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迷狂私酔の日々(再)

明鏡止水とはあまりに遠いこの日々。

【バンコク弾丸日記】02・屋台をはしごする

2012年03月07日 | 旅する。

3月7日 水曜日 (成田→バンコク)

【スワンナバーム空港】

16:32着陸。

イミグレーションの行列がなかなか進まない(帰国時にはこんなものではすまなかったのだが)。バゲージ・クレームを素通り、税関を通過し、出口正面の銀行ATMからVISAのキャッシングで2800バーツをゲット。手数料に150バーツかかったのが不満。

*今後この稿では1バーツ=2.8円でレート換算して表記する。

エアポート・レール・リンク(ARL)の切符はコイン型プラスチックで、パヤー・タイ駅まで45THB(126円)。自動販売機からは100バーツ札できちんとおつりも出た。紙幣を認識するとは優秀だ。アジアの進歩を実感する。17:31発車、電車の窓から離着陸する飛行機が見える。パヤー・タイ駅でARL改札を出てから長い階段を下りた向こうにBTSパヤー・タイ駅があった。

BTSの路線図の一部はこんな感じ、サイアム駅でスクムウィット線とシーロム線が接続する。クルン・トンブリーまで35THB、懐かしい磁気カードの切符だ。

サイアム駅で乗り換えてクロン・トンブリー駅には18:29着。空港からほぼ1時間。夕日がきれいだ。

 

【噂のお値打ちホテル】

めざすホテルはクロン・トンブリー駅からやや東に位置する。駅から歩道橋を下りるとモーターサイやタクシーやソンテウが待ち受け、バス停があった。なんだか新興住宅地のような気配だ。

アタマに叩き込んでおいた地図通りに、楕円形の道に囲まれたエリアがあらわれた。緩やかに曲がる道沿いには趣のある集合住宅が並んでいる。5分も歩くと目的のホテルが見えた。

HOTEL KING ROYAL 2、フロントの短パンをはいたお兄ちゃんはルームキーを差し出して「superior!」と微笑んだ。どうやら部屋をアップグレードしてくれたらしい。

部屋は十分に広く、書き物ができる机も無線LANもテレビも冷蔵庫も湯沸かし器もあり、ミネラルウォーター2本も置いてあった。窓からはBTSが通る高架とその下の大通りを見下ろせる。

 

【夜のバンコクを歩く】

20時過ぎ、ホテルを出る。チャオプラヤー川を渡る船を探すが見つからないので方針変更してBTSでクロン・トンブリー駅からサラディーン駅へ。サラディーン駅から北には高架歩道がつづき、下の道には露天商がひしめいている。

シーロム駅からMRTに乗ってフアラムポーン駅まで行けばチャイナタウンはすぐだが、あえて歩いてみようと思う。

地上に降りてみれば、向こうにラーマ6世像が見えた。ルンピニ公園だ。像に花を捧げ線香を手向けて祈る人、芝生に寝る人、電車があるのに歩く人(ワタシのことだ)。人それぞれである。

バンコクに限らず、日本以外の国では横断歩道に信号がついている場合の方が少ない上に交通量が非常に多いので、道を渡る際には注意力とコツと決断が必要になる。この緊張感がたまらない。

ワット・フアラムポーンはお祭りかと見まがうほどの人出でごった返していた。

その隣の泰国義徳善堂でもたくさんの人たちが祈りを捧げていた。

数々の屋台が歩道を占拠し、MRTサムヤーン駅への入り口は見えなくなっていた。

このあたりから、食事によさそうな屋台が増えてくる。

何を食べようか迷っているうちにフアラムポーン駅前に来てしまった。道を戻って、目星をつけておいた屋台で食べて帰ろう。

 

【麺を食べる】

まずは麺の店でクイッティウ・ナーム(米の麺・汁あり)を頼む。麺は極太のセンヤイ、きしめんのような平たい形をしている。具はルークチン(団子)、食感からするとルークチン・プラー(魚肉のつみれ、中華屋台では「魚丸」)だろうか。

透明なスープがおなかに染み渡る。クセのない、素直なおいしさだ。これで30THB(84円)。

 

【飯を食べる】

肉塊を中華包丁で叩き切っている屋台で足が止まった。目が合うと、「食べていけ!」とばかりに肉を指さした。

「カオ?(ご飯?)」と聞くと激しく頷いたので、食べてみることにする。すすめられるままに座って、待つ間もなく瞬時に目の前に出て来たのは豚肉ぶっかけ飯だった。タレで煮込まれて柔らかくなった豚肉を細く切ってご飯にのせ、高菜のような菜っ葉を添えた上にパクチーが惜しげもなくのっている。たぶん、カオ・カームー(豚足煮込みご飯)の部類か。

