美しい夕焼け

美しい晩年を目指して

甘いもの禁止だったんだー

2021-03-29 15:14:17 | 私の病気
先日、昔の写真を見ることがあり、ちょっと自分の顔に驚いてしまいました。

2019年1月の写真です。2年位前の写真ですが、驚くほど、顔が腫れていて、もちろん体もパンパンです。

えっ、なぜ、と思うほどの写真でした。その頃の写真を見てみると、どれもぷくぷくと顔が腫れています。

理由を考えてみると、ステロイドの量ではないかと思いました。

最近、ステロイドの量が1日10mgになってから、顔がむくんできたように思っていたのです。

それで、2019年1月のころのステロイドを調べてみました。1日8mgを飲んでいました。

その頃は、ステロイドを少しずつ減らしている頃でした。2019年の7月には5mgになりました。5mgは、私にとって、良い量のように思います。

ステロイドを1日5mgに免疫抑制剤を使う頃が、一番日々の暮らしが楽だったように思います。

5mgより増えると、顔が腫れてきて、体もむくんできて、気持ちも沈んでくるようでした。

そして、今ちょうどそういう頃です。今は、8mgに免疫抑制剤を飲んでいます。でも、1月から10mgに増えたせいで、顔が少しずつ腫れてきています。

そして、2019年1月の写真を見てしまい、ちょっとショックを受けています。

病気なのだから、顔や体がむくんでも仕方ないとは思いますが、あまりにも変わった自分の顔に、いったい自分は、どんな顔だったのだろうと思ったりするのです。

発病して、入院していた頃に、主治医に、甘いものを食べてはいけないと、言われていたのを思い出しました。食事の前に、血糖値を測り、多いときは、インスリンの注射をしていたのです。

ステロイドの副作用に、体重増加、糖尿病などがあることも思い出しました。

私は、甘いものが大好きで、血糖値を測る前ではなく、食事の後に甘いものを食べたりして、血糖値が上がらないようにとしていたことも思い出しました。

それなのに、今は、血糖値のことはすっかり忘れて、甘いものを食べまくり、顔が腫れ、体重が増え続けています。

そうだ、ステロイドのせいばかりではなく、自分の嗜好の問題もあったんだと、思いいたりました。

「甘いものは禁止です」ということを思いながら、甘いものを止めるのはできないので、ちょっと減らしながら、顔が腫れても、太らないようにしたいと思っているところです。

ステロイドは、少しずつ減らしてもらえるので、そのうち、顔の腫れも引いてくるのでしょうが。


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Norikoさぁーん

2021-03-19 15:15:37 | 
この頃、広島県では、感染者も少なく安定しているので、施設での面会がオンライン面会から、対面面会に変わりました。

昨日(18日)、久しぶりに、夫と直に面会しました。11月に対面面会してからなので、もう4か月になります。

オンライン面会では、あまり会ったという感じもしなくて、今回は、夫と久しぶりに会った、という感じです。

相談員の方が、今日は、奥さんの名前を呼ぶと言っていましたよ、といわれたので、私も妹も大喜びで、「お父さん、私の名前を呼んで」と何度も言いました。

夫は、口を動かしながら少し練習をし、大きな声で、「Norikoさぁーん」といいました。

私の名前は、Norikoです。

私も妹もそれはそれは喜んで、「お父さん、もう1回呼んで」というと、また少し練習してから、「Norikoさぁーん」といいました。

妹の名前も呼んでもらおうと「Tsuneちゃーん」と呼んであげて、というと、また練習して、「Tsuneちゃーん」と大きな声で呼びました。

私たち、みんなとても幸せな気持ちになりました。夫もうっすら笑っていました。

面会室の外の廊下を、介護士の方が通って、ちょっと引き返してきて、「こんにちは、といわれましたか? 」と聞かれたので、「いいえ、こんにちははいいませんでしたが、私の名前をよんでくれました」というと、「ああそれは良かったですね。こんにちはを言おうと、ずっと練習してこられたんですよ」といわれました。

ああそうですか、皆さんで夫の面会をサポートしてくださっていることが、よくわかりました。夫も、皆さんに親近感を持っているのだなと思うと、それは、とても嬉しいことでした。

その日は、面会の10分間が、とても豊かな時間に思われて、「Norikoさぁーん」という夫の声を思い出しては、笑っていました。

これからも、楽しい面会時間を過ごせるようにと、願っています。


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ブルーのバンダナ

2021-03-15 22:18:47 | チャーリー
ずっと以前に見たものですが、一枚の絵のように、私の記憶に残っているブルーのバンダナがあります。

土曜日に、夫と一緒に歯医者に通っていた時期があります。ちょっと家から離れた歯医者だったので、夫と待ち合わせて、車で行っていました。

その途中に、大きなガソリンスタンドがあり、そこを通る時に、時々、年配の男性が、白い大きな犬を連れて、そのスタンドの前に立っていらっしゃるのでした。

その犬は、いつも鮮やかなブルーのバンダナをしていました。その男性のファッションもゆっくりしたジーンズにチェックのシャツを着ていらっしゃって、髪は肩までの白髪のロングヘアーです。

