４分の１

今日で３月も終わり。

あっという間に今年も４分の１が過ぎてしまった。なんというスピード。

だと言うのにまだ肌寒く、ヒーターもこたつもまだ活躍中である。
桜も５分咲きから前に進めず戸惑っている様子。入学式まで持ちそうな気配だ。

今日取引先の担当者から担当が変わるとの知らせがあった。そう言えばそんな季節なんだ。
当社も明日から新年度、ちょっと意識して頑張らないと。

「一歩前に」

「未納が増えると年金が破綻する」って誰が言った？

「未納が増えると年金が破綻する」って誰が言った? ~世界一わかりやすい経済の本~

サブプライムローンから年金未納問題まで、本当にやさしく書いてくれている。これならわかりやすい。
いやあ、勉強になる本です。

意外だったのは著者である細野さんが活字嫌いで、かつては作文が苦痛だったというエピソード。
とても650万部も売り上げている人の言葉とは思えません。
いや、だからこそこんなにわかりやすく書けるのかなあ。

しかし、年金の未納問題はタメになりました。本当に偏った情報に頼るのは怖い。
「年金なんてどうせもらえない」「払い損になるから支払わない」「自分で貯金した方がマシ」
なんて言っている若者諸君にぜひ読んでほしい一冊だ。
年金を支払わないことで損をするのは、一生懸命支払続けた人や国ではなく、未納者自身であることが分かる本である。

ホント面白い本、一気にやっちゃいました。

半ケツとゴミ拾い

半ケツとゴミ拾い

ダーッと読み終えた。

面白い。

笑わせようと書いているのも分るのだが、つい笑ってしまう。

そしてとても素敵なドキュメンタリーだ。

○誰にでも出来ることが人生を変える。どんな事でも外から見える表面の事だけでなく、その奥にたくさんの事実、原因、情報が詰まっている。
○自分が変わればすべてが変わる。
○大きな夢や理想があるのなら、今、この瞬間にあなたに出来ることをしよう。
○大切なのことは考える前に動くこと。

などなど、素敵なフレーズも満載。

あきらめずに続けることがどんなに大切か、若者に教えていただきました。ありがとう。

優勝決定

優勝は白鵬。

千秋楽を待たずして優勝が決まった。
今場所の白鵬は一味違うと思っていた。

…。

すみません、完全に予想が外れました。参りました。

それにしても朝青龍の様子がおかしい。
集中力が切れると後半崩れてしまうことが今までにも何度かあった。
ただ、今場所は左ひじの具合が相当悪いのではないだろうか。特に把瑠都戦以降全く使えていない。
しかし、明日の白鵬戦は先輩横綱の意地として、全勝優勝を阻む為に全力を尽くすであろう。

一方の白鵬は優勝が決まった後も落ち着いて自分の相撲を取りきった。
10回目を数える優勝回数は、不知火型の横綱としては初の快挙だという。

闘志を内に秘める「静なる横綱白鵬」、明日は先場所の借りを返すべく朝青龍を倒し、二桁に乗る優勝に花を添えたいところだ。

ぐったり。

目まぐるしい一日。

久々に昼食もとれないほどの忙しさ。
繁盛しているわけではなく、トラブルの連続…。

本当に重なる時は重なるもので、夜にドーッと疲れが出た。
まだまだやり残したことも多く、明日に持ち越しだ。忘れていることはないだろうか…。

もう金曜日だもんなあ、早いなあ一週間。

疲労困憊、今夜は早く寝よう…と思ったら、いかんいかん「探偵ナイトスクープ」があった。どんなに疲れていようともあれだけは見逃せない（笑）。

お金の教養

久々の読書報告。先日本屋さんで買った本。

お金の教養

読みやすくてタメになるいい本でした。
学生たちにも読んでほしいというか、そもそも若い人向けの本なのかもしれない。

響いたフレーズを紹介します。

買ったものが払った以上の価値があるのが「投資」
買ったものが払った額と同じ価値なのが「消費」
買ったものが払った額以下の価値なのが「浪費」

お金で買えない時間は、
睡眠、運動、食事、勉強。
お金で解決できる時間の浪費を減らし、その空いた時間を投資に回す。

お金を稼ぐというのは「階段を１段ずつ上がること」、
お金を使うというのは「一気に飛び降りること」、
この２つの連続が私たちの経済活動なのです。

いやいや、FPとしても大変勉強になりました。
本屋さんにはいい出会いが待っている。

９分の５

今回で第２回目となるＷＢＣ、見事「侍ジャパン」は連覇を成し遂げた。

９回の試合の内５回が韓国戦とは、なんだか奇妙な大会だ。
それにしてもさすがは北京オリンピック覇者韓国、決勝でのあの粘りは素晴らしい。最後の最後までわからない好ゲームを展開した。

