昨日は、とある小学校の運動会に参加してきました。
とてもとても小さな小学校で、全児童は6人。
これでは、学校単独での運動会は難しく、周辺地域と一緒になっての運動会です。
周辺地域と言っても高齢過疎化が進み、おじいさんおばあさんが主役となります。
そうなると競技自体もレクレーション的な内容が中心。
無理はできません。
私は、競技自体には参加せず、係り員としての参加。
決勝や用具など、一日中バタバタ。
出場している方が楽だったかも・・・。
そんな中、参加者の皆さんの表情が近くで見られました。
まずは子供たち。
日々の練習は、6人と先生だけと言うこともあり、本番でのたくさんの観衆を前にしてやはり緊張。
競技中の表情は、必死です。
それでも、ゴールをした後には、とても満足した表情に変わっています。
そして、徒競争と言っても人数から察する通り、実は一人ずつ走ります。
本来思い浮かべる競争というスタイルは無く、ここでは自分との戦い。
タイムを計測し、普段の自分と競争です。
ほとんどの子が本番で記録が伸びたりしていました。
それと「いいなぁ。」と思えたことがありました。
6人の中には、兄弟姉妹がいます。
競技中は、とにかくみんなに応援の声援を送ります。
それが兄弟姉妹であっても。
また、一輪車乗りを披露する場面では、手をつないだりすることもあります。
こんなことは、本当は照れくさくてなかなかできません。
しかし、少人数であるため、そんなことも言っておられずなのか、自然にできています。
とにかく仲がとてもイイ全児童6人です。
この様子が、見ている私たちにほのぼのととてもイイ気分にさせてくれました。
そして、地域の選手の方々。
ほとんどが年金受給者であるお年寄り。
その方たちも、ハッスル。
大丈夫かな? と心配するほどがんばられます。
ここでも、皆さんとてもイイ表情。
と言うような運動会でした。
高島市は、もちろん田舎の部類に入りますが、駅周辺や開発が進められてきている地域、都会から移り住まれる方の増加など様々な混住化があります。
しかし、山間部等には、昔ながらの地域がそのまま残っています。
その昔ながらと言うのが、とてもイイものです。
気質 生活ぶり 連帯感など、良き面に接することができました。
お店も何も無い バスや電車もない不便な生活
これもまた、生活されている人たちには特別なことで無く、昔から続く当たり前のこと。
とてもイイ気分な、ほのぼのとした一日でした。