言の葉収集

思ったこと、感じたこと、出逢ったこと
いろいろ気ままに書きたいと思っています。

ありがとう

2006-12-31 17:15:56 | 言の葉
今年もあと数時間となった。
いろいろな事があったが、思い返せばいい1年だったと思う。

今年の1月3日、最初のブログにこう書いた。

新しい年が始まった。今年はどんな年になるのだろう。いや、どんな年にするかだ。
目標を定め、具体的に動くことだ。そして積極的に学ぶこと。基本をしっかりとやること。出会いを増やすこと。

積極的に学んだと思う。
素敵な出会いがたくさんあった。特にたけさんとの出会い、そして事務所に飾ったたけさんの絵がまた沢山の出会いを運んできてくれた。

「ありがとう」

絵に描かれているこの文字が、私の今年の「言の葉」だ。

さあ、来年も今年以上にいい年にするぞ。

暮らしの言葉

2006-12-30 18:29:32 | 出来事
いよいよ今年も今日と明日を残すのみ。最後のゴミを不燃物処理場に持っていく途中、門松を積んだ軽トラとすれ違った。2007年はもうすぐそこまで来ている。

今日は、朝から掃除にとりかかった。雑誌、ダンボール、燃えないゴミ等の整理の後、洗車と風呂の掃除をこなし、明日の労力をかなり軽減できた気がする。
合間に仕事が2件ほど入ったのだが、まあ、時間的にも余裕を持って進められた。今年はなかなかの段取りだ。さあ明日は事務所の最終整理が待っている。

ところで今日「NIKKEIプラス1」にこんな記事が載っていた。
「生活後に新旧交代の交代の法則」「暮らしの言葉こう変わった」と新旧の呼び名を列挙していた。

筆箱→ペンケース
字引→辞書
アベック→カップル
コップ→グラス
つっかけ→サンダル
マニキュア→ネイル
ズボン→パンツ
チョッキ→ベスト
バンド→ベルト
チャック→ファスナー
などなど…

やばい、今でもけっこう旧の呼び名で使っている。
記事では、「新語定着のカギを握るのは二十代から三十代の女性」とある。友人、同僚などを通じて広まりやすいというのだ。やはり言葉の文化においても新しい命を生み出すのは女性か。

ところで今は使わなくなってしまったが、昔は誰もが使っていた好きな言葉がある。
それは、

魔法瓶(ポット)。

誰が付けたか知らないが、素敵な呼び名で呼ばれていたものだ。

大富豪のおじいさんの教え

2006-12-29 16:47:32 | 読書
先日、読んだ本。大富豪のおじいさんの教え

かなり良かった。書店で衝動買いした一冊だったのだが、非常にタメになった。

お金と幸せの両方を手に入れるにはどうすればいいのか

冒頭で、それはメンターの存在であると語っている。メンターとはビジネスや人生のうえで、よりよいアドバイスをくれる助言者の事だ。
メンターは人に限らない、本が役割を果たすことがある。本との出合いが人生を大きく変えることもある。と書いている。

内容は、主人公である「僕」が、大富豪のおじいさんというメンターと出会い、成長していく様をストーリー仕立てで綴っている。
お仕着せではなく、分かりやすく「教え」が入ってくるので心地いい。

おじいさんの一言一言には説得力があり、なるほどと感心させられる。
そもそも著者の出会った成功者の方々がこのおじいさんのモデルとなっており、素晴らしい言の葉をいくつも鏤めている。
中でも、30代で年収1億円を達成した若手経営者の影響が一番大きいようだ。

おじいさんはいろいろな事を「僕」に語ってくれるが、印象的だったのは、

「明日、死ぬとわかっていても、私は今日、本を読む。勉強する。友人に夢を語る」

大詰め

2006-12-28 19:12:44 | Weblog
さあ、いよいよ今年も大詰めとなってきた。
毎年の事ながら、クリスマスを過ぎると年末ムードが一気に加速する。

仕事の方も予定はほぼ終えて、明日は最後の事務整理と事務所の掃除を行なう。
車の数も結構増えてきており、これから正月にかけてこの過疎地域が年に数回の賑わいを見せることになる。

明日あたりから、地元のスーパーでは、正月準備の買い物客でごったがえし、普段は広い駐車場も狭く感じられる数日間となる。
遠く離れて暮らす我が子の好物を作る為に、食材を探す母の顔は、慌しい中にも嬉しさが表れているように思う。
この地域の人たちにとって、正月を迎えるということは、大切な人を迎える為の行事なのかもしれない。

濡れ落ち葉症候群

2006-12-27 16:46:56 | 読書
日経PC2月号に、トリンプ・インターナショナル・ジャパン社長、吉越浩一郎さんの記事が載っていた。

2004年に選ばれた「平成の名経営者100人」のひとりである。
フランス人の奥さんを持ち、ドイツ、香港と、文字通り世界を股にかけて活躍する吉越さんは、今年の12月20日が最終出社日で、60歳でリタイアした。
「ゆっくり休んでから、仕事ではなく社会に貢献できることをやりたい」と話している。

定年後自宅にこもりっきりになってしまう日本のサラリーマンについて、こんな事を言っている。
「奥さんが友人と一緒に出かけようとすると、『おい、どこへ行くんだ。オレも付いていく』。これを濡れ落ち葉症候群と言うんです。濡れ落ち葉(ダンナ)が靴(奥さん)にくっついて離れないという意味から名づけられたのでしょう。これからのビジネスマンにとって最大の問題は家庭をいかに大切にするかです」
なるほど、面白い表現だと感心したが、けっこう深刻な問題なのかもしれない。

