道端のマムシ

夕方、軽トラで走っていると、

道路上に動くものを発見。

近づいて、よく見ると、「ヘビ」である。

そんなに大きくは無い。

斑点があり、頭が三角。

そして、とぐろを巻いて、鎌首を持ち上げ、

尻尾をブルブル震わせながら、こちらに対して威嚇してくる。

時には、跳びかかろうと歯をむき出している。

まさしく、「マムシ！」毒蛇である。

見つけたところは、職場の前の道路。

民家もすぐ横にある。

このままでは、噛まれる人が出ては一大事。

しかし、怖い。

そして、棒などもない。

誰かを呼んでこようか。どうしようか。

などと、悩んでいる時も、相手は車にむかって、闘志むき出し。

こうなりゃ。車で踏んでやろう。

と決め、車をバックさせた。

そして、もたもたしていると、相手も動き出し、

うまく、タイヤで引けずに、道の横の草むらに入って行ってしまった。

「あ～。しまった！」

職場に帰り、ヘビなどに詳しい元自衛官の方に聞いてみると、

「躊躇せず、ひき殺すべし！」

分かりやすい決断である。

これからは、人命一番で行動し、「必殺一撃マムシ殺し」に努めよう！