毎年、私の住む集落にこの時期「獅子舞」一座がやってきます。
いつもなら4月3日の神武天皇祭のころでしたが、
今年はどうしたのだろうと思っていました。
すると、案内はがきが届きました。
ちょっと遅れてになりましたが、まわってこられるようです。
ここには、「今若宗太夫さん」一行が来られます。
最近では、代替わりをされたのか、若い方になっています。
4月16日は、ちょうど孫が来ている時でした。
近所までまわってこられて、笛や太鼓の音が聞こえます。
上の5歳の孫は、絶対に出て来ません。
怖い、とのこと。
確かに私の小さい時もそうでした。
離れた家の中からこっそりと見ていた記憶があります。
まぁ、仕方なし。
そこで、2歳の下の子をばぁばが抱っこして玄関先へ。
お札を頂戴しました。
そして、舞が始まりました。
軽快な笛と太鼓の音に合わせて、獅子舞が舞います。
そして、いよいよ頭をガブリの時がやってきました。
孫に近づいてきます。
さぁ、泣くか?
いや、緊張の面持ちですが泣きません。
そして、ガブリ。
大ばぁばもガブリ。
続いて、ばぁばも。
最後は、私の禿頭もガブリ。
ちなみに上の孫は、こっそり家の中から見ていました。
さて、どうして獅子舞に頭を噛んでもらうのでしょうか?
昔から賢くなる、と言われてました。
獅子舞には、悪魔祓いや疫病退治の意味があり、
人の頭を噛むことによって、その人に付いた邪気を食べてくれる、とのこと。
悪いことから守ってくれて、ご利益があるらしいです。
特に子供は、厄除けの効果が強くなると言われていて、
学力向上や無病息災、健やかな成長にご利益があるとのこと。
なるほど、これで孫は賢く成長すること間違いなし。
お姉ちゃんも噛んでもらえば良かったのに。
ただ、やっぱり怖いらしいですね。
ということで、私もご利益をしっかりと期待しております。
ありがとうございました。
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