Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

ダンス月間(3)

2024年08月20日 06時30分00秒 | Weblog
 「白鳥の湖」より 黒鳥のパ・ド・ドゥ(ジョン・クランコ振付)
 マッケンジー・ブラウン
 ガブリエル・フィゲレド
 「クオリア」(ウェイン・マクレガー振付)
 ヤスミン・ナグディ
 リース・クラーク
 「アウル・フォールズ」(セバスチャン・クロボーグ振付)
 マリア・コチェトコワ
 ダニール・シムキン
 「くるみ割り人形」(ジャン=クリストフ・マイヨー振付)
 オリガ・スミルノワ
 ヴィクター・カイシェタ
 「アン・ソル」(ジェローム・ロビンズ振付)
 ドロテ・ジルベール
 ユーゴ・マルシャン
 「ハロー」(ジョン・ノイマイヤー振付)
 菅井円加
 アレクサンドル・トルーシュ
⑦ 「マノン」より第1幕の出会いのパ・ド・ドゥ(ケネス・マクミラン振付)
 サラ・ラム
 ウィリアム・ブレイスウェル
 「ル・パルク」(アンジュラン・プレルジョカージュ振付)
 オニール八菜
 ジェルマン・ルーヴェ
⑨ 「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」(ジョージ・バランシン振付)
 永久メイ
 キム・キミン
 「3つのグノシエンヌ」(ハンス・ファン・マーネン振付)
 オリガ・スミルノワ
 ユーゴ・マルシャン
 「スペードの女王」(ローラン・プティ振付)
 マリーヤ・アレクサンドロワ
 ヴラディスラフ・ラントラートフ
 「マーキュリアル・マヌーヴァーズ」(クリストファー・ウィールドン振付)
 シルヴィア・アッツォーニ
 アレクサンドル・リアブコ
 世界初演 「空に浮かぶクジラの影」(ヨースト・フルーエンレイツ振付)
 ジル・ロマン
 小林十市
 「アフター・ザ・レイン」(クリストファー・ウィールドン振付)
 アレッサンドラ・フェリ
 ロベルト・ボッレ
 「シナトラ組曲」(トワイラ・サープ振付)
 ディアナ・ヴィシニョーワ
 マルセロ・ゴメス
 「椿姫」より第1幕のパ・ド・ドゥ(ジョン・ノイマイヤー振付)
 エリサ・バデネス
 フリーデマン・フォーゲル
 「ドン・キホーテ」(マリウス・プティパ振付)
 マリアネラ・ヌニェス
 ワディム・ムンタギロフ

 3年に一度開催される「世界バレエフェスティバル」のAプロは、17演目という豪華なもの。
 14時30分開演で、途中3回の休憩を挟んで、終演は18時25分という、殆ど歌舞伎か文楽のような長丁場だった。
 ちなみに、今回の休憩時間は、20分・15分・15分というものだが、第15回までは休憩時間「10分」というのがあった。
 最短15分になったのは、もしかすると、「これではトイレに行けない」というクレームがあったからなのかもしれない。
 さて、特に目だったところだけ感想を記すと(番号は上記に対応)、
② ヤスミン・ナグディンは「軟体動物」
④ 「ジャンプング・ハグ」から「キス」というシンプルで幸福感に溢れるコリオ
⑥ 「音楽」によって無理やり結びつけられた二人が、最後は解放され「自由」を踊る
⑧ 若いダンサーたちの清潔感とラストにおける「駆け引き」からの解放
⑪ アレクサンドロワの「魔女」感
⑭ 信頼し合う熟年ダンサー二人による観る”癒し”(それにしてもボッレの若く見えること!)
⑯ ラストの「花びら」の象徴的な意味
⑰ ベテランの安定
といったところである。
 ⑰「ドン・キホーテ」について、昨年の「ダンス・マガジン」で、40歳のドロテ・ジルベールは、「もうバジルは踊れないけれど・・・」と語っていた。
 やはり、グラン・フェッテは年を取ってくると難しいのだろう。
 そのバジルを、42歳のマニエヌラ・ヌニェスが踊っているのは凄いことというべきである
 



コメント
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