馬頭琴日記

交通事故療養中に還暦を迎えた馬頭琴奏者が、馬頭琴に関する知識を書き遺します

左手の指の関節を 柔軟にして・・・可動域を広げる

2024-01-20 13:47:55 | 馬頭琴の基礎知識

馬頭琴の演奏に際して、左手の指の強さは必須である。合理的な強化法として、グリップマスターを使用

する話は以前にも触れたし、私自身でも女生徒でも実証済みである。加えて、左手の指の関節の柔軟さも

スムーズな運指だとか微妙な音程の瞬間的な調整にも、不可欠だと考えている。画像は私の両手・・・だ

人差し指・中指・薬指を付け、小指のみを広げている。右手よりも左手の方が、より小指が広がっている

小指・薬指・中指を付けて、人差し指だけを広げた場合であれ、同じ様に左手の人差し指の方が、右手の

人差し指よりも広がる。これによって、固定された位置の左手であっても、より上下の遠い音程の位置に

人差し指・小指の先が届くし、中指・薬指で内・外弦への移動もスムーズになる。左手の指にだけ、ある

トレーニングを繰り返してきた結果である。ぎゅっと握った指の状態からでは、美しい音色は生まれない

画像の様に、右手の親指と小指の外側を左手の指の間に潜り込ませ、右手を開いたり閉じたりを繰り返し

左手指の間が開いたり閉じたりを繰り返す。指が痛くなるほどに、力を入れてはいけない。入浴中などに

すると良いだろうし、練習で左手が疲れた時などにすると、クールダウン・マッサージ的な効果が、ある

かもしれない。人差し指と中指の間・中指と薬指の間・薬指と小指の間に、右手を潜り込ませ、広げたり

脱力したりを繰り返す。根気よく1ヶ月も繰り返せば、左手指の関節が柔軟になり、1枚目の画像の様に

可動域の広がりを実感できるだろう。可動域が広がり柔軟になった左手指は、スムーズな運指の救世主だ

薄鉛色の空からぽつぽつ小雨、強めの冷たい北風、気温4〜8℃。 午後1時の気温4.8℃、湿度70%

手袋のミトンの部分を外して、指先の無い人差し指と中指で煙草を摘んでいると、ジンジンと指先が痛い

これからの演奏会への移動時に、左手の指先が冷えると中々温まらないのだ。電熱手袋を導入しようかな

(11・172)36.3℃(79〜120)

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