今年、私の運転免許証が書き換えられる年です。3年前の72才の時に高齢者講習は受けたことがありますが、今年は75才になるため、認知機能検査も受けなくてはなりません。
とはいってもそんなに難しいテストではなく、総合点が36点未満の場合に、認知症の恐れがあるというものです。
たくさんの数字が並べて書いてある中の、いわれた数字を消すというテスト。16枚の絵を見せて、それを少しの時間の後に思い出すというテスト。その日が何日かというテスト。そんなテストを36点取ればいいので、認知症でなければ大丈夫です。
高齢者講習を受けなくてはならないということは、もう運転はしない方がいいということなのでしょう。でも、私がなぜ免許を取りたいかということには、理由があります。
わが家は、老人老犬ばかりで、何かの時には、病院へ行かなくてはならないだろうと思います。母の場合は、タクシーで行くこともできますが、チャーリーをタクシーで連れて行くのはとても難しいのです。
妹がいつもいろいろなところに連れて行ってくれますが、突然の時は、やはり来られません。そういうときに、チャーリーをキャリーケースに入れてはこぶのはとても大変なのです。ケース自体も重いですし、私は今力がありません。タクシーにも断られるかもしれません。
自分の車だったら、チャーリーも楽だろうし、私も、行って帰るだけなら運転できるだろうと思います。
この頃、私はほとんど運転をしないので、講習の前には、少し練習します。自分のうちから、目的地まで運転してみます。そうすると、不思議なことに、全然怖くもないし、自然に運転できるのです。もちろん妹が助手席に乗ってくれていますが。
長い年月、30年以上運転してきたのですから、そんなにすぐ忘れることはないでしょうし、体が覚えていると思います。
講習でも実技があるので練習するのですが、監督の先生に、今年は、「動作が少し早いので落ち着いて。止まるところは止まれたし、周りを見ることもできたのでいいでしょう」といわれました。
右折なのに、左折のレーンに入ったり、アクセルの感じが家の車と違ったので、先生が、前後にゆすられていたのは、反省点です。
自動車学校でいただいた修了証明書を持って、誕生日のころに免許センターに行って免許証をもらいます。
私も75才になるのだと、もう免許証もお返しした方がいいかもしれないと思いながら、もう3年免許証をもらいます。