言の葉収集

思ったこと、感じたこと、出逢ったこと
いろいろ気ままに書きたいと思っています。

♪親父みたいなよー

2008-01-19 11:29:08 | Weblog
おととい、震災のことを書いて「おにぎり」の話題に触れたが、なんと偶然にも1月17日は「おむすびの日」らしい。
知り合いのブログでその事を知り、また阪神大震災でおむすびが大活躍した事に由来していると聞きさらに驚いた。

今やおにぎりはコンビニの売れ筋商品で、こだわりの米や具を使った自信作のおにぎりが、一番目立つところに所狭しと並べられている。
昔は今のようなラッピング技術はなかったので、当然巻かれた海苔は、ご飯の熱気と湿気でしんなりとしてしまうのが常だったが、今はいろいろな工夫がされており、パリパリの海苔を巻いて食べることが出来るのだ。

最初、この手のおにぎりを食べた時は違和感があったものだ。しんなりと微妙な食感で歯切れ悪くというか、往生際悪くというか、ごはんを守ろうとする(当然海苔はそんなことは思っていないのだが)感じが嫌いではなかった。
そう、割と湿ったものが好きなのだ。せんべいやあられなども湿ったものが結構美味しかったりする。だから「濡れおかき」などは大好きなのだ。
思えば親父が湿ったものを好んで食べていた。歯が悪かったせいもあるのかもしれないが、せんべいなどはわざと湿らせて食べていたのを思い出した。
そして彼の得意技は、ご飯を箸で摘まんでそのまま味噌汁の中に浸し、そして食べる。その時見事に米粒一つ味噌汁に落ちない。子どもの頃真似て何度もチャレンジしたが成功した例(ためし)がなかった。ほとんど味噌汁の中に落ちてしまうのだ。こればかりは子ども心に尊敬したものだ。

食の好みだけでなく、最近行動や言動がよく似てきたと言われるようになった。風貌も…(笑)

で、今日の一句。
「似てないと、ムキになる顔そっくりと」