現システムは、RDA560というデジチャン付のデジアンで620A+2405Hの3Wayをマルチアンプ駆動している。唯一の欠点としてシャーノイズがツイータである2405Hから出ることです。これはRDA560のネット記事でも時に目にしますのでRDA560の特性に起因している可能性があります。詳細に見てみると左右の2405Hでも差があります。特に右側の2405Hは20KHz付近まで高域が伸びているのですがシャーノイズが若干多い。左側はシャーノイズが出ることは出るのですがピアニシモでも通常視聴位置まで離れると気にならないレベルです。右側の2405Hはそれが若干気になるレベルなので右側を対策することにしました。
1/13赤字追加
1/17 緑字追記 RDA560のレシピー上のゲインは、ウーハー=0db(基準)、同軸ツイータ=ー5db、TW3001最終条件=9dbです。位相は、レシピー上は、ウーハー基準で、同軸ツイータ&TW3001は反転フラグを入れていますが、結線でTW3001は逆相接続しています。
■1)シャーノイズの特徴
①左右の2405Hを比較すると右側が若干大きい。
②右の2405Hは、RDA560のレシピー側のゲインを下げてもシャーノイズが減らない。⇒RDA560のゲインでは対応不可。
③右の2405Hは、F特で20KHz付近のハイエンドが伸びている。
④RDA560に信号が入ってない(つまりプログラムソースが入ってなくてアンプの電源ON時)時は無音。SNー100db状態。プログラムが入ったり切れたりの切れ目ではシャーノイズが出たり止まったりします。またプログラム中でもレベルが一定ではない(スタート時が高い)ような気がします。
■2)シャーノイズの対策
1)の②でRDA560のゲインを下げてもそんなにシャーノイズは下がらないので2405Hではやりようがない。従って絶対感度の小さいツイータで素性の良い物ということで手持ちのTW3001を右側に使うことにしました。
2405H 105db/W/m
TW3001 98db/W/m
■3)各ツイータのF特によるシャーノイズの調査
これは以下。
問題のシャーノイズが若干高いのが左端の2405H(右側ユニット)ですが、中央のシャーノイズの小さい2405H(左側ユニット)と比べて差があるのは青〇を付けた20KHz端です。2405H(右側ユニット)では20KHz付近のピークがありますが中央の2405H(左側ユニット)では見られません。ただ20KHzは聴こえない領域のはずですが、差はこの部分位しか見当たりません。
右端のグラフは、対策として右側ユニットにしようとしているTW3001です。20KHzまでフラットで20KHz付近のピークもありません。理想的なF特です。上段の3)はRDA560のゲインを9dbにして他の2405Hと音圧を合わせています。
■4)TW3001の音圧合わせ
620Aのウーハー&同軸ツイータにTW3001を追加してRDA560のいゲインを変えてほぼフラットになるゲインを決めました。
左上の①はRDA560のゲイン=0db、中央の上②は=3db、下段左③は=6db、下段中央④=9db、下段右⑤=10db です。
高域に行くに従って、若干下がり気味のフラットが好みのF特ですので、下段中央④=9dbをTW3001の標準ゲインとしました。
2405Hの場合は以下です。F特的には2405Hの方がフラットですが、シャーノイズが若干大きいので音質的にはTW3001に軍配が上がります。
■5)TW3001セット後
こんな感じです。左右でツイータが違うというのも一興です。
右の4331Aの上に置いているのが外した2405Hです。
次回は、各ユニットのF特とTW3001の場合の同軸ツイータとのタイムアライメント結果をアップします。
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1/17 緑字追記 RDA560のレシピー上のゲインは、ウーハー=0db(基準)、同軸ツイータ=ー5db、TW3001最終条件=9dbです。位相は、レシピー上は、ウーハー基準で、同軸ツイータ&TW3001は反転フラグを入れていますが、結線でTW3001は逆相接続しています。
■1)シャーノイズの特徴
①左右の2405Hを比較すると右側が若干大きい。
②右の2405Hは、RDA560のレシピー側のゲインを下げてもシャーノイズが減らない。⇒RDA560のゲインでは対応不可。
③右の2405Hは、F特で20KHz付近のハイエンドが伸びている。
④RDA560に信号が入ってない(つまりプログラムソースが入ってなくてアンプの電源ON時)時は無音。SNー100db状態。プログラムが入ったり切れたりの切れ目ではシャーノイズが出たり止まったりします。またプログラム中でもレベルが一定ではない(スタート時が高い)ような気がします。
■2)シャーノイズの対策
1)の②でRDA560のゲインを下げてもそんなにシャーノイズは下がらないので2405Hではやりようがない。従って絶対感度の小さいツイータで素性の良い物ということで手持ちのTW3001を右側に使うことにしました。
2405H 105db/W/m
TW3001 98db/W/m
■3)各ツイータのF特によるシャーノイズの調査
これは以下。
問題のシャーノイズが若干高いのが左端の2405H(右側ユニット)ですが、中央のシャーノイズの小さい2405H(左側ユニット)と比べて差があるのは青〇を付けた20KHz端です。2405H(右側ユニット)では20KHz付近のピークがありますが中央の2405H(左側ユニット)では見られません。ただ20KHzは聴こえない領域のはずですが、差はこの部分位しか見当たりません。
右端のグラフは、対策として右側ユニットにしようとしているTW3001です。20KHzまでフラットで20KHz付近のピークもありません。理想的なF特です。上段の3)はRDA560のゲインを9dbにして他の2405Hと音圧を合わせています。
■4)TW3001の音圧合わせ
620Aのウーハー&同軸ツイータにTW3001を追加してRDA560のいゲインを変えてほぼフラットになるゲインを決めました。
左上の①はRDA560のゲイン=0db、中央の上②は=3db、下段左③は=6db、下段中央④=9db、下段右⑤=10db です。
高域に行くに従って、若干下がり気味のフラットが好みのF特ですので、下段中央④=9dbをTW3001の標準ゲインとしました。
2405Hの場合は以下です。F特的には2405Hの方がフラットですが、シャーノイズが若干大きいので音質的にはTW3001に軍配が上がります。
■5)TW3001セット後
こんな感じです。左右でツイータが違うというのも一興です。
右の4331Aの上に置いているのが外した2405Hです。
次回は、各ユニットのF特とTW3001の場合の同軸ツイータとのタイムアライメント結果をアップします。
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