言の葉収集

思ったこと、感じたこと、出逢ったこと
いろいろ気ままに書きたいと思っています。

腰痛5日目

2008-01-31 18:56:46 | 出来事
緩やかだが状態も回復に向かっていると感じられるようになった。それでもやはり朝はつらい。
寝床でゆっくりと時間をかけて正座まで持ち込み、その後は四つん這いになって洗面所へと向かう。ふーはーふーはー言いながら前進するさまは冬眠明けの熊のようだ。
柱を支えに立ち上がり、洗面所に片手をついて蛇口をひねる。これが毎日の日課となった。

今日はまた別の鍼灸院へと向かった。こうなればもう何でもチャレンジだ。
丁寧に治療してもらった後、コルセットまで貸してもらった。これがなかなかフィットして心地よい。
ずいぶん歩き方が良くなったと妻にも言われる。

昼から夜にかけてはずいぶん楽になったのだが、魔の朝が…。

「腰の字に、要(かなめ)が入る意味を知る」

ホント日常生活に腰は重要です。

腰痛4日目

2008-01-30 15:31:20 | 出来事
昨日の夜には随分と腰も楽になり、やれやれ峠も過ぎたかと思ったのも束の間。

朝また蒲団から起きるのに一苦労。
「だ、駄目だこりゃ」

そしてまたカイロプラクティックへ…。

ガチャンガチャンの音にも慣れ、というより昨日より全然楽で同じような処置を施してもらう。

歩ける…。

また、喜びに包まれて帰っては来たものの、それでもやはり立ち仕事はしんどい。
いかがなものか、いつになったらこの痛みから解放されるのだろう。
先生の話だと、あと2日ほどで楽になるという。

顔を洗うのは当然両手では無理で、片手で何度も少ない水を掬って猫のように洗っている。
トイレはさらに大仕事で、ラマーズ法のような呼吸になってしまう。ドアを開けたらおめでとうと声をかけられそうな勢いだ。
そして何と言っても最悪は外を歩く動作。昨日はパントマイムのようだと言われ、今日は銀行の行員さんに「何をしたん?」と笑われる。
コンビニでは知り合いから一斉に「どうしたん?」と声をかけられ、もう町の有名人になる日も近い。

いやあ、今回はキツイ。

「腰痛も、国会同様ねじれから」

腰痛3日目

2008-01-29 20:47:12 | 出来事
朝、目覚めて起きようとしたが、これがまた大変な作業となった。

昨日よりも動きが限られている。
このままだと本当に介護が必要になるのではないか。
私が「うーうー」と唸りながら四苦八苦している姿を見た妻も同じ事を思ったらしい。
今日も予定が入っており、休むわけにはいかないので、意を決し以前お世話になったカイロプラクティックの先生に電話をかけてみた。

私「すみません、ぎっくり腰で動けないんですが」
先「昼からだったら何とか診れますが」
私「それが午後からは予定が入っておりまして」
先「それでは朝一番で来て下さい」
私「助かります。お願いします」

そして家内に乗せてもらい先生の下へ。
ゼンマイの切れかけたブリキのロボットのような動きで階段を上った。

そしてスローモーションでベッドに横たわり、まな板の鯉状態。
「さあ、煮るなり焼くなり好きにしてくれ」と相当の痛みを覚悟した。

ところが先生は腰には触れず、まず首を診て「ガチャンガチャン」と矯正し始めた。
「少し腰にも響きますけどね」と言うものの、それほど腰には響かない。
そして「ちょっと起きてみてください」
「それはさすがにまだ出来ないですよ」と心で呟きながら起きてみると、あーら不思議、なんと起きて立つことも出来るし、歩けるのだ。
さっきまで膝を突き出しコマ送りのムーンウォークをしていた動きが嘘のようだ。

私「えっ何で…」
先生は笑ってこう答える。「皆さんそうおっしゃいます」

その後腰、肩、背中、股関節と、処置を施していただき治療は無事終了。
まだまだ痛みは残っているものの、行く前とは雲泥の差だ。
階段を下りる私の姿を見て妻が眼を丸くした。
いやー、カイロ最高。

「エジプトも何だか好きに…カイロ教」

かなりの腰痛

2008-01-28 20:52:05 | 出来事
イタタタ多。

朝、腰が痛くてなかなか起きられなかった。
右に左に身体を動かしながら四苦八苦してやっとの思いで起き上がったものの、歩いたり座ったりが大変でもう必死。
どうにもガマンならず、近くの鍼灸院へ妻に送ってもらい処置を受けた。幾分楽になったがそれでも変な格好の動きは続く。
自分ではすましてバレないように行動しているつもりでも、皆さんから「どうしたん」とお声を掛けられる。(笑)

