今日、11月15日は私が大好きな坂本龍馬さんの命日です。
慶応3年(1867年)11月15日、坂本さんと中岡慎太郎さんが刺客に襲われて亡くなりました。
京都の醤油問屋の近江屋で、午後8時ころ、十津川藩士と名乗る男たちは、龍馬さんに面会を求めました。
取り次の使用人を斬り倒し、ニ階へと駆け上がり、部屋に入るなり龍馬さんと慎太郎さんに斬りかかりました。
帯刀していなかった二人は、凶刃を受け、龍馬さんはほぼ即死、慎太郎さんは重傷を負い、二日後に死亡しました。
新しい日本の時代を切り開くため奔走し、道半ばで亡くなった龍馬さん、実に残念です。
さて、龍馬さんファンの私は、命日にお墓参りに出かけました。
以前行ったのは、3年ほど前だったかな?
今日は、土曜日で休み。
ちょうど良かったです。
龍馬祭の看板が出ていました。
ここは、ねねの高台寺の前で、たくさんの人で賑わっています。
維新の道を登って行き、護国神社に到着。
さすが龍馬さんの命日とあって、全国各地からお参りに来られています。
凶刃に倒れたあの夜、下僕の藤吉に軍鶏を買いに行かせ、軍鶏鍋を楽しもうとしてた龍馬さんと慎太郎さん。
結局、口にすることなく亡くなったので、中岡慎太郎さんの故郷、高知県北川村から軍鶏肉の寄進を受け、参詣の人に軍鶏鍋がふるまわれています。
心付けをお渡しし、軍鶏鍋を頂きます。
味は、しっかりで、とても柔らかく煮込まれてました。
もちろん一番汁は、二人の墓前に置かれます。
それでは、お墓参りです。
墓地への入場料300円を支払いますと、この日は名刺がもらえます。
石段を上がってくと、龍馬風の着物を着た若い女性に遭遇。
相当なファンです。
さて、時刻は13:30。
お墓までは、こんな列。結果、30分ほど掛りました。
さすが命日の土曜日。
いよいよ墓前です。
左が龍馬さん、右が慎太郎さん。
そして、龍馬さんの左側にちょっと控えて、下僕の藤吉さんのお墓があります。
龍馬さん33歳、翌16日に亡くなった藤吉さん25歳、17日に亡くなった慎太郎さん30歳。
若過ぎます。実に残念。
墓地から見える京の街並みと八坂の塔です。
近くには池田屋騒動で亡くなった方々のお墓もあります。
宮部鼎蔵さん、吉田稔麿さんなどが、新撰組に襲われて亡くなりました。
こちらは、禁門の変で亡くなった長州の英才たちです。
久坂玄瑞さん、来島又兵衛さんなど。
こちらは、長州の大村益次郎さん。
官軍の将です。
こちらは、天誅組の吉村寅太郎さん。
と言うことで、混雑もしていて、ゆっくりとしたお参りができませんでしたが、命日に墓前で手を合わせられ、納得の私。
今年も来年も再来年も、お待ちしています、と宮司さんもおっしゃっているので、行きたいと思います。
もちろん円山公園の像も拝見してきました。
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