小柄な男性の横に大きなラブラドルレトリーバー(多分)が、少し離れて座っています。そして、首には鮮やかなブルーのバンダナをしています。

そのカップルがなぜガソリンスタンドの前にいるのか、というのも不思議な気がしましたが、でも、その姿は、本当に絵のようで、私の中に残っています。

それからというもの、私は犬にはバンダナがいい!と思っています。



わが家のチャーリーは、この頃前髪を切ってもらったので、リボンで髪を結ぶことがなくなりました。ペットショップのトリマーさんは、もう何もしない方がかわいいので、ネックレスや首かざりをするだけにしましょう、といわれます。

でも、私は、そうだ、ブルーのバンダナがいいじゃない、と思い始めました。

それで、チャーリーは、今、髪をポニーテールにして、首にバンダナを巻いています。


鮮やかなブルーのバンダナとはちょっと違いますが、チャーリーにも、あのブルーのバンダナのように、印象的なバンダナを見つけてあげたいなと思っています。



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今年の薔薇は素敵でしょう

2021-03-15 14:25:28 | 薔薇と庭

この頃は、飲む薬が増えたせいか、体調が悪く、夜は何もできない日が続いています。

しなければならない用事は、昼間にできるだけやり、夜はごろごろ寝てばかりです。

 

薔薇の肥料をやればよい時期なのですが、そんなことはできませんという感じで、剪定とつる薔薇の誘因だけはしようかと思っていました。

そんなころ、妹が、薔薇の肥料をやる時期なのではないかと聞いてくれました。そうなのだけれど、体調が悪いのでやらないというと、やってくれるというのです。

 

それで、12日に薔薇の周りを深さ20cmくらい掘って、発酵した油粕の肥料を埋めてくれました。

昔は、12月頃に油粕と過リン酸石灰を混ぜた肥料をやっていましたが、この頃は、楽をしようと発酵したものを使います。それでも、薔薇の根元を掘って、それぞれにやるのですから、本当に大変なことです。

 

妹は、それを全部一人でやってくれました。20本くらいの薔薇にです。本当にありがたいことで、今年は、きっと去年よりきれいな薔薇が咲いてくれることでしょう。楽しみにしています。

以前の薔薇のように、手入れもしないので、昔のように咲くのは難しいですが、それでも、薔薇が咲いた時は本当に嬉しいです。

 

2011年に咲いた薔薇のうち、今もある薔薇の写真を載せました。   

上から、スパニッシュ・ビューティー、クリスチャン・ディオール、ブレイリーNO.2、ジェーン・オースティン、春霞、スイート・ジュリエット、ロウ・ブリッター、ピンク・プロスペリティ、バレリーナ、アンジェラです。



今年の薔薇は、どんなふうに咲くでしょうか、きっととても素敵に咲くでしょうね。


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「人間だって空を飛べる」

2021-03-03 14:42:25 | 本・映画

先日読んだ本が、とても大部で読みづらかったものだから、今回は、ちょっと読みやすいものをと思い、ヴァージニア・ハミルトンの黒人民話集を読むことにしました。

読み始めは、民話集のよくある形で、人々がこうあってほしいという世界が描かれています。弱いものが知恵を働かせて生きていけば、世の中は何とかやっていけるのだというお話です。

文章も訳者(金関寿夫)の、人が語るような訳のおかげか、まるで、ヴァージニア・ハミルトンが語っているように感じられました。

そして、挿絵(ディロン夫妻)もとても素敵で、美しい黒人の絵なのです。

そうして読んでいくうちに、少しずつお話が複雑になり、最後は、奴隷の逃亡のお話になります。

それらは、とても素敵な事件で、人々はそういうお話を語ることで、生きることの矜持を持つのです。

「人間だって空を飛べる」は、中でもとても素晴らしいお話で、奴隷だった人たちが空を飛べる人になり、「自由の地」に向かって飛んでいくというのです。

飛べなかった人たちは、飛べた人たちのお話を自分の子供たちにしてやりました。自由の身になったときに、暖炉の前で、そのお話をしたのです。彼らは、そのお話が大好きで、「自由」が大好きだったのです。

この本は、簡単に読めるなんて思ったことを恥ずかしく思い、感動に包まれて読み終わりました。

人は、自由でなければならないし、自由であれば、きっとどんなことも乗り越えられるだろうと思ったのでした。


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