前兆は昨日からあった。夜ある会に出席する為に歩いていたらどうも調子がおかしくなって、会議中胡坐をかいていたのだが、閉会後立ち上がるのに苦労した。
夜中も寝返る度に眼が覚め、今朝の騒動は予想していたのだが、結果はそれ以上の惨事。

久々の重症だ。ああ…。

「靴下も履かせてもらう要介護」

楽日決戦

2008-01-27 22:36:37 | 出来事
大相撲初場所は、千秋楽横綱同士の相星決戦となり、久々に盛り上がった。

結果は白鵬が、2場所の出場停止処分から復帰した朝青龍を右四つがっぷりの力の入った相撲で下し、3連覇を成し遂げた。
白鵬が安馬に負けた時点で、私は優勝は朝青龍と読んでいた。事実その後の朝青龍の相撲は俄然集中力を増したし、気合も充分であった。
しかし、白鵬も意地を見せた。最後まで集中力が途切れることはなかった。

前代未聞の2場所出場停止から復活した朝青龍に、その間土俵を支えた東の横綱が、賜杯を渡すわけにはいかなかった。何としても今場所だけは優勝したかったはずである。
でないと2場所の優勝の価値が一気に下がってしまう。それに先場所の千秋楽で琴光喜に下手投げで転がされた醜態が拍車を駆ける。
本当に気合の入った結びの一番であった。いい相撲を見せてもらった。
しかし、疑問も残った。速さが身上の朝青龍がなぜ白鵬戦ではいつもあんな形になるのだろう。右四つがっぷりは白鵬の得手であり、あの朝青龍が相手十分の相撲を繰り返すのは不思議でならない。それほど白鵬が朝青龍を研究しているのだろうか。

大一番を取り終えた朝青龍は20分も風呂に入っていたといい、支度部屋に入ってからも記者の質問には一切答えなかったと言う。
それほど悔しかったのだろうし、残念だったのだろう。
しかし、そこは横綱らしく受け答えをしてほしかったと思う。その辺りがこの横綱に求められるところではなかろうか。
皆強さは分かっている。充分分かっている。2場所休んでも最後まで優勝を争うこの闘争心と集中力は角界随一である。凄い横綱だと思っている。
ただし、今場所は禊の場所といってもいいはずだ。せめて最後はしっかりと記者の質問に答えて、来場所の健闘を誓ってほしかった。
足りないのは「強さ」ではないと分かってほしい。

「奇数月、経つのが速い15日」

カレイなる郵便

2008-01-26 16:22:40 | Weblog
昨日ネットで面白いニュースを発見した。

手紙 風船で飛ばして15年…カレイが届ける?

当時1年生だった女の子が「おてがみをひろったかたは、おへんじをください」と書いて、風船で飛ばした手紙が、15年ぶりに持ち主のところへ帰ったという。
はて、その手紙を大事(?)に持っていたのは、カレイだった。
水揚げされたカレイを仕分けしていた漁師さんが、カレイの背中(と呼んでいいのだろうか?)に張り付いていた紙をみつけた。
広げてみるとそれは小学生が学校の創立120周年を記念式典で飛ばした手紙だとわかった。

すごい話である。
そもそも海の底のカレイに紙が張りつくなんて考えられない。どうやって体に付いたのだろう。
水中に漂っていて水揚げされる時に偶然張り付いたのだろうか。
それにしてもすごい話である。そのカレイは一体何者だろう。なんともロマンチックな話である。

15年ぶりに自分が書いた手紙を受け取った白鬚(しらひげ)さん(21)は、

「風船が青空に小さくなっていく光景を今でも覚えている。ごみと間違えられず、ちゃんと読んでいただいて、すごい縁を感じる」

と話しているという。

そう言えば小学校の時、友達とタイムカプセルを埋めた。
何を埋めたのかはあまり憶えていないのだが、瓶の中に小遣いから5円玉を入れたのを思い出した。

「20年、30年後この5円がいくらの価値になっているか楽しみやのー」

なんて言いながら埋めた。
手紙を入れたかどうかは思い出せないが、さしずめモグラあたりの背中にくっついてくれていないだろうか。

今日の一句。
「見分け方、左ヒラメに右カレイ」

昔漁師さんからそうやってヒラメとカレイの見分け方を教わった。
腹を下に寝かして、左側に目があるのはヒラメ。右に目があるのがカレイ。
ただし例外もあって、左側にあるカレイの種類もあるが、ヒラメの右はなかった気がする。

28連敗

2008-01-25 22:43:16 | 出来事
「相撲は団体競技だ」

そう言ったのは、元大関小錦。
同部屋である水戸泉が上位陣と当たらないところまで下がった場所で、つぶやいた言葉だったと思う。
当時の二子山部屋(その頃は藤島部屋だったか)には貴乃花、若乃花、貴ノ浪、貴闘力、安芸乃島などの力士がいて、小錦もずいぶん苦しめられた。
そんな中で孤軍奮闘するには相当の気合いがいったはずだ。

