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オーディオ彷徨録~JBL4331AからALTEC620A~

今までのオーディオの改良や音楽の遍歴に、今後の改善も紹介。いい音に繋がる方法を色々模索したことや、好きな音楽を紹介する。

JBL4331Aへのスコーカ追加のインパルス応答によるタイムアライメント(R側)

2017-07-13 12:29:27 | タイムアライメント
 7/10にL側のタイムアライメントをインパルス応答で採りましたので、今回は念の為R(右)側も採ってみました。

 ■1)実験風景
 R側は、黒く塗る前ですので、木目です

この写真では、最終的に決めた30cm奥にPE-20を置いていて、後ろに落ちそうなのでHDDを2個PE-20の上手前に重石の目的で置いています。マイクは50cmの距離で、PE-20と2420の中間の高さ84cmにセットしています。

 ■2)実験結果 タイムアライメント (PE-20:800Hz以下、2420:800Hz以上、3131Aネットワーク使用)
 結果は、以下。尚、今回は、実験前にPE-20の+側SP端子に電池の+を付けて、コーン紙が前に出ることを確認しています。

 7/10のL側のデータと同じデータになっています。水色の❍で囲んだPE-20のー波が奥にPE-20を持って行くに従い、2420の鋭いパルスに近づいています。
 次は、もっと奥に持って行った時のデータです。

 これも、7/10のL側と瓜二つのデータです。⑤の30cm奥のデータが、PE-20のー波が、2420のパルスと完全に重なっています。⑤と2420単体の⑧がほぼ同じ波形になっており、アライメントが採れている事が判ります。また、⑦のPE-20単体の波形は、3ms位続いている事が判りますが、これもL側と同じ波形です。

 ■3)実験結果 FFT波形
 これは以下です。比較するのは⑨⑪では赤線(ピークホールド値)ですが、瞬時値の緑線もピーク近くを採っていますので比較できます。

 ⑨は、インパルス応答でのタイムアライメントの最適距離=30cmでのFFT波形です。⑪が620Aの同じFFT波形ですが、こちらの方が、100Hz以下、1KHzと20KHz付近が高くなっています。100Hz以下は、2231Aを付ければ、同じになりますが、1KHzと20KHzは620Aの音色を決めている部分です。現在は、この音が気に入っています。また、⑩がPE-20+2420の正弦波スイープのFFT波形(マイク距離50cm)、⑫が620Aの正弦波スイープのFFT波形(マイク距離10cm)です。⑩(マイク距離は50cm)は低域は、2231Aを追加すればほぼ同じになりますが、ダンピングが同じかは、聴いてみないと判りません。また、20KHz付近は、正弦波スイープのF特では、⑫の620Aの方が、落ちているように見えますが、インパルス応答の⑪と⑨の比較では、⑪の620Aの方が高いです。パルス的な応答を重視したら、実際は、正弦波スイープで高域が高い2420より、パルス応答の高域が高い620Aの方が優秀と言えると思います。

 ■4)まとめ
今回の結果を纏めると、

   月日     方法     L/R  最適位置
  5/1  トーンバースト法   L   29cm(PE-20の接続が内部で逆になっていたので結果的には逆相接続)
  5/22 トーンバースト法   R    6cm(同相接続になっていたと思う。)
  5/31 トーンバースト法   L    4cm(同相接続になっていたと思う。)
  7/10 インパルス応答法   L   30cm(PE-20の接続を逆相に変更)
   7/13 インパルス応答法   R   30cm(PE-20の接続を逆相に変更)

 今後、時間があれば、2420+PE-20に、チャンデバでLPF(クロスは、100~130Hzで、PE-20+2420は垂れ流し)を掛けた2231Aを加えて、聴いてみたいです。620A+2405Hとどう違う音が出るのか、ベースの弾む感じはどう違うか、等興味があります。しかし、今の620A+2405Hが気に入りすぎており、今の定在波が出ないことが確認できているベストポジションを4331Aに譲らなければならないということがあるのでやる気になるかどうかは?です。
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JBL4331Aへのスコーカ追加のインパルス応答によるタイムアライメント(L側)

