言の葉収集

思ったこと、感じたこと、出逢ったこと
いろいろ気ままに書きたいと思っています。

老化

2009-11-30 21:29:35 | 言の葉
晩年耳が聴こえにくくなったエジソンに、こんなことを訪ねた人がいた。

「どうして補聴器を発明しなかったのですか?」

発明王はこう答えた。

「24時間のうちに、どうしても聴いておかなければならないことがどれほどあると思う?」

そして、

「耳が遠いと、他人は大きな声で話さなければならなくなる。大きな声だと嘘はつけないだろう」

と、笑ってこう付け加えたと言う。

さすがです。エジソン。

この話を聞いて、ふと思ったことがある。
もしかすると人間は、年をとるとこのようにして嘘や詐欺から身を守るようになっているのではあるまいか。自然と話す人の声が大きくなって、自分以外の誰かが聞いていてくれている。そんな「人思い」の老化だったら素敵なのに(笑)。

以前、こんなことも聞いた。
年をとってボケるのは、死に対する恐怖を和らげる為の自己防衛本能。
いつまでも正気だと、身近に存在する死はとても辛いからそうなっているというのだ。
真実かどうかは別にして、なんか「人間らしい」説ではある。

千秋楽

2009-11-29 17:43:50 | 相撲
大相撲九州場所、予想通り白鵬の優勝で幕を閉じた。

優勝予想は当たったものの、まさかの朝青龍の連敗で終盤戦の興味が半減した。
大関陣には無類の強さを発揮すると書いたのに、今回はどうしたことか全然相撲が取れていない。まるで前半戦の朝青龍とは別人のようだ。
へんとう炎で体調も悪かったようだが、精神的な影響も大きかったのではないか。今までなら不覚の一敗をしたとしても、続く力士がいなかった為比較的楽な終盤戦を迎えることができた。
それが今では、後ろにいないどころか前には負けない盤石の横綱白鵬がいる。これが大きいとみるがどうだろう。
しかし千秋楽の結びの一番、本来ならば興醒め消化試合となるところ、朝青龍も負けはしたが意地を見せた。来場所の巻き返しにつながる健闘と見る。

そして白鵬、もうおそらく破られることはないだろう年間最多勝新記録も更新し、大横綱への階段を上りはじめた感がある。優勝が決まっても気持ちが途切れことなく4回目となる全勝優勝で花を添えた。
しかし、驚くべきはこの負けない横綱、年間4敗しかしていないのに優勝回数は3回。14勝以上の成績を常に納めているにも関わらず場所の半分しか制覇できないのはそれほど最近のレベルが高いということか。
いや、そうではない。確かに強さは本物だし今までの大横綱と比べても遜色のない二人の横綱だと思うが、大関陣を始めとする他の力士との差がありすぎる。
何とか若手力士に奮起してもらい、来年こそはこの横綱を脅かす存在が1人でも2人でも出てくることを願う。

散歩

2009-11-28 22:47:44 | 出来事
今日は久々に湖一周コース。

今日の夕方、早めに仕事が終わったのでフクと一緒に湖を散歩に行くことに。
フクも最近は腹回りが丸くなって運動不足なので長距離コースを選んだ。

ところが…、
久々の1時間散歩は飼い主がバテた。ハハハ。

いやいや結構キマシタ。

運動不足は飼い主の方が深刻でした。

毎日朝30分、夜30分歩いているので、久々と言っても連続1時間は楽勝気分だったがなめてはいけなかった。

体重も増えてたしなあ…。
あっ、もちろん飼い主のほうです。

おれさまファンクラブ

2009-11-27 21:34:28 | ニュース
今やこんなサイトがあるそうで。

あなたのファンが掲示板に殺到! 「おれさまファンクラブ」

この掲示板では、よってたかってあなたのことを褒めちぎってくれます(笑)。
自分の名前を入力(本名のほうが喜びもひとしおらしい)すると、仮想掲示板が立ち上がる。
そこではすでにあなたのファンたちが、あなたに向けてたくさん書き込みをしてくれている。

少し空しい気もするが、シャレの効いた自己満足サイトだ。

で、

やってみた。(やってみたんかい)

あんまり嬉しくはなかったが、ひとつだけ気に入ったフレーズが。

私の匂いはレコードクリーナーの匂いがするそうで(笑)、それを知った別のファンが、早速レコードクリーナーを買いに行くそうです(笑)。

うん、うん、私は褒められて伸びるタイプだから。

おれさまファンクラブ

でこさんもきっとクリックするでしょう。

ひとり映画館

2009-11-26 22:42:17 | ニュース
「ひとり映画館」半数以上が経験アリ

こんなことがニュースになるってことは、今時の若者はあまりひとりでは映画を観に行かないのだろうか。
確かに映画と言えばデートコースの定番で、二人で行くのが一番多いとは思いますが…。

若い頃からひとりで入るのに全然抵抗はなかった。アンケートの結果を見ても40代の同志達(笑)も同様のようで。
思い出すなあ、土曜の仕事が終わってからオールナイトで観に行った20歳の頃。あの頃は映画館も活気があった。
って言うか、そもそももう10年以上、いやもっとだ、映画館で映画を観たことがない。だから今の映画館を知らない。まあ観たくても近くにないのだが(笑)。