９回裏、あそこでダルビッシュが抑えていればあのイチローの決勝打はなかったわけだから、本人も言っているようにやはりイチローは何か持っている。

「最後に美味しいところだけいただきました。ごちそうさまでした」

そう笑ったチームリーダーは貫禄が漂っていた。

開催国アメリカで生まれたスポーツ。しかし本場アメリカの「ベースボール」は日本の「野球」の前に屈した。
それは技術的なものより、「ひたむきさ」や「気持ち」の部分ではなかったろうか。

なんだか今の「相撲」とダブってしまった。

負けました。

昨日キッパリと言い放ったのに…。

朝青龍が日馬富士に敗れるという波乱。いや相手は大関なんだから波乱は失礼か。
でも、安馬から名前を変えてから（大関に上がってから）の日馬富士の相撲は別人のようで覇気が無い。
特に朝青龍には今までいいようにあしらわれていたし、今場所も歯が立たないと思っていたら、注文相撲でこの横綱から久々の勝利。

しかしまだわかりません。
全勝を守った一方の白鵬は日馬富士を苦手としており、先場所もこの人に負けた一番が最後まで響いたのである。朝青龍に比べて大関陣に星を落としそうな気配が漂うのは私が白鵬贔屓だからだろうか（笑）。

解説の舞の海さんは、「白鵬にとってはあすの稀勢の里戦が鍵」と言っていたが、白鵬にとってこの１差がどう響くか。却ってプレッシャーになることはないか。
いや当然有利な展開になったはずだ。何より先場所の悔しさがここまでこの若い横綱を支えている。

ああ、ついに私の予想は外れてしまうのだろうか。

優勝予想

大相撲春場所の優勝予想。

本当は中日である昨夜の時点で発表するはずだったのだが諸般の事情で書けなかった。
それをいいことに今日の結果を見てから予想しようとしたが…。

今回は難しい…。

両横綱のどちらかには間違いないのだが、これがまた両者に隙が見当たらない。

大阪場所じゃなかったら先場所の雪辱を果たす白鵬と言いたいのだが、何しろ朝青龍にとって大阪は頗る験がいい。
支度部屋でのインタビューを聞いていても自信と余裕が感じられる。

うーん、やっぱり朝青龍にしておこう。

前にも書いたが朝青龍は大関陣にめっぽう強い。
対する白鵬は琴欧洲、日馬富士との対戦が鍵となりそうだ。そう言えば稀勢の里ともまだ当たっていない。

いずれにしても先に１敗した方が脱落する。このまま全勝で楽日決選なんて展開になれば面白いのだが…。

希望はさておき、今場所優勝するのは朝青龍です。

足でつかむ夢

今日の日経新聞から。

「足でつかんだ教師の夢」

足の指で挟んだチョークで黒板に字を書いていく。
愛知県西尾市の市立西尾中学校の小島裕治（こじまゆうじ）さんだ。

４歳の時にダンプカーにはねられ両腕を切断、その後両親の励ましで足で食器を持って食べたりすることができるようになった。
しかし「手なし人間」とからかわれたり、遊具に一緒に乗れなくて、親友からも「遊んでも楽しくない」と言われた。

「友だちをつくろうとも学校を楽しもうとも考えなかった」

そんな彼に一人の教師との出会いが待っていた。
「頭のいい子なのに、その分自分を冷めて見てしまっている」
「殻を破れ、バカになれ」と声をかけた。

「笑いたいやつは笑え、どうにでもなれ」

未来の扉が音を立てて開き始めていたと記事は綴っている。

留学したニュージーランドの小学校で、右足でペンを持ち字を書いた。
静寂の後大歓声が彼を包み込んだ。そして夢が定まる。

「自分の話しや行動が誰かの心を動かすことができる」
「教師になりたい」

採用試験にも苦難の道は続いたが彼はあきらめなかった。
そして３度目の挑戦で見事合格。

母校での教育実習で彼は涙を浮かべて生徒にこう言った。

「両手を開いてごらん」
「みんなには両手がある。人を傷つけたり、不幸にしたりするためではなく、夢をかなえるために使ってほしい」

久々に新聞記事で目頭が熱くなりました。