今日の108円

1日1冊108円・・・・・・最近そうでもない。

鋼の錬金術師10 荒川弘 2005年4月11日 スクウェア・エニックス

2015-10-02 07:02:10 | 鋼の錬金術師
主役の座・・・・・・わたすものですか・・・!!






第38話 反撃ののろし

お父様「片付けは終わったのか?」
ラスト「いえまだ報告は・・・」
 「でもネズミの隠れ家は間違い無く突き止められるでしょう」
ラスト「グラトニーとエンヴィーが行っています」
 「失敗は無いでしょう」
自信満々のラストですがー


エンヴィー「くっ・・・」
 「・・・っっそがあ!!!」
 「三回死んだぞ!!!」
【悲報】エンヴィー、ランファンにボコられる

グラトニーはホークアイ中尉を追い詰めているというのに・・・・・・
って、ちょっ・・・・・・中尉危ない!
グラトニー「弾切れ?弾切れ?」
 「それじゃいただきま~~~す」
バチッ
ボッ
ゴン
リザ「た・・・」
 「大佐!!」
キャーマスタング大佐イケメーン!

アルフォンスとリンもその場に到着。
2人の人造人間をリンとランファンに任せ、
大佐組とアルフォンス、そしてバリー(鎧)は逃走するバリー(肉体)を追跡。

バリー(肉体)が逃げ込んだ先は・・・・・・『第三研究所』。
やはり軍が怪しい。
ロイ「よし逃げ込む先を突き止められたら十分な収穫だ」
 「引くぞ」
バリー「げはははははは!!」
ハボック「あ・・・・・・こら!!」
暴走するバリー(鎧)を追ってそのまま突入。
『好都合』と判断して、堂々と乗り込む大佐の判断力・対応力は見習いたいですね。


警護兵「増援を呼びますか?」
ロイ「もう呼んである!」
 「君達は出入り口を守っていてくれ!」
アル「いつ呼んだんですか?」
ロイ「嘘だ」
まったく大人は!これだから大人はなー!

大佐とハボック、アルとホークアイ中尉の二手に分かれ研究所内を進む。
大佐側に現れたのは・・・・・・
ラスト「ひどいわぁ」
 「私とのデートをすっぽかして何してるかと思ったらこんな所に来てたなんて」
 「会いたかったわ」
 「ジャン」
ラストボイン登場!


ラスト「伝説上の代物と言われる術法増幅器・・・・・・・・・」
 「この石を核に造られた人間」
 「それが私達よ」
ひぃぃぃ・・・・・・

戦闘開始直後、文字通り水をかけられて『湿気たマッチ』化したかと思いきやー
ロイ「私の独壇場だろうが」
キャー大佐イケメーン!


ロイ「あの再生力はあなどれん」
 「気をつけろ」
ドス

ロイ「ハボック!!!」
速攻でフラグを回収していくスタイル
・・・・・・って、ハボックやばい!マジでやばい!

そして本気のラストの前に大佐も・・・・・・ぎゃああああで次回。




第39話 錯綜のセントラル

ラスト「私達はあなた達人間より真理に近い存在」
 「進化をとげた新たなる人間の形・・・とでも言っておきましょうか?」
完敗。
術式を仕込んだ発火布の手袋も切り裂かれ・・・・・・

ラスト「目の前で部下が冷たくなって行くのを見ながら」
 「あなたも逝きなさい」
あああああ・・・・・・


一方、アルフォンスとホークアイ中尉はバリー(鎧)を発見。
願い通りバリー(肉体)は仕留めた模様。
バリー「バリーの肉体によそ者の魂をぶち込んだからズレが生じたんだろうよ」
 「元々別だった物同士だ
 「反発して当然だわな」
アル この身体も
 鉄の塊にヒトの魂

衝撃の新情報。
だ、大丈夫だよ!アルフォンスは4年持ってるんだし!
・・・・・・昨日平気だから今日も平気とは限らないんだよねぇ/(^o^)\


ここでリンサイド。
リン「・・・もうヤダこいつ」
 「なぁそろそろ大人しく捕まってくれないかナ」
体術はリンとランファンの方が上みたいだけど、
斬っても突いても死なないのが人造人間。

エンヴィー「グラトニー」
 「人が増えてきた」
グラトニー「うん食べていい?」
こっから本気モードか・・・・・・!?

