オーディオ彷徨録~JBL4331AからALTEC620A~

今までのオーディオの改良や音楽の遍歴に、今後の改善も紹介。いい音に繋がる方法を色々模索したことや、好きな音楽を紹介する。

今日は、二フレルで家族サービス ~Night Lights を紹介~

2017-01-29 18:15:05 | 日記
 今日は、オヤジとして、家族サービスデイでしたので、エキスポシティ(車で、~15分)に行ってきました。
 日曜日は、ジャズでも聴いていたいのですが、いつもいつもでは、妻も、娘も爆発です。たまにはということで出かけました。
昼飯は、店内に入れるとこはどこも混んでいたので、大起水産?だったかな、その店で、外のテーブルでしたが880円の上・海鮮丼を食べました。これが、ここでは安い方で意外に美味しかった。味噌汁のも美味しいし、ご飯もあったかくて、外が寒かったですが、あったまりました。でも20分待ちましたが。今時ですね、隣のテーブルで中国人の観光客が全員うなぎ丼を食べていました。リッチ!
 では、まず入ったところから。

 日本一高いとかの観覧車

 ガンダムみたいのが、あります。次は、二フレルという触れ合える、動物園・水族館に行きました。

 これは、BLOW UPの世界

 アメリカカブトガニが意外に早足

 これは、地球上の生物?

 ナポレオンみたいなのと、サメ

 ミノカサゴ

 シーホース、タツノオトシゴ

 広い部屋で直径10m位の球に地球の色んな様子を、CG的に処理して、幻想的に動画として投影していました。流氷?

 星と、蛍(緑)
 
 都会のビル

 人工衛星から見た、アフリカを、ドットで表わす。これは、興味深いので、もっと見ていたかった。

 カメレオン君を撮ると、葉っぱと区別できないので、何枚も没に

 ポルカドッツ何とかと書いていました。ジャズの曲の題名にもあるような

 アルビノ君

 ワニ

 昔、ファミリーランドにいましたが、ホワイトタイガー様のお出ましだ

 あー、ねむた。こいつを眠らせない為に、天井のグレーティングの上で飼育員さんが、ホワイトタイガーのヌイグルミを抱いて、汗だくで歩き回ってます!大変そう

 やはり、猫ですね

 定番のペンギンです。可愛い

 その後、娘と妻は、”ららぽーと” というショッピングパークでお買い物。1日、楽しく過ごせました。一度行かれてはどうでしょう?

 【Night Lights】
 では、本題の、NIGHT LIGHTS を紹介します。これは、ジェリーマリガンというバリトンサックスのソロをジャズにて確立した人の作品です。
 先ずは、ウィッキペディアから経歴を紹介。興味の無い方は、読み飛ばしてください。
■1.【ジェリーマリガン来歴】
 ”アメリカ・ニューヨーク市クイーンズ区生れ、その後オハイオ州マリオンに転居する。
1940年代後半からフィラデルフィアで活動を開始、ギル・エヴァンスとの出会いをきっかけにクロード・ソーンヒルのビッグバンドなどのためにアレンジを本格的に手がけるようになり、二十歳そこそこの若さにして、洗練されたモダンなアレンジで、ソフトなダンスバンドであったソーンヒル楽団のスタイル革新に貢献した。
その経験を活かし、1940年代末には、後にアルバム「クールの誕生 (Birth of Cool) 」として録音がまとめられたマイルス・デイヴィスのビッグ・コンボに参加、バリトンサックスでの演奏の他、「ジェル (Jeru) 」「ミロのヴィーナス (Venus De Milo) 」などの作曲などを担当する。そのほか、モダン・ジャズ・ビッグバンドの代表的存在であるスタン・ケントン・オーケストラにも編曲を提供した。
1952年、カリフォルニア州に移り、トランペットのチェット・ベイカーらとピアノレスカルテットを結成。わずか1年間の活動であったが、リズムセクションに鍵盤楽器が必須とされていたジャズの世界に於いては画期的な出来事であり、この動きがアメリカ西海岸におけるウエストコースト・ジャズの顕在化につながっていくことになる。マリガン・カルテットのデビュー・アルバムである「Gerry Mulligan Quartet」は、「バーニーズ・チューン」などが収められ、大きなヒットとなった。マリガンはウエストコースト・ジャズの中心的人物として西海岸に拠点を置きつつ、ベン・ウェブスター、デイヴ・ブルーベック、セロニアス・モンク、ズート・シムズらと交流を深めていった。
1956年、ニューヨークに戻り、セロニアス・モンク等と共演。1958年には、映画『私は死にたくない』に出演している。

1963年にはアート・ファーマーらをメンバーに招き、リーダー作「ナイト・ライツ (Night Lights) 」を発表。1950年代のプログレッシヴな作品とは異なった静謐なスタイルが貫かれており、彼の代表作となる。ちなみにタイトル曲では、マリガンはピアノを演奏している(後年、CDのボーナストラックとして1965年にマリガンがクラリネットを演奏したテイクも収録されている)。

