言の葉収集

思ったこと、感じたこと、出逢ったこと
いろいろ気ままに書きたいと思っています。

さよなら2007年

2007-12-31 16:50:25 | 出来事
今年も残り僅かの時間となった。

いろいろとあった1年であったが、こうやって無事に大晦日を迎えることが出来るということはありがたいことだ。

毎日の更新に四苦八苦しながら365日。
「前にも書いていたよそれ」と突っ込まれることもあったのではと恐縮しつつ、何とか繋いだ。(笑)
ありがたいことに毎日数十名の方がこのブログを見ていてくださっているので、それが励みとなっている。
来年は果たして毎日更新ができるか自信がないが、とにかくやれるところまでやるつもりだ。

今年1年間どうもありがとうございました。
2008年が、このブログを見ていてくださっている方にとって、素晴らしい1年でありますように。

どうか、良いお年を。

越年本

2007-12-30 16:49:45 | 読書
最近本の話題がない。

本を読んでいないわけではない。
読んでいる本があるのだが、これがなかなか難しくてペースが上がらない。
最近の読書では最遅記録である。
かと言って面白くない訳ではなく、なかなかいいことが書いてあり、営業活動にも役立つエッセンスが沢山ある。
どうして進まないのか?
どうやら私は翻訳本はあまり得意ではないようだ。
言い回しや用語がどうもピンとこない、いつもそんな違和感があることにやっと気づいた。

新聞で紹介されていた本で、Amazonでは売り切れ状態、古本に至っては定価より高値がついていたので、他のネット本屋で購入した。
分厚さに圧倒されつつ読み始めたがあと残りは2/5ほどか。
今日と明日の予定を考えると越年は間違いなさそうだ。

今年もいろいろな本を読んだ。
いい「言の葉」を沢山頂戴した。
アンダーラインを引いたり書き留めたりしない(一応チャレンジはしてみたのだが)ので、いいフレーズを覚えていないのだ。
ある人は言う。「本の中にたとえ1行でも心に残るフレーズがあれば、それは価値のある財産だ」
いつか大事な局面でフッとそのフレーズが舞い降りてくることを願いながら頭の中にしまい込むのだが、それは残念ながらの結果だ。

また来年も丁寧に読むのだろう。結局売ったりしないのに。
そういえば教科書も綺麗に使っていたので、後輩にあげると喜んでいたなあ…。どんな使い方や。

来年こそ改めたいこと

2007-12-29 17:57:19 | Weblog
今日の「NIKKEI プラス1」の1面に、

「来年こそ改めたいこと」

と読者が答えたベスト15が載っていた。
以下そのランキング。

1.整理整頓や部屋の片づけができない(702)
2.ダイエットや運動など、飽きっぽくて長続きしない(621) 
3.やるべきことを先送りする(571)
4.一日の時間の使い方が下手(536)
5.物が捨てられない(464)
6.自分に甘く、まあいいやと思ってしまう(440)
6.過ぎたことをくよくよと気にし続ける(440)
8.短期ですぐかっとしてしまう・怒鳴る(416)
9.心配症、小心者(398)
10.衝動買いや浪費癖(387)
11.感情が顔に出てしまう(383)
12.ネット検索などでつい夜更かししてしまう(380)
13.字が汚いまま(373)
14.人付き合いを避けてしまう(387)
15.思ったことをそのまま口にしてしまう(329)

おおおお…
「ほとんど当てはまるやん」と思わず口走ってしまった。
こう見ると皆さん同じように「来年こそは」と意を決しているのだなと。
しかしまた来年のこの時期になると、「来年こそは改めたいこと」に同じような言葉が並ぶに違いない。
要は皆分かっているのだ。何がダメなのか、何を変えればいいのか。それをこうやって確認しているに過ぎない。
こうやって吐き出したり、同感したりして、なんだか禊(みそぎ)をしている感じがする。
結局これを実行できる人と目標で終わる人の差が人生を左右するのだろう。


精神科医の山登敬之さん曰く、

「まずは腰をあげる。小さな改善でも『できた』という達成感を積み重ねると、改善の意欲を持続させやすい」

と書いてある。

よし来年は改善することが5個くらいになるように努力するか。(笑)

鯖の値段

2007-12-28 18:10:16 | Weblog
東京の築地や名古屋などの魚市場で本日朝、マサバが記録的な高値で取引されたとのニュース。

築地で卸値が一匹5000円という、信じられないような値段がついた。
通常の約5倍もする鯖はもう大衆魚とは呼べない。れっきとした高級魚である。
全国的に大型のマサバが少なかった為というのが理由だそうだが、それにしても1匹5000円はすごい。
しかも卸値ときたら、口に入る頃にはいくらになっているのか。お寿司屋さんや高級料亭などへ引き取られたというこの鯖をどなたが食べるのか。見てみたいものである。

