美しい夕焼け

美しい晩年を目指して

墓参り

2024-08-07 15:32:28 | 私の日々
8月6日、母と妹と墓参りに行きました。夫のお墓と家のお墓をお参りしました。

家から墓地まで、車で1時間くらいかかります。毎年、夕方まだ明るいうちに行っていましたが、今年は、家を5時に出て、花を買って、6時過ぎくらいにつきました。

日は落ちて暑いけれども、焼けるようなじりじりした暑さではなく、これならもう少しの間、頑張って墓参りに行けるかもしれないと思ったのでした。毎年、墓参りはたいんな苦行になっていて、もういけないかもしれないと思っていたのです。

きれいな花を飾り、夫にもう少しで私もそばにいるようになるよ、といったりして、夏の大行事が終わりました。もちろん、妹が車で連れていってくれ、水を汲むなど、用事をほとんどしてくれるからいけるのですが。

8月6日は、原爆の落ちた日です。朝8時ころに落ちた原爆で、死に瀕した人たちが、この暑さの中、苦しんで助けを求めて歩き回ったということをおもうと、それは本当に地獄です。だんだん暑くなる夏の日差しの中、どんなに苦しい思いだったでしょう。

今も世界には、たくさんの紛争があり、戦争もあり、人々は自分の生を争いの中で生きています。それは本当に悲しいことです。

人は毎日、小さな争いから大きな争いの中で生きています。そして、力を使って人を押さえつける人たちがたくさんいます。力とは何だろう、とこの頃考えてしまいます。

力があることが必ずしもよいことではないのではないかと、力を見せつけられると、人はどういう風に生きればいいかと考えます。

原爆の日に、お墓参りに行き、力のこと、人の生き方などを考えてしまいました。

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