いま、和ダンスの整理をしています。
一度も手を通さないで、お嫁入りのときのままの
着物もずいぶんあります。
もう、着物の柄が派手で、お蔵入りになるのかしら。
タンスの上の引出しに箱が入っていました。
何だったかなと思いながら、開けてみると
軟らかいなめしの牛革に伝統あるジャワサラサを
捺染(なっせん)した素材のバッグでした。
実家の母の母、つまり、私のおばあちゃんが
何かのお祝いにプレゼントしてくれたものでした。
ラベルまでそのままで
『あるかん TOKYO』 というのが入っていました。
私が20代のときのだとしたら、長いこと
和ダンスで眠っていました。
でも、この柄、まだ持てそうですよ。
お着物のときに持ちたいな。
おばあちゃんは、もう亡くなっていますけれど、
いつも、ハイカラなものをくれました。
東京に行ったときなど、自由が丘のお店で買った
ちょっと変わったデザインの小銭入れや定期券入れ。
関西に住んでいる私には、
自由が丘にしかない、これらが嬉しくて・・・・・。
だって、誰も持っていないものね。
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