」
 「あんな目障りな存在」
 「いつだって殺してやりてーとしか思ってないよ」
 「こんな風に」
どんな風にかは、買って読んでネ!



クリフ「だれが言ったか~~いづこで生まれたか~~まったくのナゾでござりまするが~~
 「「この学校にはぁ生徒の間で有名ぇ~~~~な呼び名があってござ~~~~い
うぜぇwww

クリフ「明稜四天王は明稜帝の次に位置する人達だよ」
 「明稜帝はいわずとしれたセージこと梧桐勢十郎」
 「その次に強くてやばくて権力があると言われている四人が明稜四天王なわけ」
そのシステムはいつ始まったんだよw

で、さっきの「????」はその四天王が1人、半屋工であると。
クリフ「結構有名な話なんだけどね」
 「セージのいるとこでこの話すると怒るから言えないけど」
 すごい犬猿の仲で昔から目が合っただけでケンカしてたらしいんだ」
(´・∀・`)ヘー


クリフ「ちなみに半屋君はノドの下に小さいイレズミをしてるからすぐ分かる」
あっ・・・・・・(察し)


梧桐のお使いで図書館に行った速太。
その帰り道で見事にフラグを回収せり。
速太 この人・・・タバコのニオイがする・・・

 
 入れ墨・・・のどの下・・・!?
 「!」
( ゜д゜)!?

哀れ速太は・・・・・・
梧桐「学校の処分など知った事か」
 オレが校則だ
 「やったやつぶち殺す!!!
おおっ、『!!!』。
速太のことは肉と同じくらい大切に思っていたんだね!




案件7 処刑計画

半屋ブッ殺・・・
 「す・・・」
 「~!!?」
m9(^Д^)プギャーwwwwww

翌朝、工業科の朝礼にて・・・・・・
梧桐「ただいまより明稜高校生徒会会長」
 「明稜帝梧桐勢十郎による」
 「工業科2年C組半屋 工の公開処刑をとり行う
自由すぎるwww


梧桐対半屋が繰り広げられる『案件8』は買って読んでネ!
時間切れだよ!
・・・・・・予想外に時間食ったな(。´・ω・)?

.hack//G.U. Vol.1 死の恐怖 浜崎達也 2007年4月1日 角川書店(2回目)

2015-10-25 06:51:11 | .hack
ひーほー2回目ー。→1回目



第三章 憑神

「ハセヲは三爪痕に負けた」
 ――おれの半年間は無意味だったのか。
「誰にも負けない〝力″――」
 消されればゼロになるデータではない、借り物ではない失うことのないもの。しかし、そんなものをネットゲームに求める自分が愚かしく思え、哀しく、徒労感だけが胸を貫いていった。
八咫とパイの誘いは蹴ったものの、残ったのはレベル1のPCのみ。
これからどうすんべーよ。


マク・アヌを『小動物のようにビクビク』しながらうろつくハセヲ。
そんなハセヲに声をかけたのはー
「あの・・・・・・」
 三日月形の大きな帽子を被り、奇抜な子供服のような衣装を着た一〇歳くらいの子供PCだった。音声変換ソフトがあるからプレイヤーが本当に子供かどうかはわからない。職業は魔導士。PC名は『朔望』と。
 「あの、初心者さん、ですか?」
キタ――(゜∀゜)――!!


お手伝いさせてください!」
「はぁ?」
 思わず息が漏れる。
「ぼく、初心者さんをお手伝いするギルドにいるの。『カナード』っていうの。それで、たくさん助けないといけないの」
親切な子やねぇ(*´▽`*)
最初の街に張り付いているベテラン様は、
色々な意味で【この書き込みは削除されました】って思うけど、この子は許す。

でも、ま、ハセヲは新規じゃないから・・・・・・。
『偽善押し売りプレイ』に見えて、とある人物を思い出すハセヲ。
あかん、それ、フラグや。

 マク・アヌの大運河をまたぐ大橋の欄干に、あの女が立っていた。志乃の贋者。『月の樹』のアトリ。
「PK廃止運動にご協力を!」
そういやアトリの登場をスルーしてたね。
最初にハセヲが(結果的に)助け、かつ榊についてきてハセヲに説教してた子ね。
だってできれば関わりたくな・・・・・・んでもないでーす。