「脂の乗り」もここ数年では最高らしく、正月需要に希少性と、高級魚に押し上げる材料が全て揃った形である。
それにしても漁師町で漁師の子として育ったものとしては到底信じられない。恐るべし年末のマサバ。

「鯖の味噌煮」なんて、メニューから消える日も遠くなかったりして…。

もうあと残すところ…

2007-12-27 21:19:29 | 出来事
気がつけば今年ももうあと4日。
町も俄然慌しくなってきて、行き交う車や人のスピードは、普段の1.2倍くらいか。
田舎町はお盆や正月前になると活気を帯びて、帰ってくる人たちを迎える準備に追われる。大掃除や餅つき、注連縄飾りなど、町に年賀ムードが漂い始めるのだ。
そう言えば昨日はお客さんから搗きたての餅を頂いた。柔らかくてとても美味しそうだった。
美味しそうだったというのはまだ食べていないわけで、昨日の帰りが遅かった為、今日のぜんざいを約束して床に就いたのだったのだが、そうだ、まだぜんざい食べてない。
餅を触ってみると、昨日のあのほっぺたのような柔らかさは消えていてショックを受ける。

しかし、、、

ぜんざいは食べる。昨日そう決めたから。(笑)
ああこれから正月明けまで、見事に腹の周りを脂肪が巻いていくのだ…。普段の1.2倍のスピードで。

シークレットサンタ

2007-12-26 16:48:05 | Weblog
YOU TUBEでなかなかいい動画を観た。

ネタ元はテレビ番組の「アンビリーバボー」のようで、何年か前に放送されたヤツだと思う。

アメリカの貧しい青年ラリーは、勤めていた会社が倒産して、空腹で耐え切れず一文無しのままレストランに入ってしまう。
そして気がつけばあれこれと注文し、むさぼるように食べていた。
レシートを置かれハッと我に帰る。「あれっあれっ」財布を探すフリをしながら青ざめていた。

「落としましたよ」

レストランの人がラリーの足元で拾ってくれたのは20ドル紙幣だった。

「助かった」

支払いを済ませたラリーは逃げるようにレストランを後にした。
その後のラリーにまたしても苦難が待ち受ける。会社をクビになり切羽詰ったラリーは家族を守る為に銀行強盗を企てる。
銀行に入ってポケットの銃を取ろうとしたとき、カウンターで小さな女の子が差し出す20ドル紙幣を見つけた。

「落としましたよ」

数年前の20ドル紙幣とダブった。
ラリーは知っていた。あれは落ちていたのではない、彼がわざと拾ったフリをして私にくれたのだ。
「俺はなんてことをしようとしていたんだ」
20ドル紙幣が彼を、いや彼だけではなく、銀行員や客の命さえも救ったのかもしれない。

ただラリーの生活はその後も一向に楽にならなかった。
ある日立ち寄った店で元気の無い店員を見て、ラリーは20ドル紙幣を差し出した。

「メリークリスマス」

「なぜ?理由もなくいただけないわ」

「君はとても悲しそうな顔をしている。元気を出すんだ。今日は特別の日だろう」

「ありがとう」

その笑顔はラリーの心を明るくした。
そして彼は思い切った行動に出る。銀行に行きナケナシの貯金を引き出し、白いオーバーオールに赤いシャツとベレー帽の姿で、街中へ繰り出し貧しい人々にお金を配り始めたのだ。
もちろん素性は明かさずただ街の人達に20ドル紙幣を配ったのだ。人々は彼の事を「シークレットサンタ」と呼んだ。

彼が凄かったのはそれを続けたことである。
27年間で総額150万ドル(約1億8000万円)を配り続けたサンタクロース。
もちろん家族にも内緒であったが、気付いた妻は彼を応援した。

「少し生活を切り詰めないといけないわね」

家族の理解と協力の上にシークレットサンタは存在したのである。
ラリーは以前レストランで20ドルをくれた恩人をやっと探しあて、お礼を言った。

「あなたがシークレットサンタの生みの親です」

不思議なことがある。
シークレットサンタとして人々に施しをすればするほど、友人と興した会社の業績は上がっていったのである。
彼と彼の家族は裕福な生活を送っていたという。

「与えよ、さらば与えられん 」

パトラッシュ

2007-12-25 16:11:39 | Weblog
「フランダースの犬」に心打たれるのは日本人だけ

英国人の作家が1870年代に書いたとされる「フランダースの犬」は、欧州では「負け犬の死」としか映らず、評価されなかったらしい。
アメリカでは過去に5回映画化されているが、いずれもハッピーエンドに書き換えられたという。
今回映画化された「パトラッシュ」の監督ディディエ・ボルカートルさんは、制作のきっかけを、大聖堂でルーベンスの絵を見上げて涙を流す日本人を見たことだと言っている。

