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時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

石井望長崎純心大学准教授「尖閣は日本人の航路」、西村幸祐氏「世界的な国家戦略を」「チャイナの戦略転換を許すな!」

2020年03月21日 | 政治



石井望長崎純心大学准教授・・・以前、このままでは欧州の都市国家を後で国家に組み入れられたので「今の国家」とは言えないことになる、と別の方向から話されていました。私のブログにその時のことを書き写しています。
イタリアの都市国家や旧王国のシチリア・パルマ・トスカーナの旧公国は「イタリアの先住民族」というのか?ドイツのバイエルン公国なども同じだ、と軽く論破」https://blog.goo.ne.jp/bellavoce3594/e/3338f0f5c0b1700d5ca2bbf5d063860f

石井先生の古代からの歴史をお伺いして、納得しました。実に冷静で世界に対し説得力が抜群です。文科省が教科書会社を「上記のように無責任に指導している」ことについて、大変危険、こういう時は石井先生に出て頂いて説得・指導を願いたいものです。

害務省だとか呼ばれますけど、外務省よりも眞の害の主役は他省です。文部省こそ人々の腦味噌を支配する最大の元凶なのです。この圖でただ「北海道を入れろ」と叫んでも對症療法にしかなりません。そもそも國家の定義の問題です。定義を狹めると、文明の搖り籃から懸隔した日本は、歴史が短くなり、神武即位からわづか2600年だけが日本だとなります。しかし國家以前から現代までつづく集合體日本は、繩文一萬六千年で世界最長、そこには千島から琉球まで含まれます。

少し別ですが、この圖の大切なところは各貿易地の中で、チャイナにだけは日本人町がありません(マカオを除く)。日本人は入國禁止でした。この圖の浙江航路だけは17世紀後半の唐人の長崎貿易航路なのです。朱印船航路と唐人航路とが混同されてゐて、東印度海域の日本覇權が曖昧化されてゐます。
勿論、尖閣のところを通る航路は日本人の航路です。史料がしっかり有ります。

この江戸時代初期圖でただ「北海道を入れろ」と叫んでも對症療法にしかなりません。そもそもこの赤色は「日本」なのか、それとも「日本國」の「領土」なのか。定義の問題です。定義を狹めると、文明の搖り籃に成立した古代國家といふ文明から遙か東方に懸隔した日本は、歴史が短くなり、神武即位からわづか2600年間だけが「日本國」だとなります。しかし國家以前から現代までつづく集合體日本は、繩文一萬六千年で世界最長、そこには千島から琉球まで含まれます。

 さて、この圖の大切なところは各貿易地中、チャイナにだけ日本人町がありません。
チャイナの内でもマカオはポルトガルの借地なので例外的に日本人町があります。明國は鎖國を基本としてをり、日本人は入國禁止でした。
しかし禁止領域(海禁)の外側は全て日本、ポルトガル、スペイン、オランダの覇權爭奪下に在り、明國は蚊帳の外でした。明國が朱印船の覇權に勝てなかったことを示すのがこの圖です。
 この圖の浙江航路だけは17世紀後半の唐人の長崎貿易航路です。日本の朱印船航路と清國の唐人長崎航路とが一幅の圖中に混同されてゐて、東印度海域の日本覇權が曖昧になってゐます。

 さらに、臺灣と石垣島との間、尖閣のところを航路が通ってゐることにご注目下さい。これは朱印船史の研究書で必ず通ってゐる航路で、『寛文航海書』などの航路書約十種にこの航路が記録されてゐます。これは日本人の航路であり、チャイナ史料には記載されてゐません。ただ、そこを尖閣ではないと勘違ひした研究が從前は多かったのですが、私の研究で尖閣だと確定しました。
http://senkaku.blog.jp/2019041479579716.html (以上)