というところで、
プライド「エンヴィー君はいささか雑すぎる」
 「今日は引いた方が良いでしょう」

謎の存在『プライド』に、大佐組とアルフォンスの動向を知らされ撤退。
『プライド』の正体がわかるのはまだまだ先の話。


研究所内に戻りましてー
ラスト「鎧くん」
 「あなたも困った子ねこんな所に来てしまうなんて」
 「人柱候補を一晩に二人も殺さなきゃならないなんて大損失だわ」
『二人』ダッテ・・・・・・?

バリー「オレ様シカトして何をゴチャゴチャ言ってんでェ!!」
 「続きは断末魔で聞いてやるぜ」
 「ラストさんよォォオオオォォオ!!」
バリーの熱いアプローチ!

なおラストさんのお返事は、
ラスト「うるさい男は嫌いよ」
だそうです。
バリー、次があれば気をつけてネ。


リザ「待って・・・」
 「「人柱を一晩に二人」と言ったわね」
 「まさか・・・」
 「まさか・・・」
ラスト「本当に愚かで弱い」
 「悲しい生き物ね」
ksg。
中尉が愚かだってー?
その発言は許されざるよ、たとえボインであっても!

ラスト「!」
アル「中尉立って」
 「逃げるんだ」
ラスト「困った子ね」
 「先に死にたいの?」
パン
ズッ
ラスト「!!」
ここの「手合せ錬成」は全体でも上位に入るカッコよさ。
でもカッコよさと強さは=ではない・・・・・・

アルフォンスの鎧の体もあっさり貫くラスト。
『最強の矛』の呼び名は伊達じゃなかった。
つまり・・・・・・\(^o^)/
リザ「逃げなさい!!」
 「あなただけでも!!」
アル「いやだ!!」
 「いやなんだよ!!」
 「ボクのせいで・・・」
 「自分の非力のせいで人が死ぬなんてもう沢山だ!!」
 「守れたはずの人が目の前で死んで行くのを見るのは我慢できない!!」



西洋鎧っておいくらかな・・・・・・はっ!?
ここから漫画のタイトルを「鎧の錬金術師」にしよう。


????「よく言ったアルフォンス・エルリック」
一体誰なんだ!?

「一体誰なんだ」と聞かれたら
答えてあげるが世の情け!
ロイ「ようやく跪いたな」
 「人造人間」
大佐キタ―――(゜∀゜)―――!!


ロイ「貴様はこう言ったな」
 「「まだまだ死なない」と」
 「ならば」
 「死ぬまで殺すだけだ」
・・・・・・天才か。


そして何回、何十回、まさか何百回?
止まることない指パッチンの果てに・・・・・・
ラスト「その迷いの無い真っ直ぐな目」
 「好きよ」
 「楽しみね」
 「その目が苦悩にゆがむ日は・・・・・・・・・」
 「すぐ・・・・・・」
 「そこ・・・・・・」

ラスト、逝く。


アルフォンスと大佐組の撤退後、
ついでのような感じに・・・・・・
バリー「ま゛っ・・・」
バリーも逝く。
「ラストにバラされた時に血印までバラバラ」でよかったんじゃ?
(物語上もう使い道なさそうだから)キッチリ殺しとこ感がして哀れ。
ラストの詰めの甘さも強調されて色々と微妙な描写。


ウィンリィ「ばか!」
 「おかえり!」
何はともあれ『反撃』には成功!で次回。




第40話 西の賢者

ブレダ「どうもアームストロング少佐」
 「――とよう大将」
エド「?」
 「?」
 「なんでブレダ少尉?」
エドワードサイド。
筋肉少佐に拉致されてリゼンブールに到着。

待っていたのはブレダ少尉、そしてフーの紹介だという出入国コーディネーター。
え?リン一行ってみつny
エド「で?」
 「どこに行く気だ?」
ブレダ「東だ!」
シン編開幕なのん・・・・・・?


