言の葉収集

思ったこと、感じたこと、出逢ったこと
いろいろ気ままに書きたいと思っています。

明暗

2009-05-31 21:14:24 | ニュース
女性ファッション誌の売り上げが明暗

大手出版社の女性ファッション誌が軒並み「部数2ケタ減」と苦戦しているらしい。
その一方で売り上げ好調の雑誌もあり、その明暗について記事は書かれている。

○読者にいかに価値を感じてもらえるか
○ターゲット別のプロモーションに力を入れている
○他社にはない独自の個性がウリ

などが主な売れている要因と分析されている。

さて売れないのは、

●広告主よりの昔ながらの雑誌作りをしているから

なるほど、消費者もその辺が分かるんですね。こんな時代だと「シビアな目」が育まれるというか、とにかく「売る」という行為が非常に難しい時代になったのは間違いない。
でも、この先バブリーな時代がやってきたとしてもそれは変わらない気がする。「売る」ことが進化しているのだ、いや「買う」方がと言い換えた方がいいかもしれない。

以前他の業界誌でも、「○○誌は買わない方がいい、あれは広告主の為の雑誌であり、消費者に利益はない」と言った辛辣な意見が掲載されていたことを思い出した。

ところで、男性ファッション誌はどうなんだろう?
今もあるんですよねもちろん(笑)。買ったことないからなあもう何年、いや何十年か…。
POPEYEにHOT-DOG、MEN'SCLUBとか、懐かしいなあ。

有言実行?

2009-05-30 21:31:16 | 出来事
今日も雨の一日。

昨日宣言したとおり、今日は事務所に籠りいろいろと内なる仕事をこなす。
なるほどじっくり向き合えば、データの抽出や検索など、パソコンには出来ることが一杯だ(笑)。

知らなかった。こんな事が出来るんや。と改めてパソコンの能力に感心すれば、出てきたデータの意外さに驚き、いろいろ発見の土曜日であった。
ずっと「やらなければ」と思っていた書き物にもやっと取りかかり、まあ仕事が捗ったのは昨日の宣言効果か。

ところで夕方には雨も上がり、続く雨にしびれを切らしている愛犬フクと、いつもの散歩コースを歩くことができた。
やっぱり歩いたあとは気持ちがいい。雨上がりの草木の匂いはもう夏の匂いだ。

(明日の朝も晴れるといいのに)
とフクは言っております。

決意表明

2009-05-29 20:23:46 | Weblog
5月も営業日としては今日が最後。

いろいろとする事は山積みなのだが、あれやこれやと仕事に追われ効率の悪い行動が続く。
それに拍車をかけるように昨日からのうっとおしい雨に、気持ちも身体もどんよりと沈んでいく感じだ。

こんな時こそ計画を立てたり、見込みのリストアップ、データの整理などをしなければいけないのだが、なんだか止まっているように感じてしまうのが昔からの悪い癖だ。
なぜかそんなデスクワークが昼間の「仕事」としての時間に入り込むのが違和感があると言うか不安なのだ。
だからこんな仕事は「夜に」とか「土日に」とか先延ばしにしてしまう。当然出来るわけがない。
どうも行き当たりばったりの活動が続いている。いかんいかん、変わらねば。

よしっ、ここはひとつ時間をかけてじっくり練るとしよう。うん今の私にはそれが必要だ。

月曜日からは「衣替え」、錆付いた「衣」を脱ぎ捨てるぞ。

2009-05-28 21:42:39 | 出来事
今日は朝から雨。

ほとんど止む暇もなく降り続いた雨は気温も下げ、上着を着ていて丁度いいこの時期としては肌寒い一日となった。
そんな中を出かけたのだが、今日は駐車場についていなかった。
車を停めるところがなんだかとっても水はけが悪く、たっぷりと水が溜まっている。そもそも安全なところは皆さん停めているから当たり前の話なのだが。
踵で歩こうとするが上手くいかず、結局は水浸し。いやな雨だまったく。