2017-07-10 12:40:44 | タイムアライメント
 今までは、トーンバースト法でタイムアライメントを採ってきたが、精度の面ではインパルス応答法が優れている。今回は、インパルス応答でタイムアライメントを見た。従来の結果は下記。

   月日     方法     L/R  最適位置
  5/1  トーンバースト法   L   29cm
  5/22 トーンバースト法   R    6cm
  5/31 トーンバースト法   L    4cm(L側のPE-20の接続を逆相に変更)

 ■2)実験風景
 以下のような状況で実験。マイク距離は、50cmとし、高さは、2420とPE-20の中心軸の中間の85cmとした。
 PE-20のみの波形を見るのに、ビニールプチプチで塞いだのが以下。


 ■3)実験結果
 結果は、以下。

 ①は、PE-20を4331Aのバッフル面に置いた場合で、②は、PE-20を従来最適の4cm奥に置いた場合、順に③が15cm奥、④が25cm奥に置いた場合である。①と②で水色の丸を付けた所の波形は、PE-20の応答ですが、ネットワーク3131Aを経由し、800HzでLPFしているので波形は鈍っていますが、水色の丸で示したPE-20のー波がPE-20を奥にするのに従い2420のパルス側に近づいて行くのが良く判ります。次はもっと奥にPE-20を持って行った場合です。

 ⑤は、30cm、⑥は、27cm、⑦は、PE-20,⑧は、2420のインパルス応答です。⑤の30cmでほぼ単体の2420の波形⑧に近い形になっており、30cmがタイムアライメントの合っている位置です。⑦は、PE-20のみをネットワークの3131A経由で駆動した場合ですが、青の楕円で囲んでいますように鈍ったー波形でスタートして、微小な+波がトータル3ms続いています。⑥の27cmでもほぼ合っていますが、水色の楕円で囲んだPE-20のー波の立下りが僅かに顔を出しており、最適波形は、⑤です。これは、5/1に上げた時に、2420のホーン2312の長さが、29.3cmもあり予想値は、31cmと机上計算で予想したのとほぼ同じです。30cm奥は以下のような状態。


 ■4)まとめ
 前書きで記載の経過と、今回の結果を纏めると、

   月日     方法     L/R  最適位置
  5/1  トーンバースト法   L   29cm(PE-20の接続が内部で逆になっていた)
  5/22 トーンバースト法   R    6cm
  5/31 トーンバースト法   L    4cm(PE-20の接続を逆相に変更)
  7/10 インパルス応答法   L   30cm(PE-20の接続を逆相に変更)

 5/1の結果とはほぼ同じですが、この時は、PE-20の箱の中の+ーの接続を逆にしていたのですが、恐らく、これは推測ですが、SP端子には、+-を同相で接続したため、結果的にはJBLがPE-20とは逆相になっており、私が5/31に間違ったと思ったのが実は勘違いで、5/1は正しかったと思っています。やはり、トーンバーストは間違い易いので、インパルス応答の方が、間違わないと言う面でも優秀です。今回は、PE-20のSP端子の+側に、電池の+を評価の最後に繋いで、コーン紙が前に出るのを確認しています。また、⑦も、⑧もースタート波ですので、JBLとPE-20は逆相接続されているのが、これで判断できるというメリットがあります。
 JBLには、意地を張らずに、ALTEC等他のメーカーとボイスコイルの巻き方向を合わせてくれていれば、このような間違いは、起きなかったのにと思います。
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604-8Gと2405Hとのインパルス応答によるタイムアライメントの測定