街にいたPKにまで『PK廃止運動』を説き、当然のようにバカにされたアトリ。
すると今度はハセヲをロックオン!
「ハセヲさん!!」
「っ!?」
 アトリの大声が鼓膜をつんざいた。亮は思わずスピーカーに手をやった。
「あなたは『月の樹』のことをなに一つわかっていません! わたしたちは、ネットのコミュニティをよりよくするための工夫を、みんなで考えていきたいんです! お説教とか、そんなんじゃありません! 誰にだって、人に優しくしたい気持ちがあるでしょう? それなのに、すぐ慈善団体とか宗教団体とか、からかって・・・・・・相手を枠にはめて、見下す人こそ人の気持ちがわからない人間だと思う。ちがいますか、ハセヲさん!?」
そうだね、プロテインだね。


「だから、受け取ってください!」

 ――――アトリのメンバーアドレスを手に入れた!
ウワァァァァ((;゜Д゜))ァァァァァァ


「ハセヲさんに『月の樹』を知ってもらいたいんです。わたしが精一杯ご説明しますから」
「話がつながってねぇ・・・・・・」
「お手伝いさせてください!」
 泣きっ面に蜂――後ろから声をかけてきたのは、さっきの幼い魔導士、朔望だった。
『前門のアトリ、後門の朔望』。
「諦めろ」「お前の未来は死だ」

結局ハセヲは2人と冒険に出かけることに。
 損得で考えろ、と。亮は自分に言い聞かせた。
有名な『月の樹』所属のアトリと、初心者支援の『カナード』所属の朔望。
レベル1でありながらPKにロックオンされているハセヲだもんね。
仕方ない、仕方ない。
でも『信念を曲げて』なんて言い方は哀しくなるからやめないカ。


 アトリと望は、ありていにいって下手くそだった。回復のタイミングはあぶなっかしいし、攻撃呪紋を唱えようとしても、モンスターの近くにいるものだから攻撃を受けて詠唱を止められてしまう。おまけにパーティバランスは最悪だ。錬装士、魔導士、呪療士。壁になるべき前衛はレベル1、攻撃の主力になるべき魔導士は判断力のないガキで、呪療士は天然電波ときている。亮はある意味、『The World』をはじめてから最も緊張感のある戦いを強いられていた。
強いられているんだ!
・・・・・・1パーティ3人までって仕様が悪いよねぇ。
「壁」「物理火力」「魔法火力」「回復」で、1パーティ4人は欲しい。
つまりドラクエⅢは至高。

「ベテランが全部片づけて経験値だけ分配」なんてのよりいいとは思うけど、
今のハセヲはガチ新規ではなく、しかも急いでいるのデス。
(ここで、こいつらと、こんなお遊びをしてるよりは――)
『レイヴン』に協力するか、気持ちが揺れ始めたハセヲでありました。


ダンジョンを攻略したころには、『レイヴン』行きを決めていたハセヲ。
街に戻ろうとすると、アトリが突如『音』が聞こえると言い始める。
・・・・・・金星からの電波を受信したっぴ?
「ひとりで行け」
「ハセヲさんもいっしょにです!」
 アトリが断固として言った。なぜ逆ギレされるのか、わからない。
「行きゃぁいいんだろ、行きゃぁ・・・・・・」
 女に強くいわれると断れない自分を、あらためて思い知らされた。
世の中の半分は理不尽で出来ています

アトリに言われるがままに向かった先には・・・・・・『三爪痕の傷跡』がっ!?
ハセヲたちはロストグラウンド、『エルディ・ルー』に転送される。
「あ! あそこに人が・・・・・・」
 見れば――湖の彼方の島にあるクリスタルの大樹の根元に、ひとりのPCが現れた。
 青年のPCだった。長髪に花飾りの帽子を被り、銀の軽鎧をあわせた姿は、気品のある近衛騎士といった見目形だ。職業はおそらく斬刀士。遠すぎてターゲットはできない。
長髪の斬刀士・・・・・・いったい何デュランスなんだ・・・・・・?

見ている内にそのPCは姿を消し、その場には謎の『黒い泡』が残る。
 黒い泡――それは、
(志乃のPCに・・・・・・)
『レイヴン』で見せられたものを思い出すハセヲでしたが・・・・・・


 ――――「あぶないぞ!」

 声が飛んだ。
( ゜д゜)!?


 湖が爆発した。
 仄暗いエルディ・ルーの水底から現れたものは、かつて見たこともない――
「な・・・・・・!?」
 亮は絶句した。
ぎゃーなんだこいつはー

「ッ!?」
 激痛――足が、リアルの足裏をライターで炙られたような痛みを感じた。亮はたちまちパニックに陥った。なんだ。なんだこのリアルの痛みは。これはネットゲームではなかったのか。
ええぇぇぇーー?
驚きのあまり机に足をぶつけたんじゃねーの?


「下がってろ!」
 背後から走ってきた声の主が、ハセヲたちをかばうように前に出た。
〝メイガス″!