夜は夜でレインコートを着て散歩に出かけるが、長靴が破れているのか中までずぶ濡れ。しかも両足(笑)。

ああ明日は晴れてくれないかなあ…。

レトロなミシン

2009-05-27 21:32:51 | 出来事
今日お客様のところへ伺った際に、珍しいものを発見。


まあミシン屋さんだから珍しくないのかもしれないが、納品書には昭和27年と書いてあるらしい。
説明書がまたなんとも素敵なのだ。いやあ懐かしいなあ、こんなミシン、家にもあったなあ。

あの回すところを車のハンドルに見立てて、よくひとりドライブごっこをしたものだ。
そうだ、そう言えば子供の頃、バスの運転手になりたかったんだ。
母親に連れられてバスに乗ると、一番前まで行って運転席を覗き込んでいた。
あの太くて大きなハンドル。長くてくの字に曲がったシフトチェンジ。特にそのシフトを切り替える動作が大好きで食い入るように見ていた。
なんでミシンにあのシフトが付いていないのか、それが不満だった。

私「すごいミシンですねえ、写真撮らせてください。ブログで紹介したいんで」
「それならもっといいのが玄関にあるよ」


私「おお」
こっちはかなり小ぶりだ。しかしレトロ感はたっぷり。

「しっかり紹介しておいてね」
私「そりゃ無理ですよ、だって私自分の住所とかプロフィール載せてないですもん(笑)」
「でも、もしかしたら問い合わせが来るかも知れんやん、そしたら教えて」
私(たぶん来ないと思いますが…)

先輩からの贈り物

2009-05-26 22:32:31 | 出来事
今日、お客様でもある先輩のところへお邪魔した。

14時を少し過ぎたころ、事務所には経営者である先輩ひとりしかいなかった。
いつものように雑談をした後、「今こんな事を考えているんだけど…」と、資料を見せて下さった。

噂を聞いて、車で4時間はかかるであろう同業者のところへ赴いたという。
その会社での取り組みを、先輩の会社でもアレンジしてやってみたいとのこと。
拝見させてもらったが、「うーん」と唸るアイデアと工夫。その会社も大したものだが先輩の目の付けどころもすごい。恐れ入った。
まだまだです、私なんかは。

「情報は取りに行かんとね」
「ずっとここにいると、どんどん取り残されていくようで」

そう笑う先輩。
さすがです先輩。

いつも家内と話すのだが、この先輩夫婦には勉強させてもらうことばかりだ。
話を聞いていると、「ウチももうひと頑張りせねば」と、たくさんの刺激をもらって帰ってくる。

「今日も帰って家内と重役会議ですわ」

そう言って事務所を後にした。
ありがとうございます。先輩。

志望動機

2009-05-25 22:52:12 | Weblog
「貴社の将来性と安定性」

もう20年以上前に、あるところに就職する際に書いた志望動機。
誰かから「そう書けばいい」と聞いてそのまま写した記憶がある。

将来性は別として、果たして二十歳ソコソコの若者が「安定性」を求めてどうする。と、今となっては若い頃の自分に喝を入れたくなる。
そんな時代だったと言えばそれまでかも知れないが、大袈裟に言えば「安定性」ばかりを求める若者が急増すればその20年後は火を見るより明らかだ。
今の時代はどんな志望動機を書くのか知らないが、若者らしい迸るようなインパクトのある動機を掲げてほしいものだ。それがこの就職氷河期と呼ばれる時代の重い扉を開ける手段の一つかもしれない。

これって結局、立場が変わって経営者としての言い分なんだろうなあ(笑)。
何より当社には「安定性」なんて言葉は存在しないから…。

学生の頃、青春学園ドラマを見て、「こんな先生いたらなあ」といつも思っていたが、大人になると「こんな生徒がいたらなあ」と見ている自分に気づいた。

つまり、そういうこと?

