言の葉収集

思ったこと、感じたこと、出逢ったこと
いろいろ気ままに書きたいと思っています。

爪よさらば 3

2009-09-30 21:19:45 | 出来事
9月も今日で終わり。

9月最終日も白い薬指を立てて仕事をこなす。
気をつけているつもりなのだが、それでも2.3回はどこかにぶつけて「ギャッ」。

さて今夜から傷口のガーゼ交換を自分でやらないといけない。
正確に言うと自分ではできない。家族の協力が絶対不可欠なのだ。

昨日の夜、それぞれに「その事」を発表した。

「なんかなあ、ガーゼ交換は家族にしてもらえと言うとった」

妻「無理無理無理無理無理」
娘「同」

妻「そんな傷口よう見やん」
娘「同」

妻「ああ想像しただけで気分が…」
娘「同」

ああ分かったわい。自分でやる。

妻は用があって出かけたため、家には私と娘だけ。
ひとりで必死こいてやりかけようとしていたら、見るに見かねて手伝ってくれることに。

「おお、心の友よ」

しかしガーゼがうまく出来ずに何度もやり直したり、包帯を巻きなおしたり、

「あほ、患部に当たっとる」
「イタタ、絞め方キツイわ」
「包帯短いわ。それじゃあ足らんやろ」

四苦八苦の親子(笑)。

太くて歪んだ薬指だけれど、痛みは少し和らいできた。

爪よさらば 2

2009-09-29 22:14:43 | 出来事
昨日までのあらすじ。

朝早くに雨戸を開けようとしたbattaは、手を詰めて指の痛みをガマンしていたが、とうとう観念して医者に行くことに…。

先生「これは…、やってからどれくらい?」

私「確か、3日くらい前かと」

先生「…」

私の心(やる気だな)

先生「剥がすと何か都合悪い?」

私「えっ?剥がすって…」

先生「うん、これね、このままだと自然に剥がれて、そのあとに生えてくる爪が変形してしまう」

私「…」

先生「剥がそうか」

私「パソコンとか…いろいろ…」

先生「パソコン?やるの?」

私の心(やるのって、やるでしょ普通)

先生「五月雨打ちとかやればいいじゃない」

私の心(五月雨打ちが分かりません)

先生「よし、剥がそう」

私の心(終わった…、何もかも…)

看護師さんにベッドに横たわるように指示され、「この注射痛いですよ」とありがたくない情報をいただき指の根元にぎゅーっと。
麻酔が効いたのを確認して惨劇は開始されたようだ。
ザクッと爪に何か当たっているのだけは分かる。そして引っ張って抜いたのも分かった。
「はい、剥がしたよ」
何事もなかったように次の患者さんが待つ部屋に向かう先生。

私の心(先生よお、あんたは強えなあ)

あれ以来雨戸は両方の手を添えてそーっと開けている。大奥の襖のように。

爪よさらば

2009-09-28 21:52:43 | 出来事
まさかこんなことになろうとは…。

5日ほど前の出来事。いつものように朝5時に起きて雨戸を開けようとしたら…。
思った以上に勢いのついた雨戸と、戸袋の間に指を挟まれ悲鳴を上げる。
左手薬指の爪にみるみる血マメが広がっていく。痛みはあるがそのまましばらく放っておいた。

ところが…。
一向に腫れは治まるどころか大きくなっていく。赤い色の上に膿の緑色が被さってきた。
「どうしたん?」と聞かれるごとに「名誉の負傷」を貫き通せず、雨戸に挟まれた失態を笑われる毎日。
そして皆様の共通の決まり文句が、「その爪剥がれるよ」。