 そして光の槍は忽然と顕在した。
おっとー?
そこをゲームや漫画とは大きく変えたのかー。


「はぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああっ!」
 息吹を。
 プレイヤーの昂揚に同調するように、大槍はさらに輝度を増した。
わかるけどなんだかなー

『青髪の重槍士』は謎の敵を撃破。
一体何者なんだ!?
AIDAは『The World』のデータに感染し、プレイヤーの生命さえ脅かす」
 若者は光の大槍を納めると、あらためてハセヲにむきなおった。
「あい、だ・・・・・・」
 あの『レイヴン』の八咫とパイもいっていた、AIDA――
「ほう・・・・・・知ってはいるようだな。未帰還者を生む元凶だ。そのAIDAに対抗できる唯一の〝力″を持つのが、おれたち〝碑文使い″だ」
(´・∀・`)ヘー

謎の敵、そしてそれを倒した謎の『力』について、
『青髪の重槍士』クーンに詰め寄るハセヲ。
ところが。
「槍?」
「?」
 アトリと望が、なんのことか、という感じで疑問符を重ねた。
「・・・・・・・・・・・・? おまえら見てないのか」
( ?ω?)
どういうことだってばよ!


「巫器のことだね」
 クーンは得心したようにハセヲにいった一対一チャットだ。
「アバター・・・・・・?」
「それは、おれたち碑文使いの″でもあるのさ」クーンは曖昧な笑みを漏らすと、心急く亮の気持ちを見透かしたように、つづけた。「あの槍は俺の巫器、憑神槍」
「メイガス・・・・・・?」
単語登録待ったなし。


 三爪痕の情報も得られるかも、とつけ加えて。クーンはハセヲにメンバーアドレスをわたすと、また連絡するといって、その場を去った。
新キャラいっぱいに衝撃の「あばたー」が登場した3章でありました。



なんだか今日は寝すぎ(10時間以上)で頭働かん\(^o^)/
睡眠に時間を使う休日はサイテーの気分だな!ナ!


3回目

.hack//G.U. Vol.1 死の恐怖 浜崎達也 2007年4月1日 角川書店

2015-10-24 07:19:05 | .hack
『The World』――それは1200万人がプレイする世界最大のネットゲーム。ハセヲはそこで、PKKを繰り返し刃を振るい続けていた。全ては、現実で意識を失い続けている少女・志乃を救うため。だがその手がかりである『三爪痕』と出会ったハセヲは謎の力により、レベル1へと引き戻されてしまった! 全てを失ったハセヲは志乃を救うことができるのか!? 『.hack//G.U.』がゲームシナリオを手がけた浜崎達也により、小説となって登場!
裏表紙より。
最近の「.hack熱」は一体どうしたというのだ。
・・・・・・いや、これは最早「爆熱」。
「G.U.」は「ゴッドフィンガー・馬に蹴られて地獄に墜ちろ」なんつtt



プロローグ

 ――取りもどす。すべてを。




第一章 三爪痕

「助け・・・・・・!」
 悲鳴を、つづけざまの罵声が塗り潰した。
キャーPKよー!
もうおしまいよー!

「弱いやつは、リアルでもネットでも狩られるのさ!」
 女斬刀士がいよいよ呪療士に剣をふり上げたとき、岩場から、すべてを俯瞰していた黒い影は舞い降りた。
いよっ、待ってました!


「<死の恐怖>・・・・・・PKKのハセヲかっ!」
 叫んだボルドーが構える間もなく、黒衣の錬装士ハセヲは女斬刀士の背後に立っていた。
主人公キター!


 ベースは銀髪の少年タイプである。しかし人と呼べそうなのは首から上だけ。その躰はまがまがしく呪われていた。鋭い突起で覆われた生体装甲に、長い尾をひきずった姿はまるで太古の剣竜 鎧竜を彷彿とさせた。錬装士として三種類の武器をあやつる3rdフォームまで最大強化した、全体の五%にも満たないレベル100越えの廃人プレイヤー。その存在そのものが、まさに『The World』では、リアルと生活を棄ててゲームに没入する人外の 魔 物 だ。
まさに選ばれし者
うわーすごいなー憧れちゃうナー。


ハセヲが、「中の人」の三崎亮が『魔物』になった理由は『半年前』に遡る。
「・・・・・・PCと同じ名前?」
「ハセヲは、ハセヲ君じゃなかったんだね」
 愉しげな笑み。端で聞いていればまったく意味不明な会話だろう。しかし、それが互いの距離をぐっと近づけた。
 ネットゲームの世界では、自分の分身であるPC『ハセヲ』と『志乃』として。そして二人の関係はリアルへと広がっていくはずだった。亮は告白するつもりだった。恋をしたから。志乃に。だから目の前の、足が竦むほどキレイな年上の彼女に。リアルの志乃に――
( ・∀・)ニヤニヤ
「キレイなお姉さんは好きですか?」ってやつですな。