2017-07-01 09:38:32 | タイムアライメント
今回は、620A(604-8G)と2405Hとのインパルス応答によるタイムアライメントの測定についてです。従来は、トーンバーストで評価してきましたが、よく考えるとインパルスの方が精度が高いかと考えました。
 2018.8.15追記 タイムアライメントについては、最終的には、逆相且つマイクを聴取位置に変えて測定するのが正しいことが判った。これは、2018.6/15アップで説明しています。

 ■1)トーンバースト波とインパルス応答の差
 従来、620A(604-8G)と2405Hとのタイムアライメントは、5KHzのトーンバースト波で評価していました。評価結果は、2405Hを26cm奥に設置するということでした。この場合は、1/2の波長なので、パルス幅は、10KHzに対応した0.1mSです。WG(WaveGene)の+パルスは、前に購入したオシロを紹介したときに測ったのですが、パルス幅は70μS(以下写真)でしたので、約3割は細いパルスで測定できるということになり、その分精度が向上します。


 ■2)実験風景
 これは、同軸ではない2つのユニットの測定になりますので、10cmのマイク距離では不可能です。前にもやったように、お互いのユニットからある程度離れて、且つ等距離と言う条件から、マイク距離は45cm、マイク高さは、104cmとしました。以下写真

 マイク距離90cmまで広げた場合も評価しました。以下

 尚、2405Hについては、超ニアーフィールドでの詳細評価もしましたが、写真は以下。


 ■3)実験データ
 これは、先ず以下のデータから紹介します。

 ①は620Aのバッフル面から15cm奥に設置した時で、順に②が17cm、③が19cm、④が20cmの場合です。この中では、④の20cmの場合が、P-Pの波高値が高く、606-8Gのツイータと2405Hのインパルス波が互いに強め合っていると予想されます。次はもっと奥に設置したデータです。

 ⑤が、21cm、で1cm刻みで奥に設置したデータで、⑧が24cmのデータです。この辺りは、2つのユニットが旨く位相が合っていないように見れます。次にデータを2つ纏めて示します。

 以上を、詳細に吟味した結果、当初26cmとトーンバーストの時と同じと結論しましたが、考え直して20cmが最も2ユニットの波が同相で高めあったフェーズの合った波形となっていると結論しました。トーンバーストの時も、20cmと26cmが同レベルで迷ったのですが、今回も迷いました。決め手は、波形的にはほとんど差は見られないので、■4)で評価した距離による波形劣化を考えるとなるべく手前のデータを優先することとしました。しかし、26cmでも良い様な気もするのですが、一応今は、20cmです。でも、あまり大きな差はありません。

 ■4)空間中を進行する音波の波形変化 (データを7/1、2に取り直して内容を変更しました。)
 上記を測定している時に、前に超ニアーフィールドで各ユニットのインパルス応答を取っていた時と比べて、マイク距離が遠くなると応答波形が変化してくると感じました。そこで、各ユニットのマイク距離10cmと45cmと90cmのインパルス応答波形を比べてみました。マイクは基本ユニットの中心軸上に来るようにしましたが、604-8Gは2cmづらしました。結果は下記。

 ⑯が、2405Hでマイク距離10cm、⑰が45cm、⑱が、90cmの応答です。⑲は604-8Gのマイク距離10cm、⑳が45cm、(22)が90cmです。
 2405Hは、⑯では非常にパルス幅が小さい理想的な応答波形であるのに対し、⑰の45cmの時は、3パルス目以降が若干大きくなっています。(⑱の90cmも同様)この場合は、距離が離れていくに従って付帯波が乱れていくように見えます。

 604-8Gについては、、⑱⑲(22)とマイクを遠ざけるに従って、最初の主応答の+パルスの波高が相対的に下がっています。次にくるーパルスを揃えていますので、最初の+パルスが距離とともに減衰するのは理由は不明ですが変化しています。尚、マイク高さは、マルチセルラホーンの中心から2cm高い84cmにしています。(中心高さの82cmに合わすと、真ん中にある仕切り板の延長線上になり変な反射を受ける可能性があるので少しシフトしました。)