ラストの死を受けて人造人間組は緊急会議。
お父様「ラース・・・」
 「なぜ焔の錬金術師を逃がした」
そう、ラースこと大総統は、あの時すぐ側にいたのです。
戦闘後ボロボロのアルフォンスと大佐組を仕留めるのは容易かったはず。

ブラッドレイ「ロイ・マスタング・・・彼は優しすぎる・・・」
 「それが強さでもあり弱点でもあるのです」
 「扉を開けさせてみせましょう」
大佐はロックオンされたようです。
「優しさ」を『強さ』とも評するブラッドレイは、
ただ人間を見下すだけの他の人造人間とは少し人間の見方が違う模様。


ロックオンされた大佐は、病院で治療を受けつつ作戦会議。
ロイ「予想外のでかいのが釣れたな」
リザ「大きすぎる気もしますが」
ロイ「戦り甲斐があっていいだろう」
 「引き続き君達にはバリバリと働いてもらうぞ」
 「いいな?」
よーし、みんなでがんばろー・・・・・・


ハボック「あー・・・・・・その件ですが」
 「俺一抜けさせてもらいます」
人造人間の撃破という大戦果、何の代償も無しにとはいかなかったのです・・・・・・。



砂漠を進むエドワード御一行様。
かつて『一夜にして滅んだ』というクセルクセス王国跡地に到着。
アメストリスでは『東の賢者』、シンでは『西の賢者』と呼ばれる
錬金術を広めた謎の人物の出身地だとかなんとか。

そんなところでエドワードを待っていたのはー
エド「あ・・・・・・」
回想ロイ「私がいた東部あそこはいいぞ」
 「都会の喧騒もないし」
????「エドワード君!?」
エド「!」
 「・・・・・・・・・ンのクソ大佐・・・!!」
回想ロイ「何より美人が多い」
【祝】ヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪


ブレダ「だいたい怪しまない方がおかしいっての」
 「大勢の目の前でこれ見よがしに連行するわ」
 「軍にとって不名誉である同僚殺しをでかでかと新聞に出すわ・・・」
 「パフォーマンスが過ぎたってこった」
もうやめて!とっくにラストとエンヴィーのライフは0よ!
人造人間組は何から何まで詰めが甘いなぁ。


その頃、リゼンブールに1人の男が「帰還」、いや「帰宅」。
????「ピナコ」
 「俺の家が無い」
ピナコ「・・・・・・・・・・・・・・・ホーエンハイム・・・・・・!!」
ピナコ「ほんとに・・・」
 「昔から何ひとつ変わらないねあんたは」
一体このホームレスは何者なんだ・・・・・・!?で次回。




第41話 小さな人間の傲慢な掌

バリー「やーんごめんなさーい」
 「バーニーちょっとマスタングさんとお話したかっただけなの」
 「ふたりの将来にかかわる大事なお・は・な・し♡」
「ロス少尉脱走~爆殺」のネタバラシ。
しかし惜しい人を亡くしたものだ。


諸々の情報を整理。
さぁこれからどうするんだエドワード!
エド「禁忌を犯したオレ達に協力してくれる人達がいる」
 「怒ってくれる人がいる」
 「だまって支えてくれる人がいる」
 「二人で元の身体に戻ろうと約束した弟がいる」
 「そして事件の事を知ってしまって後戻りできない状況にある」
 「ならば」
 「前に進むしかないじゃないか!」
 「もう誰一人失わない方法で」
 「もし目の前で誰かが犠牲になりそうになったらオレが守る」
決意表明。
これは良い豆。
やっぱりタイトルは「鋼と鎧の錬金術師」で行こう。


王国跡地に残された錬成陣(?)を調べていたエドワードを何者かが襲う。
エド「何か用かい?」
 「言っとくけど金は持って・・・」
 「イシュヴァール人か・・・・・・・・・!!」
曰く、アメストリス人の子どもを人質に世論に一石を・・・・・・

しかし長老格の人物が諫めてその場は収まる。
エド「・・・そんな」
 「理不尽なことがあるかよ・・・」
イシュヴァール人に聞かされた、ウィンリィの両親の死の真実。
エドワードとスカーの間に因縁がまた1つ。


エドワード御一行様はリゼンブールに帰還。
エドワードは右腕の修理のためピナコの元へ。
ママンやウィンリィの両親のお墓参りもしよう、そうしよう・・・・・・
エド 誰だ?
 母さんの墓の前に・・・

エド まさか・・・・・・
 そんな・・・
この「再会」は何をもたらすのか・・・・・・で10巻終了。


時間\(^o^)/
うーん失速気味だなぁ。