母が足を痛めてから、いろいろなことを言われます。それは納得することもあるけれど、たいていは、あなたは親と暮らしてるのですか? 親と暮らしたことはあるのですか? 高齢の親と。そういう風に思います。
私は自分が病気ということもあり、あまり人の世話をすることはできません。特に身体的なことは、難しいです。
私が病気だということを知らない人も、知っていても病気の状態を知らない人は、親のそばについていなくてはと言います。
でも、それはとても難しい。私の親は、98才ですが、わりに元気ですから、私と同じ程度のことはできます。それをしてもらっているときに、人から見ると、親を虐待しているように思われるのです。
親も私も、施設に入ることはできるだけしたくないのですから、家で二人で手分けして暮らさなければなりません。もし、転んでけがをしても、私も親も仕方ないことと納得しています。
自分の行きたいところへ行き、そしてけがをしても、それを受け入れて、これからを生きなくてはならないと思っています。でも、今は、二人で手分けして暮らそうと思っているのです。(もちろん妹の助けはとてもありがたいことですが)
私も親もずいぶん長生きしたのですから、もうこれ以上、健康でといい募るのは、やめた方がいいと思います。人は、自分の人生を人にとやかく言われて過ごすことは、とても難しいことです。
自分の人生は、自分で決めたいと思うし、健康や長寿に対する思いだって、それぞれ違うのだと思います。
人は、人の人生に口を出すのはやめた方がいいと思うし、一つだけが正しいといういい方はやめるべきだと思います。
この頃、ちょっと人への思いに波立つことがあるので、こんな愚痴を書きました。でも、私は私。誰にも左右されることはありません。波が大きいと苦しいと思うことはありますが。