初優勝

2009-05-24 21:11:20 | 相撲
今場所は予想が当たりました。

初日に「優勝は白鵬かな」と書いてあるのはご愛嬌で、私の予想はいつも中日8日目にしておりますので。はい(笑)。
と言い訳がましい前置きはこれくらいにして。

13日目に全勝対決で白鵬に敗れた時には、「ありゃりゃ」と思ったのだが、最後まで集中力が切れることなく悲願の初優勝をもぎ取った。
初日にも書いたが、今場所の日馬富士の立ち合いは以前の鋭さが戻って来た。鋭角的に素早く当たり相手の胸に頭を付けて自分十分の形になる。この形が大関の相撲らしくないと自分で決めこみ、先場所、先々場所は非常に中途半端な相撲を取ってしまった。
今場所は開き直って、「大関だろうが何だろうがこれが自分の相撲」と初日からスピード感あふれる相撲で最後まで場所を盛り上げた。待ちに待った強い大関の誕生である。

一方、連勝記録が途切れた白鵬、本割は何とか集中力を研ぎ澄まし、先輩横綱朝青龍を寄せ付けなかったが、優勝決定戦に挑むボルテージは日馬富士の方が高かった。
そう、昨年の九州場所、優勝決定戦で両者はぶつかっている。その時は横綱にねじ伏せられた日馬富士は「いつかきっと」の思いを胸に抱いたいたのだろう。

「九州場所といい、今場所といい、決定戦は白鵬と日馬富士。こうなってくると白鵬のライバルはもう日馬富士と言っていいのかもしれませんね」

解説の北の富士さんのコメントが印象的だった。

ニョロ助

2009-05-23 19:02:03 | 出来事
今日、お客様のところに書類を届けに行く為、山道を…。

結構な場所(笑)にあるので、いろんな動物に出くわすことがある。
夜にはすぐ近くを鹿が通っているし、カエルの大合唱にトカゲの散歩…。

で、今日は車の前方にロープが1本…。
そんなわけない、すぐにわかりますよニョロ助ですよニョロ助。
1メートルくらいだろうか、車から降りて写真を撮ろうとしたら生意気にも溝に逃げ込んだ。
肉眼だと分かるのだが、モニターでは全然見分けが付かない。「このあたりか」と勘でシャッターを押したのだが、やはりモニターでは見分けが付かない。
パソコンに取り入れてやっと見つけることが出来た。わかるかなあ。
いや、やっぱり見えないわこりゃ。(真ん中の下あたりに頭があるんですが)


青大将だと思うが、やっぱりどんな蛇でもあのチロチロと出す舌は気持ちのいいもんじゃないすね。

ところで大相撲。
えらい事になってきました。
明日の千秋楽も目が離せません。うーん盛り上がる場所だ。

全勝対決

2009-05-22 20:57:39 | 相撲
大相撲13日目。

今場所の優勝を占う大きな一番、ここまで全勝同士の横綱白鵬と大関日馬富士の対決は、白鵬に軍配が上がった。

左上手を引き、頭をつけて得意の左上手を与えず、相手の足を運ばせないように右手で白鵬の膝の上あたりを押さえながら打つ出し投げを繰り返した日馬富士。
しかし「そう来ると思った」とでも言うように横綱は崩れない。相手に絶対上手を与えない姿勢で次のチャンスを伺う大関には、初優勝の夢が支えになっている。
だが、その支えをポーンと外すように白鵬の足が跳んだ。裾払い。この手があった。いや、この足があった(笑)。
これで大きく白鵬がリードしたのは言うまでもない。

ところが…。

いるんですよね、もう一人。
結び前の一番で大関琴欧洲を下手投げで投げ飛ばした、先輩横綱朝青龍。
抜群の集中力は角界一であろうが、それに増して今場所の朝青龍には久々に鬼気迫る気迫が漂う。
風車のように足を跳ね上げて土俵を舞った琴欧洲に目もくれず、不敵な笑みを浮かべたように見えたのは気のせいか。
土俵下で見ていた白鵬と日馬富士に「どうだ」と言いたげな凄みのある相撲だった。

明日はその朝青龍に、一敗対決となる日馬富士。
初優勝に望みを繋ぐには、どうしてもこの火が付いてしまった「鬼のような横綱」を越えなければならない。

さあどう行くか日馬富士。