今日も琴光喜は朝青龍に勝てなかった。なんと28連敗の不名誉な記録である。
こうなると小錦で言うところの団体競技以上の問題が持ち上がってくる。琴光喜は朝青龍以外の上位陣には結構強い。
同部屋なら援護射撃で相手に黒星をつけてもらうだけだが、朝青龍と琴光喜の場合は、プラスアルファである白星も献上してしまう結果となっている。(同じことが安馬にも言えると思うのだが)
もちろん琴光喜とて毎場所必死で臨んでいるのだろうが、結果が出ないと大関としては厳しい。さらに、朝青龍のライバル白鵬には割と強いからタチが悪い。
先場所の千秋楽で、白鵬を裏返した豪快な相撲も記憶に新しい。

その白鵬、琴光喜戦が明日である。さてどうなることか。

どうも、朝青龍の復活優勝が現実味を帯びてきた。
私としては、今場所は白鵬に優勝してほしいのだが…。
久々の緊張感に包まれた終盤戦である。

「モンゴルの国技のようだ今場所も」

明日語

2008-01-24 20:54:48 | 言の葉
昨日紹介した本の続きになるが、こんないい事も書いてあった。

「明日語」

「明日、こうなればいいな」
「明日、こうしようよ」
「明日、こうするんだ」

明るくて前向きな人が頻繁に使う言葉だそうだ。
反対に、暗くて後ろ向きの人は「昨日、こうしたかったんだけど、こうなってしまった」という風に「昨日語」を使って失敗を引きずっているという。

「明日語」には「期待」と「希望」があり、「昨日語」は「後悔」と「愚痴」で出来ている。
つまり「明日語」を話す人が成功する。そして周りの人をも幸せにしてしまうのだ。

本当だ。繁盛店の店主、若き経営者、私の知っている成功者達は「明日語」の使い手ばかりだ。

♪明日という字は明るい日と書くのね♪

この歌皆知っているかなあ。(笑)

そして今日の一句。
「案ずるな、生きてる限り明日は来る」

売りこむな!期待をくすぐれ!!

2008-01-23 20:37:35 | 読書
売りこむな!期待をくすぐれ!!

勢いで連日読書。
とは言うものの、遅くから読み始めるので眠い眠い。

同じく小笠原昭治さんの著書でマーケティングの本である。
先日紹介した「あなたが会社の利益を殺す犯人だ」に続いて、みんなが使えるプラスマーケティングの法則を紐解いてくれる。
7章からなる法則はどれも納得で、何よりそれぞれの解説が短いので非常に読みやすい本である。そしてなお且つ中身が濃い。
本の中にこんなフレーズが出てくる。

成功の女神は、「とりあえずやってみる人」が大好きです。

いい言葉だ。

偶然にも、今日はまさにそれを実行されているお客様の話を伺った。
なるほどこれこそがプラスマーケティング。素晴らしい。
プラスマーケティングのことを何も知らなくても実践している人がいるのだ。頭ではなく肌で分かっているのだろう。
ご夫婦でこんなことを言っておられた。

「自分がお客様だったら」
「どうしてもらえたら嬉しいだろう」
「あの業界のあれを取り入れないかしら」

さすがである。ちゃんとお客様目線で販売を考えている。
当然繁盛店だ。素晴らしい。

そして今日の一句。
「売主も、違う店ではお客様」

あなたが会社の利益を殺す犯人だ!?

2008-01-22 18:40:33 | Weblog
あなたが会社の利益を殺す犯人だ!?

今年に入ってからAmazonで10冊ほど本を買った。
そのほとんどは読めていないのだが、昨日と一昨日で2冊を読破。

その1冊が昨日読んだこれ。
最近ハマっている「マーケティング」モノである。
面白い、モノを売ることはこんなにも面白いのか。最近つくづくそう思ってきた。
しかしそううまくいかないのがこの世の中である。
当然買う立場に立ってみると、その通りであり、これを逆にすれば正解に近づくのだが、なかなかそれが出来ないから、商売は面白い。そして深いのである。

マイラインセールスの2つの実例は、大変納得した。
私も経験があるのだが、あれでは売れないどころか2度と買うことはない。
大変参考になったし、気付かせていただいた。

客自身が何を買いたいかわかっていない
だからあなたが気付かせてやりなさい

これはいいフレーズだ。

そして、
お客様は「消費者」ではなく「選択者」であるという言葉。
このふたつのフレーズに1500円。惜しくはないですよ。うん。

そこで今日の一句
「業界の常識こそが非常識」