Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

法学部におけるフローの喪失とクソな競争

2020年07月05日 07時20分01秒 | Weblog
身体的生活――医師が教える身体感覚の高め方
 「人間が最高のパフォーマンスを長期間にわたり持続的に行うためには、外部評価を動機づけの中心に置くやり方では、いずれ限界が生じる。高いレベルの活動を持続的に行い、そのレベルがさらに向上していく過程では、個人が活動そのものから、すなわち活動を行っているときの自分の内部から喜び、幸福感を得る必要がある。」(p71)

 法学部における犠牲強要とクソな競争で指摘したように、法学部においては、「競争」(端的には試験)が盛んにおこなわれる。
 試験は典型的な「外部評価」だから、これを極めたとしても「フロー」は得られない。
 だが、一部の学生は、「フロー」など必要ないと考えているフシがある。
 自己愛的パーソナリティ障害型の人物は、自己愛を満たすため、ひたすら高い「外部評価」を求める傾向にある。
 だから「競争好き」と評されるわけだが、そのような人物は、「フロー」の追求が競争心の邪魔になると考えている可能性がある。
 ちなみに、この種の「外部評価」を最重視する層は、官民問わずお金に関係のある職業に就く傾向があるように思われる。
 貨幣は「外部評価」のモノサシ、あるいは「外部評価」が化体したものだからだろうか?

 

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