映画館で最後に観たのは何だったか…。

「ダイハード2」、いや「ゴースト」か、いや「危険な情事」か、
このどれかだと思うのだが、書いたら気になってきた、調べてみよう。

「危険な情事」1987年
「ゴースト」1990年
「ダイハード2」1990年

となる。
と言う事は、「ゴースト」か「ダイハード2」が映画館で観た最後の映画。
ちなみに両方とも妻と松阪の映画館に観に行った。

もうほとんど20年じゃないか、すごいなあ。

白熱

2009-11-25 23:04:05 | 相撲
大相撲九州場所も11日目。

やはり強い両横綱はまだ土つかずの11連勝。
このままだと、26年ぶりという両横綱同士の全勝落日決戦も現実味を帯びてきた。

大関戦には抜群の強さを誇る朝青龍は、今場所も難なく千秋楽まで辿り着きそうだ。
どちらかというと白鵬の方が、琴欧洲、琴光喜に要注意だ。先場所の金星配給のような油断は命取りになる。

立合いに従来の低さと鋭さが戻った白鵬だが、場所前「壁となる」と宣言した朝青龍の存在がこれからどう影響するか。こうなった時の朝青龍はめっぽう強い。
おそらくもう白鵬の中には朝青龍に対して苦手意識はないとみるが、最後に全勝でぶつかる相手としてはこれほど怖い相手はいない。

「先場所の借りを返す」

静なる横綱の胸に秘めた思いの先にあるものは、尊敬する大横綱双葉山の優勝記録でもある。

年間最多勝記録を塗り替えるまであと3勝、全勝優勝で花を飾るには立合いが鍵である。

衣装ケース

2009-11-24 23:16:16 | フクブログ
んっ、父ちゃんそれ何だ?


何だこの青い箱、
えっ父ちゃんたちの服を入れてたヤツか、そうなのか。


っていうか、アタシ久々の登場じゃん。

それより父ちゃん、これどうするんだ。えっアタシにくれるのか。
何々、今まで服が入っていたから、フクに入れって…。バカヤロー。
はあー、突っ込む気にもなれんわ。


しかし父ちゃんこれはさすがにちと小さいんじゃないのか。
無理無理アタシゃエスパー伊東か。


あれっ、でも、結構入るかも…。


うんうん。


あれっ、案外いい感じ。
何だって?箱入り娘?



犬も笑わんぞ、父ちゃん。

でも気に入ったぞ。もらってやる。

ケータイの進化

2009-11-23 20:12:39 | ニュース
欧米では、出先で情報を取得する「表示デバイス」としてスマートフォンを使い、日本のケータイは、メールや写真を送る「発信デバイス」として利用する。
使い方が違えば機能やサービスが変わってくる。アイフォーンが女子高生に受けないのはこのためだという。なるほど。

今日の中日新聞に「ケータイ進化社会基盤に」との題で、武蔵野学院大・木暮祐一准教授に聞いた記事が掲載されていた。

「通信インフラ」として始まったケータイは、インターネット接続サービスの導入で「情報インフラ」となり、さらに通信とは無縁な財布代わりにもなる「生活インフラ」となったという。
次はあらゆるサービスを利用できる「社会インフラ」となっていくだろうと木暮教授。
なるほど、言われてみればその通りで、今やそもそも何の機械?なんて思うほどの多機能ケータイ、「これ通話もできるんですよ」なんてセールスされても違和感なかったりして(笑)。
木暮教授のおっしゃるように、私もケータイはまだまだ進化していくと思う。それこそ「社会インフラ」としてのマーケットはかなりあるのではないだろうか。

住民番号などの身分証明であったり、免許証や健康保険証が確認できたり、クレジットカードやETCなどの役割を担うかもしれない。

まだまだ進化し続けるケータイ、
いつまでついていけるやら…。

優勝予想

2009-11-22 20:27:19 | 相撲
早くも中日8日目。

大相撲九州場所、早くも折り返しの中日。

予想通り両横綱のマッチレースは、揃って全勝でターンというまあ当然と言えば当然の展開。
低迷を続ける大関陣でただ一人琴欧洲が1敗で後をついているのが、最近では珍しい(?)折り返し。

しかし、やはり優勝はどちらかの横綱に間違いないだろう。

どちらかの横綱…。

うーん難しいぞ、今場所は。

最初は少しもたついた感のあった白鵬も、調子をかなり上げてきてここ数日の立合いは目を見張るものがある。
対する朝青龍、こちらは相変わらずの集中力が健在で、真骨頂ともいえるスピード感あふれる相撲で白星を重ねている。

白鵬には朝青龍の持つ年間最多勝記録更新の期待がかかる。14勝以上でそれをクリアできるのだが、これからジワリと圧し掛かるプレッシャーをどう克服するか。
場所前に「壁になる」と宣言した当の記録保持者朝青龍の気合もヒートアップしていくだろう。

このまま二人が全勝で千秋楽を迎える可能性も高い。
果たして今場所の優勝予想は…。

応援の意味も込めて、白鵬でお願いします。

危機感

2009-11-21 21:43:14 | 出来事
土曜日だが当社は今日も仕事。

訪問したお客様のうち、お二人の経営者の方との話が印象的だった。

景気の悪さに加えて、そもそも顧客のニーズの変化が「良かった時代」を懐かしい遠い昔に追いやっている。
「このままではいけない」それは皆が分かっていること。対応策もいろいろ話し合っているはず。

やるか、やらないか。

これが明暗を分けるのだろう。

「考えた人」「口走った人」は沢山いる。
でも「行動した人」は少ない。
「行動した人」がすべて成功するとは限らない。
しかし、成功した人はすべて「行動した人」だ。

お二人の経営者の話には、いろいろと勉強になることがあった。
「危機感」だけではすまされない状況、そう「危機」なのである。
果たして何人の経営者が「危機」を感じ取っているのか。
逆に「危機」を「危機」と思わない経営者も知っている。

以前読んだ、こんな言葉を思い出した。

「チャンスというのは変装が得意で、時々ピンチの顔をしてやってくるのです」

「危機」を「危機」と思わない経営者は「好機」と捉えている。つまり行動しているわけだ。

よしっ、気合いを入れて行こう。
どんと来い、不況(笑)。