言の葉収集

思ったこと、感じたこと、出逢ったこと
いろいろ気ままに書きたいと思っています。

悲しいニュース

2006-01-31 11:46:37 | Weblog
今日の中日新聞に、認知症の妻(74歳)を殺害して殺人罪に問われていた夫(68歳)が、執行猶予付きの有罪判決を受け、出所した4日後に自宅で自殺していたというニュースが載っていた。

逮捕されて半年後、再びもどったその場所は、夫にとって長年連れ添った妻との思い出の場所であり、その妻を殺めた悲しい場所でもあった。
夫婦に子供はなく、一人で介護を続けてきた妻が回復しないことに絶望し、無理心中を図ろうと決意、自分も死のうとしたができず、自ら警察に通報して逮捕されたという。

電灯もつかない暗い部屋には飲み干した酎ハイの缶と、殺害した妻の兄弟にあてた遺書が残されていたという。メモ用紙にたった一言「ごめんなさい」と書かれていた。

弁護士は、「無理心中を図ろうとした瞬間に時計が戻ってしまったのではないか。
彼の中では逮捕後からずっと時計は止まっていたのかもしれない」とコメントしている。

介護の大変さは当事者でないと理解できないだろう。またその家庭の事情や環境が複雑に絡んでいるケースもあるだろう。でも、無理心中を考える前に何とかできなかったのだろうか。誰にも相談できなかったのだろうか、相談して、解決策がなかったからこそ思いつめたのだろうか。
ヘルパーの登録数増加は、こういうお年寄りが助かることに繋がっていないのだろうか。

1月の終わりの悲しいニュースだった。

「ありがとう」の意味について

2006-01-30 16:44:34 | 言の葉
「ありがとう」の意味について考える。
「ありがとう」。漢字で書くと「有難う」となる。難しいという漢字が使われる。
つまり「有難い」「有難く」といった事なので、「有り得ない」という事とちょっと似ているのではないのか?
まさか、そこまでしてくれるの?そんなことは、有難いことです。
という具合に使われていたのではないのだろうか?
めったにないことに使っていたのだ。きっと。それもとても嬉しい時に。
いつも「ありがとう」って軽く使っているが、本当はもっと重い言葉だったりして。

素敵な言葉だ。
これからは、大事に、そしてたくさん使いたい。そんな事を考えた小雨の午後でした。

関係ないけど、ポルトガル語で「ありがとう」は「オブリガード」
何だか発音似ていません?

62%

2006-01-29 21:51:05 | Weblog
タイトルの数字は、日経新聞日曜版Theチョイスでの「再び学校で学び直したいか?」の問いに対して答えた、25歳から49歳の男女の「学び直したい」という回答の数値だ。

学生の頃「今勉強しておかないときっと後悔するぞ。」と先生や諸先輩に言われた。確かにあの時もっと勉強していればと思うことは多々ある。実際、現在は学生の頃の3倍以上は勉強している。別にそれがすごいわけではなく、それほど学生の頃勉強をしなかった。中間・期末試験中でも友達と川へ泳ぎに行ったり、合同勉強といって集まっては朝まで遊んでいた。当然成績が良いわけがない。

でも今、その時代に戻ってもやっぱり同じ事をするだろう。後で後悔すると知っていてもあの仲間たちと遊んでいるだろう。あの時代だからこそできた「バカさ」がある。あの頃があったからこそ今がある。あの頃があったからこそ今頑張れる。そう思う。というのは負け惜しみか(笑)


花の名前

2006-01-28 15:20:30 | Weblog
オキザリスという花らしい。
丁度紙を丸めたようにクルクルっと巻いている状態と、右の方で開いている花が見えるだろうか。夜になると全ての花が閉じるらしい。ずっと前から庭先に咲いていたのだが全然知らなかった。今朝きれいな花の色に気づいて妻にレクチャーを受ける。これもブログ効果か。

3つのお願い

2006-01-27 20:14:46 | Weblog
もしも古いランプから魔法使いが現れて、3つだけ願い事を叶えてくれるとしたら…
子供の頃からよく使われてきた、ベタな質問のひとつである。
友達どうしで、あるいは先生、先輩、上司などから、誰でも一度は質問された経験があるのではないか。

たくさんのお金、世界一周旅行、好きな芸能人と会う、などなど…

いつの頃かは忘れたが、まだ子供の頃、気づいたことがある。
(そうか、何でも叶えてくれるのであれば、1つめ、2つめは何でもいい、3つめの願いの時、「あと3つ願いを叶えてくれ」と言えばいい。次回の3回目も同じく「あと3つ」そうすればエンドレスに願いがかなう)
頭いいぜオレ。と得意顔。