このパクチーの香りだけでご飯がすすむ。トロトロの肉とパラパラのご飯と濃厚なタレを一緒にかき込むと、バンコクにやって来た幸せを感じる。

こちらは50THB(140円)だった。

 


【バンコク弾丸日記】01・2012円の真実

2012年03月07日 | 旅する。

【旅の目標】

短い旅行なので、いくつか目標を立ててみた。

1. 荷物を極力少なくして、デイパックひとつで行く。
2. 欲しかった小さめのバックパックをバンコクで買う。
3. 観光よりも「散歩」を楽しむことにして、郊外へ行ってみる。
4. マッサージには行きたいな。
5. プーパッポンカリーをまた食べたい。

さて、どうなることやら。

 

【航空券】

HISの新春キャンペーン「2012円でバンコク往復!燃油サーチャージ込み!」はバンコク単純往復3~4日限定のため、最大でも2泊4日という旅程になる。一般的にも短い、個人的にはいまだかつてない短期日程だが、あえてこのまま行ってみることにしてみた。 

HISへの支払い総額は、6,382円で、その内訳は下記の通り。 

航空券料金:2,012円*燃油サーチャージ込み
現地税:1,830円*バンコク、スワンナバーム空港の使用料に相当
国内空港使用料:2,540円*成田空港分
合計:6,382円(1名様分・諸税込み)

いわゆる「諸費用」は別途ということ。

 

【宿泊】

よさげなところを偶然見つけたので、予約してみた。 agoda(という予約サイト)から予約したホテルは

Hotel King Royal 2

1泊478バーツ×2泊なのだが、請求はドル建てで、
36.58ドル/2997円

レート換算すると「1ドル=81.93円(1バーツ=3.13493724円)」で、ドル/円レートはともかく、バーツ/円のレートで計算するとかなり高い。ホテル自体はBTS駅から徒歩5分、快適(中級クラスのホテルとして)、1泊1500円以下(ちなみに同料金でふたりまで泊れる)で、バンコクでは掘り出し物かと。

 

【出発するまで】

3月6日 火曜日 横浜→成田

今回は成田のT氏宅に前日泊。成田空港からの午前便には一度乗り遅れたトラウマがあるのだが、ここまでくれば安心。沖縄もずくや豆腐ようで泡盛を飲むこと夜半まで。本当にお世話になりました。懸案の荷物と冬衣類も預かっていただけることになり、出発当日は空港まで送っていただきました。こんなラクをしていいんだろうか?

 

【Jet Asia Airways】

気になるキャリアーは「Jet Asia Airways」、2 letter codeで「JF」。HISのwebを読むと「タイで2009年に設立された新しい航空会社です。アセアン諸国を主要就航先として定期便・チャーター便を運行しています。」ということで、成田ーバンコクをHISがチャーターして運航しているもよう。

 

【成田空港から】

 3月7日 水曜日 成田空港→バンコク

「集合時間」(こういう表記がチャーター便ぽい)が出発時刻の2時間半前と異様に早く、しかも着いたらすでにチェックイン待ちの行列ができていた。

パスポートを提示すると、引き換え用紙のようなペラペラの紙を渡されたが、それがボーディングパスだった。すでに座席は印字されていた。預け入れ荷物はないので、1時間ほど空港内を探索してから保安検査、出国手続きを経てゲートに行く。

10:45搭乗開始、バスで運ばれてタラップをのぼると両手を合わせるタイ式挨拶で迎えられた。機内スタッフは全員タイ人らしい。座席に毛布と枕、機材はB767-200、座席は2-3-2タイプ、11:19タキシング、飛行時間は6時間45分を予定、11:48に離陸。

なかなか順調である。

 

【機内は】

LCCとは違い、機内食とソフトドリンクは無料サービス、ただしワイン、ビールは有料(ビジネスクラスは無料)。このバンコク行きでは「チキン&ヌードル or ビーフ&ライス?」という選択ができて、ソフトドリンクもアップル、オレンジ、パイナップルの各種ジュース、スプライト、コーラ、水などがあり、食後にはコーヒーか紅茶か緑茶が出た。エコノミークラスでは標準的なサービスで、とくに文句はない。着陸前には軽食も出たし。

機内誌代わりに「歩くバンコク」が用意されていて、記事はともかく地図が非常に細かくて町歩きに重宝した(中綴じはバラすのが容易なので、即バラバラにして持ち歩いた)。分厚い機内誌よりもずっといいぞ、と心で拍手を送ってみた。監修には下川裕治氏の名前があった。

そういう次第で、安い航空券だからといって立ち席でもなければ食事なしでもなく、普通にフライトを楽しんだのだが、むしろ気になったのは乗客の大半をしめる大学生らしき日本人たちのマナーの方だった。離陸前にリクライニングを倒したり、時差を知らずにいたり、仲間内で騒いだり。

これからの日本が大変、心配だ。