ただし後に我々読者は、彼女が「少年の純情を弄ぶ魔性の女」だと知るこt


 しかし、あの日が。亮が志乃と話した最後の日だった。
うわーいったいなにがあったんだろー



 世界観も、会話も、取引も、仲間も――すべてのコミュニケーションを拒絶し、いい換えればゲームであることすら否定して、それでも三崎亮は『The World』に留まっていた。亮はハセヲとして『The World』に在らねばならなかった。なぜなら――
「殺意のカタマリのようなPCだな・・・・・・<死の恐怖>のハセヲ君」
危ない宗教集団』的に有名なギルド『月の樹』の幹部・榊が登場だー。
漫画では良い人だった彼、小説ではシステムを超越するのか要注目。

ま、今は『宗教集団』のPK・PKKイクナイ運動に構っているヒマはありませン。
『半年ぶり』にオーヴァンから呼び出しがあったのです!
いざ行かん!
『Δ隠されし 禁断の 聖域 グリーマ・レーヴ大聖堂』へ!
旅路の果てまでも、頭上に星々のかがy

 ――――「このゲームにはふしぎな自律性がある」

 あのときと同じ靴音を響かせて、彼は聖堂に現れた。
かつてハセヲと志乃が所属していたギルド『黄昏の旅団』を率いていた男・オーヴァン登場。
『左腕は異形』である彼の正体とは・・・・・・!?(すっとぼけ)


「三爪痕とまみえる勇気はあるか?」
 色眼鏡の奥に秘めた真意は容易につかめない。
「なに・・・・・・?」
「もうすぐやつがもどってくる・・・・・・この悲劇の舞台に」
「これは、おまえにしか託せないことだ」
ハセヲにそう言い残し立ち去るオーヴァン。

そして入れ替わりに『やつ』が現れる。
 ――――「蒼炎をまとった謎のPK・・・・・・」

「蒼い炎・・・・・・」
ここで会ったが100年目。
廃人のハセヲさん、やっちまってください!


(こいつは・・・・・・?)
 いったいなんだ。蒼い炎から現れたことも、なにもかもが異常だった。亮は奇妙な反応を感じた。これは防御なのか? 様子がおかしい。まるでRPGの強制イベントで無敵のモンスターに挑まされ、敗北を強いられるような徒労感、違和感、予感。
順番は、「予感、違和感、徒労感」の方が社長っぽくていいと思いまス。


 ぐわっ、とツギハギの手が広げられる。
 まばゆい閃光が複雑なデジタルの紋様を綾なすと、直後、亮の脳をゆさぶる衝撃が襲った。
「がぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああッ・・・・・・・・・・・・!」
これはwww
やっぱり文章化の限界って、あるよ。


 そして亮の世界は暗 転した。






第二章 レイヴン

 八ヶ月前。
 三崎亮は、初めて『The World R:2』にログインした。
ログイン直後、ハセヲは、アスタとIyotenという2人組に捕まる
(悪意のある表現)


「うむ。誰にでも初めてのときはある。拙らでよければ、いろいろ教えるでござるよ」
 なぜか時代劇っぽい口調でアスタがいった。
「うんうん。初心者に優しくするのはルール以前のマナーだからね~」
 Iyotenが相づちを打った。
いやー親切な人たちだナー
運がよかったね、ハセヲ!



「錬装士って、いくつも武器、使えるんじゃなかったっけ?」
 キャラクター作成画面の説明にはそう書いてあったはずだが、ハセヲが持っている武器は双剣だけだった。
「そうか、ハセヲは錬装士でござったな」
 アスタが説明した。複数の武器を装備できる錬装士だが、最初に使えるのは一種類だけで、二種類以上の武器を使いこなすにはジョブ・エクステンドと呼ばれる特別なイベントをクリアしなければいけないという。
『特別なイベント』で解禁はともかく、そのイベントが期間限定なのはどうかと思うんです。


「ときに、ハセヲはなぜ錬装士を?」
「いろいろ使えて良さそうだから」
 この返事に、アスタとIyotenはいきなり声を上げて笑いはじめた。
なんでや!
『いろいろ使え』たらカッコいいやろ!
・・・・・・ハセヲはゲームの事前調査をしないタイプっと。


ベテラン2人の支援もあり、ハセヲは無事初めての冒険を終え・・・・・・
「ありがと・・・・・・」
 素直な感謝の気持ちをこめてふりかえったとき、
「!?」
 ディスプレイに映ったのは刃の切っ先だった。
( ゜д゜)!?


