宝塚観劇は行く前からそわそわ。
花組の「ファントム」は『オペラ座の怪人』が基になっている。
怪人も宝塚ではきれいすぎる。
花組のトップのオサさんがされるのだから、もううっとりしてしまう。
緞帳が上がって彼女の歌声を聞いたら、ぞくぞくとその歌声に酔いしれる。
大体のストーリーは知っているのだったが、そんなことは忘れてしまって
場面が変わるごとにどうなるのかなという面持ちで見入っていた。
通称「銀橋」でファントムことエリックが実の父親と親子であったことを
名乗りあう場面は、涙なしにはいられない。
その気持ちが観客にも伝わってきて、あちこちですすり泣く声が
聞こえてきた。
私も頬に涙が伝わってきた。
演じる人たちも佳境に入ってくると、涙が・・・・・・・・・・・。
宝塚で何がいいって男役の燕尾のダンスだ。
群舞で誰一人乱れることなく、かっこよく踊っているこの場面が
いい。
後のほうで踊っている下級生もいつかスポットライトを浴びる中央に
出てくるだろう。
そんな、下級生の成長を見るのも宝塚の楽しみだ。
何名かは、この人いいなと思っている。
さて、私は今回の公演をトータルで5回は見る。
あと、4回見る。
きのう偶然、花の道であった仕事の後輩は「きょうで2回目です」と
言っていた。
「泣いたでしょう?」と聞いたら「はい、もう泣きっぱなしです」とも言った。
ほんとうに感動する舞台だった。
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