ただいま。［008・沖縄彷徨］

9月28日 月曜日 今帰仁



今帰仁城跡入り口のバス停で迎えのクルマを待っていたら、マーくんが赤いオプティでやって来た。

やぁやぁ、と同じバスで来たゲストと乗り込む。

するとモビリオとすれ違った。

「あれ、もしかして迎え頼みました？」
「もちろん。だから来てくれたんじゃないの？」
「いや、たまたま。あちゃー、電話しなきゃ」



そういうわけで、いつもの結家。



チェックインして、那覇の月光荘でも会ったゲストの車に相乗りして、もとぶMAXVALUでお買い物。

結家に戻ってビーフストロガノフもどきを作る。



マーくんのウクレレに合わせて少しギターを弾き、夕食のセッティングで
「箸が足りない！」
「椅子が足りない！」
と右往左往してなんとか19人の席を作る。


ナミビアに行く人、1年ぶりに同じ3人でやって来た獣医の卵、その他今夜もさまざまな人生が交錯する。



雨が激しくなった。



テラスで少し飲み、獣医の卵たち3人ととまっちゃんで〈海の幸〉へ。



美しき古里1本、ミジュン南蛮漬け、イカ刺身、ガサミ汁までもらってお一人1000円。



請われて、なりやまあやぐ、唐船ドーイ、トゥバラーマを唄三線。



帰り道にはきれいな星が出ていた。

優しいご飯。［007・沖縄彷徨］

9月28日 月曜日 那覇→今帰仁




荷物をパッキングして、〈ごはんやまどか CAFE de コトブキ〉でお昼ご飯。

三枚肉、煮キャベツ、パパイヤとこんにゃくのレモン醤油和え、お揚げとシメジの煮浸し、筑前煮風味噌汁、玄米入りご飯、沢庵、アイスコーヒーで500円。

いつにもまして優しい味がする。ついにまどかの術中にはまったらしい。



顔を見れば
「ビール？」
と誘われるんだが、その手に乗るほど堕落していない………はずだ。



小雨模様が本降りになって、みんな雨に降り込められて店を出られない。



雨の隙を衝いて月光荘に戻り、しばしの別れを告げて旭橋の那覇バスターミナルへ。

111番、高速バス名護行きから名護バスターミナルで乗り換えて66番、今帰仁回りに乗る。



バスは羽地内海をかすめて今帰仁へと向かう。

島旅［006・沖縄彷徨］

9月27日 日曜日 那覇



とまりんまで歩く。埠頭に〈だいとう〉が入港していた。



来月は南北大東島に行く。

電話で10月の運航予定を聞いてみた。



月光荘に戻ってみれば、修行や断食の話に花が咲く。



〈大東そば〉でいつもの焼肉丼セット。

〈ひばり屋〉でいつものアイスカプチーノ。

暗くなるまで長居してしまう。



スーザンが道売りしていたので、少し話す。




月光荘には新しいゲストたち。

夕食は粉もの週間のトドメでうどん。

豆腐、モズク、豚キムチ、煮込みうどん、雑炊、デザートにピオーネでいつもの500円。



ゴリが斜面に建てる癒やしのゲストハウスやコナン・ドイルやナナオ・サカキで盛り上がる。



〈MOON BOW〉にはすなおさんがいて、結家や阿嘉島やトルコの韓国人や沖縄の不動産について意見を交換する。



そして日付は変わり、また新しい１日が始まる………らしい。