 又、⑯を見ますと、2405HはJBLですのでボイスコイルの巻き方がALTEC含めた一般のメーカーとは逆になりますので、給電は604-8Gとは逆位相で接続しているにもかかわらず、ーパルスでスタートしているように見えます。⑯の水色のマルで囲んだところが+パルスのように読めないでもないですが、小さ過ぎます。⑲の604-8Gの方は、明らかに+パルスで始まっていることが判りますのでこれと⑯も同じように+パルスで始まるはずです。これは、⑩でも、水色のマルで囲んでいます。スペースの関係で、1.5μFのパスコンをー側に付けていますが、電気的には関係ないはずです。この点は、まだ完全に納得できていません。

 尚、単体のユニットとして、2405Hと604-8Gのツイータを比較した場合は、⑯のJBLの方が、⑲の604-8Gのツイータよりレスポンス上は優れています。6/28に上げた2420の応答はもっと優れていました。インパルスレスポンスの形の順番で言うと

 2420>2405H>604-8Gのツイータ

 となりますが、楽器の音がそれらしく、またライブ感がより鮮明になるのは、604-8Gのツイータです。

 ■5)2405Hを26cm⇒20cmに設置位置を変更した時の視聴
 少ししかまだ聴いていませんが、ドーハムのクワイエット・ケニーとかマイルスのマイファニー・ヴァレンタインとか聴いた限りでは、後者のライブ感がより鮮明になったような気がしますが、プラシーヴォかもしれませんね。

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JBL4331Aへのスコーカ追加時のタイムアライメント評価

2017-05-01 22:50:50 | タイムアライメント
 今回は、4/24にアップした表記評価で、タイムアライメントが残っていると書きましたので、そのお話です。その時の結論は、F特は、160Hzのクロスで繋がるということでした。もう少し詳細となると、やはり2420とPE-20のクロスの800Hzでの音源と聴取位置間の時間を双方のユニットで合わせる必要があります。今回低音側は、160Hzですが、波長(210cm)も長く位相差もネグリジブルと考えられますので、上の800Hz(波長43cm)側のタイムアライメントに絞って評価しました。

 ■1)実験風景
 これは、前回と同じですが、今回はより反射波の影響を少なくするよう、マイクの後ろ側に、マットレスを立てかけました。以下写真です。

 左下に少し写っている青いのがマットレスです。PE-20を4331Aのバッフル面から奥にもって行きましたが、30cm位奥にしたのが下の写真。後ろに落ちないように上に重いトランスを乗せました。

 この辺りでタイムアライメントが取れたのですが、32cm以上では問題が発生。後ろに落っこちそうになったので、つっかえ棒をしたのが、以下。

 写真は、37cmと最も奥にした場合です。接続は、以下の構成図で、チャンデバは無しで、2231Aにも何も繫がず、3131A側のみ繫ぎました。アンプは、A-J7です。


 ■2)タイムアライメント値の予想
 JBLの高音側の2420のホーン2312の長さが、29.3cmもあり、それに2420(奥行き9.8cm)が繋がっていますので、ダイヤフラムの位置はバッフル面から36cm~37cm位ではないかと推定します。一方、PE-20のバッフル裏面付けを考慮すると音源は、バッフルから5cm奥と推定するとタイムアライメントの予想値は、両者の差の、31cm~32cmとなります。

 ■3)2420-PE-20のタイムアライメント評価結果
 評価周波数は、クロスの800Hzとしました。結果は以下。

 これは、PE-20の位置が、4331Aのバッフル面から25cmまでのデータです。左上から0cmで、右下が25cmとなっていますが、波形も下側が大きい不均等な波形で、まだ最適ではないことが判ります。更に奥に持っていったのが、以下。