ところが、先日読んだ本の著者は、「私を魔法使いにしてください」と言うらしい。

参りました。

牡蠣をいただく

2006-01-26 17:44:24 | 出来事
今日はお客様に牡蠣をいただいた。
今日の夕食はカキフライに決定。以前は苦手だったのだが今では大好物のひとつだ。牡蠣フライも美味しいが、もっと美味しい食べ方がある。それは殻付のまま炭火で焼いて食べる「焼き牡蠣」だ。これは牡蠣の駄目な人でも「別物」扱いでパクパクほおばる。調味料は使わず、レモンを少したらして食べたらそれはもう最高。でも家庭でなかなか炭火は難しい。我が家ではフライパンに少しの水を敷いて、殻付牡蠣を入れガス火で熱していただく。牡蠣の口が開いたのを目安にいただくのだが、相手は牡蠣なので、焼き具合は念のためウェルダンだ。食べられる季節が限られているだけに、心して食せねば。

お金でなく、人のご縁ででっかく生きろ!

2006-01-25 15:08:48 | 言の葉
中村文昭さんのお金でなく、人のご縁ででっかく生きろ!を読んだ。これが傑作で、パート2の出会い編も併せて1日で読み終えた。
現在は妻がハマっている。

知人のブログで紹介されていたので、「どれどれ」とアマゾンで購入。
すごい出会いの人生に驚き、笑いあり、涙ありの傑作。また著者が伊勢の人と知ってさらに驚く。

情報を得ることばかりに必死になるのではなく、相手に与えることによって、覚えたと思っていた情報がそこで点検され、より確かなものになっていくということを、「かき込めば脇に出ていく風呂のお湯。押し出せば脇から入る風呂のお湯」と例えている。
伊勢で経営するレストランも行ってみたいし、ぜひとも講演を聴いてみたくなった。

彼の講演を聴いた後でこう言った年配の人がいたらしい。
「私も今日から変わります。だってこれからの人生を考えたら今日が一番若いんだから」
いい「言の葉」ゲット。

セミナーは行けなかったが…

2006-01-24 13:29:19 | Weblog
今日はセミナー受講の為名古屋へ行く予定だったが、急遽予定が変わり断念。興味のある話で是非とも聞きたかったのだが、まあ仕方ないかと凹んでいたら事務所に来客あり。その方にいろいろな話を聞かせてもらった。大変タメになる内容で、事業主として今後のいい指標となった。やはりいろんな業界の方の話を聞いたり、情報を収集していかないといけない。
事務所を一歩も出ずに貴重なセミナーを受けさせてもらった。

厄祝い

2006-01-23 17:41:25 | 出来事
この地方は、厄年の人が厄を祓うためにいろいろなものを厄祝いと称し親戚や近所、または知人に配る風習がある。
ゲン担ぎで、配るものは、悪いことを流すために洗剤や石鹸が人気だ。
お陰で私の家では、結婚してから洗濯洗剤は買ったことがない。妻は洗剤の値段を知らない。
今日は大安ということもあり、顔見知りの方達がそれぞれの品物を届けてくれている。

ところがこの厄年の風習、私も経験者だが42歳の厄年の人たちが大変で、自治会を通じて各家に厄年の有無を回覧板で回し、厄年人名簿を作成して、厄年のいる各家庭に手分けして配布するのである。なぜなら厄年のある家には物を持っていけないからである。その時の大事な資料となるのだ。
当日の準備(神社・寺での行事)や厄年の人を全員集めての説明会、各商店への手配など本当に大変な作業をこなす。
それも地元に残っている小学校の同級生が集まってやるからすごい。
そして会費(協力費)やまき銭を集め、経費を差し引いた分を出身校である小学校や幼稚園、こども会等に寄付するのである。

こういったイベントを通じて地域に関わっているのである。でもこれがコミュニティであり、地域の力だ。そうして下級生だった一学年下の人達が、それをまた受け継いでいく。

青空

2006-01-22 13:44:44 | Weblog
今日のこの地方は素晴らしい天気だ。
青空が一面に広がり、なんとも久々の清清しい気分。わた飴の切れ端のような雲が北の方にほんの少しあるくらいで、あとは真っ青。
あったかくて最高の日曜日だが、事務所で事務処理等仕事をこなす。

夜はこの地域の総会で、やっと2年間の役員改選。いろいろあったがいい勉強になった。この地域や、それぞれの役員さんに感謝。