「宝箱のアイテムは、きみの獲物・・・・・・」
 刀をちらつかせたIyotenがにやりと笑う。
「拙らの獲物は、きみ~」
 アスタはおどけるようにハセヲを指さした。
つーまーりー・・・・・・


「あっけないねぇ・・・・・・」
「インしたばかりの初心者は、こんなもんでござるか」
\(^o^)/
「くっ糞ゲー!糞ゲーだね!」

でも道中の基本システムの説明は真面目にやってくれていたという・・・・・・
ここまでが「こういうこともあるんだぜ」って解説だと思えなくもない。

ハセヲの死体を蹴り飛ばしながら愉快な気分に浸るアスタとIyoten。
そんな2人を謎の銃戦士が撃ち殺す。
 ――――「Welcome to 『The World』」

 それが亮――ハセヲとオーヴァンの出会いだった。
(´・∀・`)ヘー



時は今に戻る。
『蒼炎をまとった謎のPK』三爪痕に敗れたハセヲ。
なんと中の人の亮は『数時間』意識を失っていた模様。
 三爪痕を逃がすわけにはいかない。この半年間『The World』を彷徨い続け、ようやく見つけた犯人を逃がすわけにはいかなかった。
すぐさまThe Worldに再ログインした亮が目にしたのは・・・・・・


レベル1!?」
 ステータスを確認して絶句する。武器は初期装備。アイテムは空。これまでに入手したすべてのメンバーアドレスも消えていた。
 八ヶ月間が。
 ハセヲとして『The World』で費やした膨大な時間を喪失したのである。
世界が壊れて
しまったので
死にます
さようなら
・・・・・・て、おい。


呆然とするハセヲの前に、謎の拳術士・パイが現れる。
「・・・・・・おれの噂、知ってんだ? なに、あんたおれのファン?」
「子供は趣味じゃない」
「おれもオバサンには興味なし」
くぉらハセヲ!
「御」とか「様」とかつけr


「我々のギルド『レイヴン』なら、あなたの探している三爪痕の情報が得られるかも」
kwsk!


パイに連れられて、ハセヲは『レイヴン』の@HOMEへ。
その先に待っていたのは・・・・・・
「『知識の蛇』へようこそ」
 蓮座が空中で停止すると、妖扇士の男――八咫が、気むずかしそうな若い男の声でいった。『知識の蛇』とは、この謎の空間の名前だろうか。そしてパイの態度から、八咫はおそらく『レイヴン』のギルドマスターと思われた。
「――『The World』には仕様を逸脱したものが存在する」
「?」
「それは事象であったり、対象であったり、様々な表出のしかたをする。本来の『The World』にはないもの。我々は、それらイリーガルなものを総称してAIDAと呼んでいる」
(´・∀・`)ヘー


「AIDAは、まだ一般プレイヤーには知られていない。しかしハセヲ、きみは知っている。そしてAIDAの脅威を――」
 八咫が言葉を切った直後、新たな映像ウィンドウがいくつも開いた。
これは・・・・・・
ハセヲはキレていい。



 ――――オレハココニイル

 否、それは内から響く声であった。 ・・・・・・三崎亮の? いいやハセヲの?
八咫たちはAIDAの件でハセヲに協力を要求、いや強要。
当然ハセヲはお断りいたします( ゜ω゜)


「自分のPCから内なる〝声″を聞いたことはない? その〝力″を制御するすべを持っているのは我々『レイヴン』だけよ」
 
 亮は苛立ちまぎれにハセヲを強制ログアウトさせた。そしてM2Dをむしりとると壁に叩きつけた。
M2D「解せぬ」



ここで2章終了ー。
「某きゅん呼びの似合うキャラ」の出番までもう少しだよ!
でも7時回ったから終わるよ!
漫画よりもゲームに近い・・・・・・?と思わせてからのーという展開が待っているよ!