西村幸祐氏がハッキリと「日本の使命」を語っておられます。感動・納得のお話です。

特番『今こそ世界史的な国家戦略を!戦略転換を許すな!見えない戦争が見え始めた。』
ゲスト:批評家 西村幸祐氏


アメリカの状況を見て「1920年代の大恐慌」の再来ともいわれる。
リーマンショックやブラックマンデーなどをたとえに出す人がいるが比較にならない、

構造的な問題だ。金融システムの構造そのものが問われる。またそれにキープレーヤーであるチャイナの問題もある。
長期戦略のもとですぐに「短期戦略」で考えている、加害者が被害者に成り代わるという中国人の得意な面を見過ごせない。
クルーズ船の問題も英米の責任なのに全部日本側にあるようになってしまった。上海事変と同じだ。それは今も同じで習近平が来賓で来日ということもかかわっている。イタリアがひどい状態になっているが、この3~40年間の軌跡が頼ったのがチャイナマネーであり、ヨーロッパで一番多い。
アパレルがチャイナに奪われ、チャイナはイタリアによく来た。またEUが予算を削った。イタリアは最近は「反EU」の路線だった。
各国が国境をなくしているのに「封鎖封鎖」で怖いですね~という人がいた。お花畑である。
トランプ政権がなぜ現れたか、それはグローバリスムの害が背景にある。見えないウイルスがもたらしたことは「見えない戦争」として見えるようにした。
これで多くの人がチャイナのことに気が付いた。中国共産党がいろいろ仕掛けてファーウエイのことが問題になった。
トランプ大統領がはじめて「チャイナーズウイルス」というとチャイナは「アメリカが中国にウイルスをうつした」と反論した。
武漢には細菌兵器の研究所もあった。それも専門的な知識を持った人たちである。チャイナは「中国人が武漢を助けた、これからは世界を助けに行く」という宣伝をした。日本のメディアは細菌兵器のことを報道せず、そこでチャイナは日本を傘下に収めたように思った。
中国は「イタリアを助けている」と言っている。youtubeでアパートのバルコニーからオペラの「トゥーランドット」「イタリア国歌」を歌ったりして、中国共産党系のyoutubeが「イタリア頑張れ」というチャイニーズの声が出てくる。イタリア人はお人好しでチャイニーズの動画に「ありがとう!」って書いている。
日本で発生しているウイルスを「在日本ウイルス」と書いている。「在」を省略すると「日本ウイルス」となる。悪質なやり方だ。
WHOのテドロスは「ヨーロッパがウイルスの発源地」と広めた。パンデミックの震源地は欧州であると言った。許せないことだ。
テドロス事務局長はマオイズムをエチオピアで信じていた。あれはソ連でなくマオイズム(毛沢東思想)ではないかと言われている。
WHOは中国の一部と考えられている。ウイルス騒ぎがどこで起こっているかを日本メディアが報道しないからいけない。
イタリアのことを論ずる時に「台湾」がなぜ無事なのかということ、チャイナの脅威を十分に知っているからである。
背景を知っていれば台湾がなぜくいとめられ、日本はそうではなかったか。もしくいとめていれば、世界に大きな影響を与えただろう。
そこには中国に忖度した自民党、経済界などがある。今回は安倍さんもわかったのかどうか。トランプのようにハッキリ言えばいい。
朝日新聞・毎日新聞、東京の壁(見えないが)はベルリンの壁が崩壊した後にも残っている。
バノン氏は「チャイナの壁を壊さないと中国の人民が可哀そうだ」と言っている。その「チャイナの壁」は「日本の壁」にもつながっている。
東京の壁にヒビが入ったのは「拉致被害者」が本当にいたということだった。その時に「5人を北朝鮮に帰そう」と言った人がいたこと。
もうひとつは「東日本大震災」でのこと、今回は3度目の「壁」である。
中国の死者はコロナのせいにしない、という通達がある、ウイグル人は8万人以上が全国に行かされ働かされている。その実態も報道されない。
78年まえに「世界的立場と日本」という本を出していた。座談会の内容である。まだ真珠湾攻撃の前である。当時の日本人はそうした考えを持っていた。
日本はそういう立場を言わなければならない。安倍さんはこれだけの長期政権を担ってきたのだから何も恐れることはないはずだ。
それが歴史的使命であろう。9条2項を書き換えるといえばいい。産経以外は有効な報道ができない。
安倍さんを助けているのが「朝日新聞」である。
日本も世界的秩序が変わろうとしている今、日本はハッキリ発言しなければならない。(以上)

 次回はフランクフルトから「クライン孝子女史」のお話、そして明日は「討論」があります。
これは放映が夜中になりますがご期待ください。


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