晩年耳が聴こえにくくなったエジソンに、こんなことを訪ねた人がいた。
「どうして補聴器を発明しなかったのですか?」
発明王はこう答えた。
「24時間のうちに、どうしても聴いておかなければならないことがどれほどあると思う?」
そして、
「耳が遠いと、他人は大きな声で話さなければならなくなる。大きな声だと嘘はつけないだろう」
と、笑ってこう付け加えたと言う。
さすがです。エジソン。
この話を聞いて、ふと思ったことがある。
もしかすると人間は、年をとるとこのようにして嘘や詐欺から身を守るようになっているのではあるまいか。自然と話す人の声が大きくなって、自分以外の誰かが聞いていてくれている。そんな「人思い」の老化だったら素敵なのに(笑)。
以前、こんなことも聞いた。
年をとってボケるのは、死に対する恐怖を和らげる為の自己防衛本能。
いつまでも正気だと、身近に存在する死はとても辛いからそうなっているというのだ。
真実かどうかは別にして、なんか「人間らしい」説ではある。
「どうして補聴器を発明しなかったのですか?」
発明王はこう答えた。
「24時間のうちに、どうしても聴いておかなければならないことがどれほどあると思う?」
そして、
「耳が遠いと、他人は大きな声で話さなければならなくなる。大きな声だと嘘はつけないだろう」
と、笑ってこう付け加えたと言う。
さすがです。エジソン。
この話を聞いて、ふと思ったことがある。
もしかすると人間は、年をとるとこのようにして嘘や詐欺から身を守るようになっているのではあるまいか。自然と話す人の声が大きくなって、自分以外の誰かが聞いていてくれている。そんな「人思い」の老化だったら素敵なのに(笑)。
以前、こんなことも聞いた。
年をとってボケるのは、死に対する恐怖を和らげる為の自己防衛本能。
いつまでも正気だと、身近に存在する死はとても辛いからそうなっているというのだ。
真実かどうかは別にして、なんか「人間らしい」説ではある。