剣客商売 天魔 池波正太郎 2002年10月20日 新潮社

2015-10-23 06:44:56 | 剣客商売
音もなく小兵衛の前に現れ、「秋山先生に勝つために」、八年ぶりに帰ってきたとうそぶく役者のような若侍の正体は? 次々と道場を襲い相手を一撃のもとに殺していく魔性の天才剣士と秋山父子との死闘を描く表題作。愛弟子に〔なれ合い試合〕の許しを求められ、苦衷を察して許可を与えた小兵衛が、皮肉にもその試合の審判を引き受けることになる「雷神」など全8編。シリーズ第4作。
裏表紙より。
元の本は1974年9月。



雷神

「うふ、ふふ・・・・・・まるで、二日酔いの古狸を見たような面をしていて、実に、まったく見栄えのえぬ男だがな。あの落合孫六は、わしが育てた剣術遣いの中では、まず五本の指に入るやつだよ」
小兵衛がそう評する当人が、『三年ぶり』に姿を見せました。


「実は、先生。このたび、江戸へ出てまいりましたのは・・・・・・先生に、おゆるしを得なくてはならぬ事ができまして・・・・・・」
「ほう・・・・・・何だえ?」
なれ合いの試合を、おゆるし下さいましょうか?」
ちょいとばかり金が必要で、そのために八百長試合を引き受けるらしい。
『なかなか』なんてレベルじゃなく『物堅い』男よの・・・・・・。


「いいとも、ゆるす」
 と、言下に、秋山小兵衛が、
「それで、お前の剣術が役に立つなら、それにこしたことはないさ」
殺し屋的な役立て方よりはいいやね。
話を聞いた大治郎は『嫌な顔』だけど、そのうちわかるよ(何様)。

ところが、何の因果かその『なれ合いの試合』の審判を小兵衛がやることに。
小兵衛が見届けた試合の結果は・・・・・・?
(ど、どうしたのだ?)
 小兵衛も、それを見て、あわてた。
 こんな試合を、はじめて見た。
気の毒な話やで・・・・・・。




箱根細工

 横川彦五郎は、小兵衛同様に、かつて麹町に無外流の道場を構えていた辻平右衛門直正の門人であった。したがって秋山小兵衛とは、同門の剣客なのである。
その彦五郎の体調がよろしくないと聞いた小兵衛は、
大治郎にお見舞いを頼んだのであります。


(このような気楽なこころで、箱根の山をながめるのは、はじめてだ)
 なんとなく、足取りも軽くなってきた。
今回は相手から助けを求められてってわけじゃないからね。

そんな『気楽なこころ』でいた大治郎、謎の浪人と出会うの巻。
(恐ろしい遣い手だ・・・・・・)
 それだけが、はっきりと大治郎の身内につたわってきていた。
あの大治郎が対峙しただけでそこまで・・・・・・
一体何者なのか。


「わしの一生は、まことに、ひどい。ひどすぎる」
後悔先に立たず




夫婦浪人

「そうだ。久しぶりに・・・・・・」
 今夜の小兵衛と宗哲は、酒をのむ間も惜しみ、碁に熱中していたこともあって、それが帰途についたいま、なんとなく物足りない。そこで、あの〔鬼熊酒屋〕のことをおもい出したのであった。
フラリと立ち寄った鬼熊酒屋から物語は始まるのです。


「いいかげんにしてくれ。お前とおれは、もう十五年もいっしょにくっついているのだ。もう、飽き飽きした。たくさんだ」
「ひどい。あまりに、ひどい・・・・・・」
おやおや、どうやら破局を迎えようとしている客がいるようですな・・・・・・


 こう書いてみると、どうしてもこれは、別ればなしでっめている男女の会話に思える。
 ところが、そうではないのだ。
┌(┌ ^o^)┐


『老人の好奇心』を『もてあます』小兵衛、『ひどいの浪人』にちょっかい。
「や・・・・・・ご老人の割には、よう、肉がしまっておられますな。もっと、痩せておられるのか、と、おもうていましたが・・・・・・あ・・・・・・この辺りなど、こりこりした肉置きで・・・・・・」
ロックオン!
・・・・・・小兵衛は1回くらい痛い目を見た方がいいんじゃないっスかね?


 手紙の中に、一両小判が三枚入っていた。
「これは、いかぬ」
 小兵衛は、あわてて隠宅を飛び出した。
あーららー・・・・・・な話。




天魔

「もし・・・・・・もし、秋山先生。私でございます。笹目千代太郎でございます」
昼寝中の小兵衛の前に現れたのは、『役者のような』美男子の若侍・千代太郎。
会うのは『八年ぶり』だとかなんとか。

この近辺の剣術道場に挑むことを伝え、千代太郎は立ち去る。
「とんでもない奴が、舞いもどって来たものじゃ」
千代太郎は、小兵衛の友人の息子。
それだけなら懐かしい間柄のはずが・・・・・・


「あいつが行くところ、血を見ずにはおさまらぬのじゃ。それも無益の血がながれる。武術の試合をして、負けた者が死んだとて、こりゃもう、罪にはならぬ。ゆえに、千代太郎の好むままに血がながれるのじゃよ。わしもな、昨日、あいつが来たとき、ひとおもいに斬って捨てようか、とも考えた。しかし、それも、な。あいつの父親とは、むかし、しごく仲のよい友だちだったこともあるし・・・・・・それに、大治郎。正直に申して、わしが果たして、千代太郎に勝てるか、どうか・・・・・・」
『人間じゃあない』『中身は怪物』ときて『勝てるか、どうか』だって!?

