こんなところにあったんだ 
実家から持ってかえってきた父の名前が書き記された
太平洋戦争ノンフィクション本、『艦隊航空隊』の硫黄島特攻・沖縄決戦・本土防衛戦の巻が。
父が自分のことが書かれているページをメモした紙がはさんでありました。
父から戦争の話を聞くのが苦手だった私、何にも知らなくて・・・・・・。
もっと、父の話を切ってあげたらよかったと思っている。
戦闘機を操縦して進撃していったことが、事細かに書かれていて
銚子沖２海里の海上で、グラマンＦ６Ｆ２機と交戦して、被弾３発を受けたそうだ。
そのため、発動機不調で、霞ヶ浦航空隊に不時着したと記されている。
ほかのページにも八丈島から特攻隊として飛び立ったことが・・・・・・・。
父が仲間と写っている写真も掲載されていました。
こうして書かれているのは、ごく一部のことだと思います。
いま、私が生きていることについて深く考えてしまいました。
父が、戦死しなかったから、いまの私がいるんです。
戦死していたら、私の存在なんてないはず。
そう思ったら、この生かされている命を大切にしなければならないですね。
