迷狂私酔の日々(再)

明鏡止水とはあまりに遠いこの日々。

ガイドブックの功罪

2005年04月27日 | 旅する。
さすがに、旅行を前に少しあせってきたので、蔵書から本を当たっていく。
「蔵書」といっても、雑誌編集をしていたときに、会社で買ってあった「地球の歩き方」だったりする。
ちなみに、これは廃棄処分になるところをもらったもんです。やましいところはありまっせん。

ガイドブック、とくに「歩き方」はよく攻撃されるが、私に言わせれば、ガイドブックに頼る方が間違いである。
昔の「歩き方」は、両論併記、データと読者の感想を載せて、あとは勝手にやってくれ、という感じだったが、いまや守る立場になったのか、あとから何か文句つけられそうなところは最初から避けている。

ともあれ、ほぼ毎年更新するガイドブックのシリーズなんて世界でも珍しいであろう。
私には役に立たない高級ホテルやレストランやブランドショップの情報だらけだとしても。

まあ、旅行前に基本的情報は頭に入れておこう。
ビザが必要か、通貨単位と換算値、政治・宗教の情勢、主な観光地、混雑時期など。
トマスクックの時刻表は、パリに着いたら最新版を買うことにして、当面は去年の版でおおよその計画を立てる。

どーせ、私の旅は出たとこ勝負だし。