8年前・・・・・・いやそれ以前から、
千代太郎はその魔性の剣を振るって血をながし続けておりました。
「秋山先生。せがれは魔性の生きものでござる。生かしておいては世のためになりませぬ。た、たのみ申す。先生、千代太郎を討って下され」
そう言い残して亡くなった、小兵衛の友人であり千代太郎の父である庄平。
小兵衛はその言葉を胸に千代太郎を叩きのめしたものの、
友人の息子にはトドメを刺すことができず、結果取り逃がしてしまったのです。

九万之助の道場で昔と変わらぬ性を見せた千代太郎は、
いよいよ小兵衛をご指名。

小兵衛が遺言のように『わしが殺られたら』なんて言い出したところで・・・・・・
「闘ってみたいと存じます。生死は別のことにして、これは修業中の私が、ぜひとも為すべきことではないでしょうか」
大治郎、イケメン!

かつてない強敵に、大治郎はどう立ち向かうのか!?
続きは買って読んでね!




約束金二十両

 目ざめているときは、おもっても見たことがない自分を、三冬は夢の中に見出すのである。
kwsk。


「これでもか、これでもか・・・・・・」
( ・∀・)ニヤニヤ


 ま、それはさておいて・・・・・・。
さておかないでよ!
大事なのはそっからでしょうがまったく!まったくなー!



「これも太さん、剣術の極意というものじゃないかな」
太さんはうっかりすぎるよw




他に『鰻坊主』『突発』『老僧狂乱』の3編を収録・・・・・・
だけど時間切れ\(^o^)/
爆破ポイントは減少傾向、かな!

.hack//G.U.+⑤ 原作/浜崎達也 漫画/森田柚花 2009年3月26日 角川書店

2015-10-22 06:24:05 | .hack
「TheWorld」を守りたい――!!
前袖より。
『ついに完結!!』の第5巻!
4巻



第十九話 Cubia

数見「次世代ネットワークの主導権を握ったのはこの数見だ」
おめでとう! カズミは
カミに しんかした!


数見「あはははははは」
 「は・・・・・・・・・」

はいはいおつおつ。


「真の」
 「第三次ネットワーククライシスが始まりました」
予想通り『Cubia』が現れ、これまた予想通り数見にはそれを制御できず。

増殖し続ける『クビアゴモラ』。
直接対抗できるのは、アバターに開眼したアトリのみ。
アトリ「皆さんを守りたくて」
 「無我夢中で・・・」
クーン「ハセヲを守りたくてだよなぁ」
パイ「純ね」
アトリに( ・∀・)ニヤニヤするより、パイの遠い目が哀しくなる。
そういう表情見せるとまたハセヲに言われちゃうよ、おばs



欅「行きましょうあの場所へ」
ハセヲ「え?」
欅「ハセヲさん・・・あなたの物語が始まった場所」
 「そして「The World」の 物語が始まった場所に」
グリーマ・レーブ大聖堂でハセヲを待っているのは・・・・・・?




第二十話 はじまりの場所

ハセオ オーヴァン
 道はどこにある
 旅団のころこんな時あんたは何を標に・・・・・・
クビアを倒す方法を考えるハセヲたち。

しかし・・・・・・
ハセヲ「なっ・・・!」
 「こんな・・・!」

パイ「くっ・・・」
クーン「「The World」は・・・」
 「もう おしまいなのか・・・・・・!?」
遂に大聖堂にまで現れたクビアゴモラの群れ。

もうだめじゃー
おしまいなのじゃー
「物語を紡ぐのは強い想い」
 「他人の想いを束ねるほどの・・・」
 「それが神語りの資格」
アイナ「「The World」が なくなってしまえば・・・・・・」
 「兄さんとは二度と・・・・・・!」

「そう 今」
 「もっとも強い意志を持っているのは――」
・・・・・・おや!?
アイナの ようすが・・・・・・!


アトリ「アイナちゃん・・・・・・?」
ハセヲ「・・・・・・・・・」
アイナ? 夕暮竜を求めて旅立ちし影持つ者永久に帰らず――
ハセヲ いやまさか・・・・・・
 あれは――――
ハセヲ 蒼い・・・
 炎・・・
 「まさか」
そうよ、そのまさかよ!


「7年前の勇者」
 「その名をカイトといいました」
蒼 炎 参 戦 !
そして大聖堂に現れたクビアゴモラを一掃。
キャーカイトさーん!