さらに妻のことを他人にどう紹介するかが重要とも書いている。
「彼女は僕の戦友」と言って奥さんを怒らせた人の話、吉越さんは「もっとも大切な人」と言っている。無理して言うんじゃなくて、一緒に歩いてきたから。と結んでいる。
さすがは平成の名経営者である。

ウチの場合は「相方」だ。

満腹

2006-12-26 23:14:22 | 出来事
今日は友人夫婦と夕食に出かけた。
隣町の店で寿司をたらふく食べた。
ネタも新鮮だったし、何より気の知れた仲間と一緒に食事すると美味しくいただける。
最近小食になったので、胃袋も小さくなってしまったらしく、少量でも満腹感を得られるようになったのだが、今夜は違った。
マグロ、アナゴ、帆立、赤貝、ウニ、などなど…。次から次へと平らげた。
そして大好物の子持ち昆布。昆布と数の子の見事なコラボレーション。最高である。思わずもう一貫。

そして、寿司の後はのどが渇くので水分も多く摂る。ああベルトが苦しい。

老眼鏡

2006-12-25 20:08:55 | 出来事
今日、葉書に字を書いていて困った。
見えないのである。自分の字が…。

小さい字がほとんど見えない。見えないということは書き辛いということ。
しぶしぶ老眼鏡をかけてみる。ああ…なんということだろう、はっきりと見えてしまうのだ。
本当に別世界だ。こうも違うものかと感心しつつ、淋しい気持ちがそれを包み込み複雑な心境だ。

元来、目はすこぶる良くて、1.5、から2.0の遠視に近い方だった。
「そんなに目がいいと老眼早いよ」と若い頃から言われ続けてきたのだが、自分が「老眼」になるなんて遠い未来の事だと思っていた。
しかし、40を越えた頃それは音もなくやってくる。
ある日家族から指摘され気付く。遠いのだ新聞や本を読む距離が…。

出来るだけ普段はかけないようにしているのだが、小さい字を読む時や、暗い場所では本当に重宝する。
どこへ行く時も手放せなくなる日がやってくるのは、そう遠くない未来なのかもしれない。

これからのケータイ

2006-12-24 21:51:55 | Weblog
今日はクリスマス・イヴ。子供達はサンタさんに何をお願いして眠りにつくのだろう。
男の子ならたぶん「PS3」「Wii」など、ゲーム機に人気があるのだろう。

今の子供達が遊んでいる道具は、もう「おもちゃ」と呼べなくなってきている。
遠く離れた友達と対戦したり、交換したりと、小学生がコミニュケーションツールとして活用しているのだ。
すごい時代になったものだと同世代のお父さん達と話すことがある。

何より、子供達が持っている道具で、私の子供時代では考えられなかった「道具」がある。
その「道具」は、カメラ、手帳、テレビ、財布、電卓、パソコン(インターネット)、辞書、地図などを一台でこなすスグレモノなのだ。
そう、携帯電話だ。

今や小学生まで持っているこの便利な機械は、もう「あると便利なもの」を脱却し、「なくては不便なもの」昇格した。
一昔前はケータイを持っている人(もちろん大人)は少数であったが、今や持っていない人がめずらしい人になった。固定電話はなくてもケータイを持っていない世帯は少ない、いや私の周りにはまずいない。
今後はこの機械にもっと機能が追加されていくのであろうと予測する。

例えば、

高速道路のETC機能。
免許証などの身分証明。
会員カード。

などなど…。
いかがだろう。

それにこの機械、電話としても使えるからすごい。(笑)

慌しい。

2006-12-23 18:59:12 | Weblog
今日は年賀状を作成。
本当はもう少し前に出来上がっていたはずなのだが、友人宅に不幸があったりと予定がずれ込んでしまった。
裏のパターンはもう決まっていたので、住所録を印刷して簡単に出来上がる予定だったのだが、難航してしまった。
理由は、年賀状のソフトを今年変えたので要領がどうも掴めない。まあソフトもよく出来ており、今まで使っていた他社のデータをそのまま使えたので非常に助かったのだが、やっぱり使い勝手が違うので手こずる。

ところで、今日の中日新聞の中日春秋にこんなことが書かれていた。

慌しいという字は心が荒れると書く。年の瀬を前に急ぐ車や自転車を見かけるようになった。せわしなさでいささか心が荒れているせいか。

確かに何かとせわしくなってきた。学校は冬休みに入り、自動車の数も増えてきている。店や街も普段は違う雰囲気だ。
心に少し余裕を持って「慌しく」ないよう行動したい。

再戦(2) 

2006-12-22 20:04:32 | Weblog
昨日の続き。

初防衛戦を勝利で飾った亀田興毅。見事な試合運びで、今回は誰もが納得する結果を収めた。
KOよりも完全な勝利を目指した亀田陣営に死角はなかった。前回苦しめられたランダエタの右ジャブを封じ込むことに成功し、序盤で手応えを掴んだ感があった。
勝因は、才能、努力、研究、反骨、反省。それらが若きチャンプを支えたのだろう。
しかし、一番の理由は前回の試合での1ラウンド目のダウン。これに尽きるのではないか。あのダウンがあったからこそ彼は勝てたのではないだろうか。あのダウンは若きチャンプにいろいろな事を教えた。そう思えるのだ。
予想外の不甲斐ないダウンがこれからの亀田を救ったのだ。
前回の試合で楽に勝っていたとしたら、元チャンプを唸らせるような今回のボクシングスタイルは開発されなかったのかもしれない。

イチローは、苦手としているピッチャーについてインタビューを受けた際にこう答えたという。

「あのピッチャーは僕の可能性を引き出してくれるすばらしいピッチャーです。だから僕も腕を磨いて、彼の可能性を引き出せる、すばらしいバッターになりたいと思います」

亀田興毅は決してそういうことは言わないだろう。しかし、なぜか共通点があるように思えるのは私だけだろうか。