 これを眺めていますと、30cm辺りが、P-Pの値が大きくなっております。28cm~30cmで詳細評価すると29cmがP-P値が大きく、29cmが今回タイムアライメントの合った位置と結論します。上記の予想値31cmより少し短めでしたが、当たらずとも遠からず。

 ■4)タイムアライメント位置辺りでの各ユニットの波形
 これは、下記をご覧ください。周波数は、クロスの800Hzで、パルスデューティ比は、1:24です。尚、800Hzでは、このパルスデューティ比で、PCオシロの波形は、静止します。1波長が1.25msなので24倍すると30msとなり、3ms×10コマがオシロの横軸なので30msで、1周して戻って同期するということですね。
 左上は、PE-20直結(逆相)で、右上は、2231A直結(同相)、左下は、2420+3131A(同相)、右下は両方を3131Aで同相で繋いだ場合です。できれば、2420の直結を見たいのはやまやまですが、それをするには、また2231Aを外して、3131Aか、2420の端子を外さないといけませんが、これが大変ですので、止めておきます。左上は、PE-20直結(逆相)ですが、最初の1パルスは良いのですが、後続の反射波は、奥に置いたせいでしょう。P-P波高値が、3131A経由の両ユニット駆動(右下)より大きいのは驚きです。右上の2231A直結は、ウーハー単独ですが、上限という領域ですので波形も歪んでいます。左下は、2420を3131Aで駆動したのですが、3131Aがあるので、周波数帯が切られている関係で複数パルスになっています。多分単独のサイン波のハイパスフィルターを通した周波数応答をフーリエ変換して、時間関数の正弦波に変換したら複数波応答になるのかな?判る方がおられましたらお教え願えたら嬉しいです。(連続矩形波をフーリエ変換すると、サイン波の奇数n次(n次項は1/n倍)の無限級数になるので、そのアナロジーで予想はできる。垂直な立ち上りは、無限の周波数を含む)この複数波は2420のせいではないです。右下は両方の駆動波形ですが、素直なトーンバースト波形と思います。
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高音タイムアライメントのアッテネーター有無の影響評価

2017-03-25 09:19:52 | タイムアライメント
 前回の結論で、1回目と3回目の6cmの差は、アッテナーターの有無であると推定したので、それが正しいのか実験してみました。
 2018.8.15追記 タイムアライメントについては、最終的には、逆相且つマイクを聴取位置に変えて測定するのが正しいことが判った。これは、2018.6/15アップで説明しています。

 ■1)アッテネーターを外した場合のタイムアライメント評価(トーンバースト法)
 昨日採った結果を下に示します。評価周波数は、オーバーラップの下限の5KHzで、L側のスピーカーです。

 ①は、620Aのバッフル面から14cm、順に②19cm、③20cm、④21cm、⑤22cm、⑥23cm、⑦26cm(ATT有りでのタイムアライメントの採れた位置)、⑧27cm、⑨30cmです。5KHzの波長が、6.8cmですので、その間隔でピーク或いはディップが来るはずです。ここで見ると、③の20cmと、⑦の26cmでピークが来ているのがそれです。
 ③と⑦を詳細に比較しますと、③の方が、P-Pが若干大きいですし、1stパルスに続く、2ndパルスが無いのに対し、⑦の方は、P-Pが若干小さくて2ndパルスが少しですが見られます。従って、タイムアライメントの採れた距離は、③の20cmと結論しました。

 【結論】
 前回、タイムアライメント距離が、1回目で20cm、3回目で26cmとなったのは、ATT有無での差と推定したが、今回実験でそれが確認できた。


 尚、23cmでは、丁度2つのパルスが180度の位相分の時間差で合成されているような波高値の低い波形となっており、その180度離れた距離の20cmと26cmでP-Pが大きくなっているのは理論通りである。また、①の14cmでは、③のタイムアライメント位置から360度時間差が有るので、2パルスに分離しているのが判ります。

 あらためて、ATT有りの前回の評価結果を再度載せますが、これは26cmがP-Pが最大に成っています。
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