爪が剥がれる…

なんと恐ろしく冷たい言葉だろうか。
考えただけで気持ち悪くなる。妻の友人にいたっては、「病院に行ったら強制的に剥がされるね、それ」

私「おおおおおおおおお」

妻の友人「痛い?、痛かったら病院に行かなあかんよ」

私「痛くない、全然痛くない」

そっと毎日を過ごしてきたが、痛みも治まらず腫れも大きくなってきたのでとうとう今日病院に行くことに。

そしてホラー映画の幕は上がった。
この続きは明日(笑)。

的中

2009-09-27 20:52:14 | 相撲
予想通り、賜杯を抱いたのは朝青龍。

本割で一方的に敗れたあと、決定戦では右手を前に出し、左でまわしを取りに行った。
立ち合いも本割とは違う速さがあった。こうしてみるとつくづく相撲は立ち合いだなと。

誕生日を最高の形で飾った横綱は、久々の優勝に高揚したのか、また土俵の上でガッツポーズ。
すでにニュースでは高砂親方が理事長に謝罪とある。
「数々の批判を強さで跳ね返してきた横綱」とアナウンサーが言ったそばで、白鵬を称える解説者二人。

「アスリートとしては超一流だけれど、横綱としては…」
と言ったのは横審の内館委員。あいかわらずこの人は朝青龍に厳しい。でも確かにその通りだと思う。
高砂親方、ことあるごとに謝るだけでは何も変わりませんよ。親方の役目とは何なんでしょうか?
文化も風習も違う異国で、懸命に努力した若者に教えるべきことは「強さ」だけではなかったはず。
このままだと、優勝回数で北の湖と並んだ実績や、白鵬が上がってくるまでひとり大相撲の屋台骨を支えてきた功績さえも霞んでしまう。

一方の白鵬、
本割での一番は驚いた。すごい立ち合い。こんなに強いのかと。
決定戦では紙一重で朝青龍の立ち合いが勝り、相手十分の体勢を最後まで崩すことができなかった。
しかし最後の最後まで優勝を争ったのは横綱としての重責を立派に果たしたといえる。しかも4場所連続の14勝以上は史上初だというからすごい。
5人もいて10勝をする人が1人もいない大関陣には、決定戦のふたりの戦いは眩しかったのではないだろうか。

ニュースにこんな写真が。
決定戦で勝負がついた後の横綱二人。体制はよく似ているのに表情が対照的だ。当たり前だけど。

両雄譲らず。

2009-09-26 19:10:13 | 相撲
大相撲秋場所もいよいよ明日が千秋楽。優勝は両横綱に絞られた。

全勝の朝青龍をピタリと追う白鵬。
明日の本割で白鵬が勝てば、今年初場所以来となる横綱同士の優勝決定戦。
本割ですんなり朝青龍が勝利を収めると、自身6度目となる全勝優勝を手にする。

ここにきての朝青龍の集中力は半端ではない。
特に大関陣には、寄せ付けない圧倒的な強さがある。
対して白鵬は、この不甲斐ない大関陣にも受け身の相撲が目立つ。これは相撲の型の違いだから良い悪いというわけではないのだが、左肘の状態が相撲に影響している可能性も否めない。

解説の九重親方も言っておられたが、今場所の朝青龍から2番続けて勝利をもぎ取るのはいくら白鵬といえども至難の業である。
朝青龍有利の予想はここにきても揺るがない。

しかしだ。
もし白鵬が本割、決定戦と朝青龍を敗り、逆転優勝を飾るようなことがあれば…。
朝青龍時代は事実上終わりを告げることになるだろう。

それにしても最近の相撲は千秋楽まで楽しませてもらえます。

母校にて

2009-09-25 21:41:04 | 出来事
1年ぶりに母校へ。

出身校である小学校に、年に一度仕事で伺う。
毎年「写真を撮ってくればよかった」と後悔しているので、今回はきっちり収めてきた。


校長先生が、
「そうですか、ここの卒業生でしたか」

「そうなんですよ」と私。

お邪魔していた校長室のすぐ隣が保健室で、ここでよく予防注射を撃たれた(笑)ものだ。
誕生日の早い私はいつも1番手、腕を押さえながら廊下に出て行くと、
「痛かった?、なあ、痛かった?」の大合唱。
それが何となく心地よかったりもした。

こんな電話機も残っていた。


階段の踊り場、ここも懐かしいなあ。


校長先生曰く、もうこんな佇まいの小学校はないらしく、ここも来年には改築され、随分と景色が変わるだろうとのこと。

廊下ってこんなに短かったか?
屋根ってこんなに低かったか?
階段ってこんなに少なかったか?