-以下YOMIURI ONRINE記事より抜粋-
悲しい結末の原作が、なぜ日本でのみ共感を集めたのかは、長く謎とされてきた。ボルカールトさんらは、3年をかけて謎の解明を試みた。資料発掘や、世界6か国での計100人を超えるインタビューで、浮かび上がったのは、日本人の心に潜む「滅びの美学」だった。
-抜粋終わり-

滅びの美学、そう言われると確かにそうだ。
それが日本独特の文化であったかと思うと何だか誇らしいのは私だけであろうか。
潔く敗北を認め勝者を称えたり、真実を黙して語らずといった言動がとても美しいと感じるのは日本人のDNAの仕業か。
人として美しい文化であると胸を張りたい思うのは、歳のせいもあるのかもしれない。

-以下YOMIURI ONRINE記事より抜粋-
プロデューサーのアン・バンディーンデレンさん(36)は「日本人は、信義や友情のために敗北や挫折を受け入れることに、ある種の崇高さを見いだす。ネロの死に方は、まさに日本人の価値観を体現するもの」と結論づけた。
-抜粋終わり-

M1を観終えて。

2007-12-24 16:51:32 | Weblog
昨日のM1グランプリ。史上初の敗者復活からの優勝を成し遂げたのはサンドウィッチマンのふたりだった。

下馬評ではキングコング、そして笑い飯が優勝候補と言われており、そこに決勝進出常連者の麒麟が敗者復活で上がって来て、三つ巴の戦いかと思われたが…。
個人的には、トータルテンボスの漫才が面白く勢いがあったので、これは「行くかも」と思っていたが、さすがはキングコング、実力を見せつけた。
「このどちらかだろうな」と思っていたら、サンドウィッチマンが上がったとのニュース。
「これは面白くなる」ともうすでに優勝は決まっているのに、ビデオを観ながら興奮した。
というのも、このサンドウィッチマンのネタが好きで、注目していた芸人だったからである。
一見強面の突っ込みを、トボけたボケがいい様におちょくるパターンは、当然この大舞台でも威力を発揮する。

大会前は例年に比べ今ひとつ盛り上がりに欠けてみえた今年のM1だったが、決勝前に俄然盛り上がった。(私だけかもしれないが…)
そして、彗星の如く現れた敗者サンドウィッチマンがその栄誉を獲得したのだった。

「かき回してきます」

敗者復活戦会場から予選会場へと向かうサンドウィッチマン、伊達のコメントはまさに現実のものとなり、その数時間後の自分達にエールを贈ったように見える。
やった2本のネタはどちらも観たことのあるネタであったが、彼ら独特の空間はM1のジンクスさえも簡単に破り捨てた。さすが実力者だ。

もちろん、サンドウィッチマンの優勝に何ら異論も無い。
ただ私が審査員だったら、トータルテンボスを選んだと思う。

ずらしてM1

2007-12-23 21:04:07 | Weblog
今日は事務所で年賀状作り。

ソフトを買い換えたので、最初は結構手間取ってしまった。
それでも昨年使っていたのよりは転送も早くて、慣れればあっという間の作業だ。
(とは言うものの、プリンタから排出される時間は当然要する)
悪戦苦闘した昨年の年末がついこの間のようだ。1年の速いこと速いこと。

もう明日はクリスマスイヴ。いよいよ年末ムードが一気に加速する。
さて、所用の為「生」で観られなかった「M1グランプリ」をビデオで観るとするか。
やっぱり優勝はあの組だろうか…。

株ゲーム

2007-12-22 20:58:18 | 出来事
朝からずっと冷たい雨、雨。

本日は大安。新装開店のお客様のところに花を持ってお祝いに出かけた。薄紅色のシクラメンほどまぶしいものはない(笑)。とにかく喜んでいただけてよかった。
別のお客様のところでは、投資の話をしっかり聞かせてもらい、また別のお客様のところでは退職金や税金対策の話となった。
頑張ってみえる経営者の方々から、いろいろと実のある話を聞かせてもらったいい一日であった。

ところで私の来年の目標のひとつである「投資」に向けての準備であるが、
とりあえずAmazonにて、ダイアモンドZAIが作った「株ゲーム」を購入した。
人生ゲームのような、昔で言う「双六」的なゲームのようだ。正月はこれだ。
結構値段が張ったゲームだが、投資の基礎が学べるらしい。FPとして是非ともこれは知っておくべきと、清水の舞台から飛び降りるつもりでクリックした。

「来年は投資するぞ、その為には練習だ。この株ゲームで」

「そこからかい!」

妻を初めとする数名の方から突っ込まれ、まんざらでもない私であった。