「これは」
 「神隠しの少女が異界に落ちた兄を捜す物語のようですね」
「道は示された」
ずっと欅様のターン!な解説乙。





第二十一話 影持つ者

パイ「・・・・・・誰かに操られた?」
クーン「いや・・・アバターが」
 「モルガナ因子がクーンに・・・・・・!」
パイ、クーンがアバターを再獲得したところに八咫も合流。

Aura「竜骨山脈を越えしおり――」
 「一同 人語を解する猿に出会う」
 「その猿の問うていわく汝につきまとうものありそのもの およそ汝には耐えがたく受け入れがたきものなり」
 「されど 汝とは不可分の――」
ハセヲ「・・・・・・え?」
 「俺?」
Aura「そのものの名を唱えよ」
Auraちゃんはなぞかけがお好きなようで。

ハセヲにとっての『そのもの』は?
ハセヲ つきまとうもの・・・
 もうひとつの自分――
もう一人の自分。素敵な自分。
受け入れがたく
 しかし不可分の――
俺はココニイル
「スケィィィス!」
【祝】スケィス復活!


ハセヲ「行くぞ!」
 「Cubiaの本体へ!」
反撃だ!




第二十二話 予兆

「さて♪」
アトリ「欅様・・・!?」
ハセヲ「鎌闘士だったのか・・・」
こっちよりも

八咫「Auraは・・・・・・」
 「アイナは私が守ろう」

アイナ「・・・・・・・・・」
ハセヲ「凶器児童ロリコン坊主死狂いゾンビ・・・」
クーン「・・・・・・・・・・・・八咫・・・・・・そのほとばしる若い熱意はどこにあったんだよ・・・」
おk把握した。
とりあえず八咫はアイナからちょっと離れようか。

欅、八咫、そしてカイトがアイナ=Auraの護衛に残り、
ハセヲ、アトリ、パイ、クーンの4人はクビアの下へ突撃!
ハセヲ「クソ数見をCubiaの腹んなかから引きずり出してダミー因子ごとPCをブチ砕く!」
 「んで Cubiaを対消滅」
とてもわかりやすい作戦!


クーン「クーンの意志で」
パイ「パイの意志で」
2人「なしとげてみせる!」
クーン「行け!」
パイ「必ず後から!」
クーン「ハセヲ!」
立ち塞がるクビアゴモラの群れを2人に任せ、
ハセヲとアトリはクビアの本体を目指す。
そこでハセヲを待っている者は・・・・・・?




第二十三話 境界の行軍

八咫「ネットスラムの住人はしぶといぞ・・・」
「面舵いっぱ~い♪」
クビアの猛攻は続く・・・・・・
やばい状況になると、テwンwショwンw上wがwっwてwきwたwってなるよね!


ハセヲ「・・・・・・お前は志乃の代用品じゃねぇ」
 「心を重ねたのは志乃じゃなくて千草だった」
 「だから甘えたんだたぶん」
 「おなじだったから」
 「わかってくれると思ったから」
アトリ「亮がやさしいことは知ってるから」
 「わたしだけは信じるから」
 「あなたと会えた「The World」を守りたい」
ラブラブ天驚拳よろしくラブラブデータドレインで終わるのかナ?


ハセヲ「・・・・・・・・・ッ!!」
そしてKYな感じにラスボス登場!




第二十四話 来たりしもの

八咫「むっ・・・・・・?」
欅「ピコーン♪」
 「未確認データ接近中」
・・・・・・この状況で何でも知ってたな欅が『未確認』だと?


ハセヲ「数見・・・」
 「てめーの精神に訊いてやる」
ふーむ、理想に燃える若者が歪んじゃったわけだいね・・・・・・


ハセヲ「・・・・・・・・・」
 「見つけたぜ」
遂に数見が取り込まれたクビア本体と対峙!




第二十五話 反存在

ハセヲ「――ブチ砕く!」
 「それで対消滅だ!」
こんなキモい奴はちゃっちゃとブチ砕いて、
早くさっきの続き・・・・・・アトリとイチャイチャしようず( ^ω^)


数見 シンジナケレバ
 バツヲアタエル
 混沌の煉獄

ハセヲ 何だ・・・!?
 記憶が・・・
 PCごと・・・
 「やめろぉおおおおっ!」


ざんねん!!
ハセヲの ぼうけんは これで おわって



「よう」
世界一カッコいい「よう」



結末は買えばいいと思うよ!
ヒャッハーフゥーフゥー以外にも見所のある作品でありました。

なお某きゅん呼びが最も似合うキャラの活躍は小説版で!
結局死体だけなんてあんまりだ。