今日、母校で僕はガリバーになった。

その才能に嫉妬する。

2009-09-24 22:37:06 | 出来事
知人のブログで「四の五の言わずに見てほしい」とあった。

prototype1000

見ました。

うーーーーん。

唸りっぱなし。
参りました。
この人すごい。

全部欲しいけど、
中でも、

はしお木
看板しおり
舞踏会
清掃員
コーン
髪てぬぐい

がとても気に入った。

この人、目の付けどころというか着眼点(結局同じやないか)がすごい。
素晴らしい。
売っていないかなあ…。

引越しパソコン

2009-09-23 19:12:34 | 出来事
先日書いたパソコン買い替えの話。

まず仕事で使っているノートがとってもご機嫌ナナメで、ついに入れ替えた。
もうとっくにリース期間は過ぎており、それでも慣れたパソコンだったのでメモリとハードを増量して何とか使っていた。
さすがに寄る年波には勝てず、引退を決意。

そして今度はディスクトップにしたのだが、こいつの動きの速いこと速いこと。
いつも思うのだが買い換えたパソコンを使うと今までのパソコンの遅さがやたらと気になるのだ。
正に日進月歩、すごいなあこの進化。ハードディスクなんか500ギガバイトです。あんなに細いのに。
最初に買ったパソコンは4ギガバイト。見に来た友人が「4ギガもあるん、すごいねえ、何でも出来るねえ」と言ったのを思い出す。
今度のパソコン、メモリが4ギガだ(笑)。

さあ、大変なのが今まで手塩をかけて育ててきたパソに入っている中身。これを1から入れるとなるともう完全1日がかり。
そこで活躍したのがファイナルパソコン引越し
これすっごく便利、時間はかかるがほとんどの中身が新しいパソコンに移るのだ。
ただ、2つのパソコンを繋ぐコードが機能せず一苦労。
中にはうまく移行できなかったデータもあったが、1から入れることを思えば上等の上。私的には大満足のソフトです。
うまく移動することができてほっとしたのも束の間、今度は家内の使っていたノートの入れ替え(こちらもすでにリースアップ)が待っている。

連休中にする予定ではなかったのか。これ。
面倒くさいことはついつい明日に回す悪い癖はいつになったら治るのだろう。

シルバーウィークって。

2009-09-22 16:53:03 | フクブログ
なあ父ちゃん。

最近近所が静かだけど何かあったのか?


「シルバーウィーク」?

何だそれ。美味しいのか?

ふーん、連休か。
じゃあ、どっか行こう。なあ行こう。

何だって、アタシはゴールデン・レトリーバーだからシルバーは関係ないって。




確かにな。
痛いところつくな父ちゃん。

ああー、ゴールデン・ウィークとかあったらいいのにな父ちゃん。

シルバーウィーク

2009-09-21 22:44:37 | 出来事
シルバーウィークも中盤。

天気にも恵まれて絶好の行楽日和、国道もさすがに車が多く、他県ナンバーも目立つ。
我が家にも今日は来客があり、新鮮な魚に舌鼓を打って満足して帰られた。

ところで、車が増えると当然事故も多くなる。
当地の迂回路がない国道では、この時期の事故は大渋滞を引き起こすのだ。
海外ではこんなニュースが。

交通安全狙い信号撤去=運転手・歩行者に注意促す-ロンドン

道路標識や信号機を撤去することによって、運転手の安全知識や注意を高める狙いだという。
実際効果も表れているらしく、なるほど確かに分かる気もするが、わが国ではどうだろう…。

これほど信号や標識に頼った交通事情で、一度引き受けていた注意(?)をドライバーに求めるのは至難の業とみる。
当たり前のことだが、相手のことを思いやる運転が増えれば自ずと事故は少なくなる。譲り合えば接触することもない。

違反や事故に罰則や罰金があるが、「思いやり」や「譲り合い」は評価されない。

だから価値があるのかも。