1980年代に入るとフュージョン色の強い音楽性を指向するようになり、「リトル・ビッグホーン (Little Big Horn) 」などのフュージョンアルバムを発表するようになる。この頃に世界ツアーも行っている。
他に共演者はジーン・クルーパ、チコ・ハミルトン、ボブ・ブルックマイヤー、ジーン・クイル等が挙げられる。

1996年1月20日、膝の外傷が元でコネチカット州ダリエンにて死去。68歳。”

■2.【Night Lightsとの出会い】
 Night Lightsを知ったのは、やはり、油井正一さんのアスペクトジャズからです。その番組で、毎回流れるテーマ曲は、Night Lightsのなかの、”プレリュード・イン・E・マイナー”という、元は、ショパンのピアノの小品です。この曲が、番組のムードにぴったりで、この曲を聴くと、油井さんを思い出します。ジェリーマリガンは、ピアノも弾けるバリトンサックス奏者であり、編曲や作曲もできるオールマイティな人でした。このアルバムも、彼のアレンジャーとしての力量が見事に発揮された作品です。それはそうです、マイルス・デイヴィスのコンボに参加、バリトンサックスでの演奏の他作曲などを担当するキャリアですから。
 では、ジャケットは、下のデザインです。

いかにも夜の都会って感じしませんか?

■3.【Night Lights の紹介】 
 Night Lights 録音:1963年9月12日、10月3日、1965年10月 MERCURY
 【キャッチコピー】
 ジェリー・マリガンはそれまで脇役だったバリトン・サックスで豪快なソロを繰り広げ有名になった人だが、63年録音の本作では、ソフィスティケーションの妙で聴く者を魅了する。ファーマー(tp)、ブルックマイヤー(v-tb)、ホール(g)といった趣味のいい奏者との共演で、あくまでもエレガントに、そして知的かつ繊細なサウンドで聴く者をうっとりとさせる。
このアルバムでは、選曲の親しみやすさも魅力。マリガンがピアノを弾いている表題曲はメロディが美しく、ボサノヴァ< 2 >「カーニヴァルの朝」、ショパンのクラシック曲< 4 >「プレリュード:ホ短調」、それにスタンダードと、どの曲もチャーミングだ。簡単にいうと、ウエスト・コースト・ジャズとクラシックの室内楽をブレンドしたような、スマートで上品なテイスト。それに加え、全体が夜のムードで統一されているのだ。楽器編成もユニークだが、それらを効果的に生かしたアレンジも素晴らしい。イージーリスニング的だけど、イージーリスニングとはひと味違う極上のジャズになっているところが、名盤たるゆえんなのである。(市川正二)
 パーソネル:アート・ファーマー(tp, flh)、ボブ・ブルックマイヤー(v-tb)、ジム・ホール(g)、ビル・クロウ(b)、デイブ・ベイリー(ds)他
■4.【Night Lights の各曲の紹介】 
1. ナイト・ライツ (1963 ヴァージョン)
 マリガンの美しいピアノが聴ける。非常にスローなこの曲は、まさに都会の夜の美しさをバックに流れている感じで、大人な雰囲気に満ちている。
2. カーニヴァルの朝
 映画"黒いオルフェ"の冒頭シーンでオルフェがリオの丘の上で昇る太陽を見ながらギターの弾き歌いで歌う非常に美しい歌で、この映画によりボサノバは一躍世界中に広まりました。二人の恋も祭りの終わりと共に終わった。二人は死によって結ばれ、全てが終わった後、太陽の昇らせることができるというギターで、歌い踊る子供たちの姿が新たなオルフェの到来を予感させた。この屈託のない歌の裏にある虚脱感は何だろう。そんな1956年の映画の歌です。
3. ウィー・スモール・アワーズ 
 マリガンのバリトンととジム・ホールのギターとファーマーのペットのアンサンブルにうっとり。夜のドライブのお供にどうぞ。
4. プレリュード : ホ短調
 アスペクトインジャズの油井さんの太い声を思い出します。全てのアドリブがさらっとしていて品のいいマイナーな曲です。この曲が一番好きです。
5. フェスティヴァル・マイナー
 最初ファーマーのメロディ通りのテーマから始まり、ホールのアドリブが効いたギターから、マリガン~ファーマーのミディアムテンポの熱いアドリブに移る。その後バリトン~ベースの絡み~ペットとバリトンのユニゾン~掛け合い~絡みの構成も見事で、ハモリの掛け合いが特徴的で好きです。アンサンブルの妙。バリトンとペットは結構相性がいいことが実感できる。まあ、マリガン自身も、チェット・ベーカーとのユニットで数々の名演を残しているので、その後ファーマーとも名演となったのも頷けます。
6. テル・ミー・ホエン
 スローテンポの美しいバラード。
7. ナイト・ライツ (1965 ヴァージョン)
 今度は、バリトンサックスでプレイです。どちらもいいですね。私は、こちらが好きです。




コメント
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