馬頭琴日記

交通事故療養中に還暦を迎えた馬頭琴奏者が、馬頭琴に関する知識を書き遺します

賞味期限切れ(9ヶ月経過)の カールソン・コントラバス用を・・・割ってみた

2023-10-17 15:07:20 | 松脂の話

恵比寿のコントラバス奏者女子によれば、カールソン・コントラバス用の松脂の賞味期限は3か月だとか

実際に2個程使ってみたが、今年の1月に購入した松脂は9ヶ月を経過して、初期のご機嫌な食い付きの

良さを、すっかり失ってしまった。最近購入したという生徒のカールソンを先日試したら、大変良い感触

そろそろ1〜3月の演奏の為の指作りを始める時期を迎え、この松脂では心許なく、かといって今新しい

松脂を購入すると、肝心の演奏時期に賞味期限切れとなってしまう。で、揮発成分が蒸発して表面が乾燥

しているなら、揮発成分が残っている部分を露出させたら、基礎トレーニング程度なら使えるかと考えて

・・・真ん中から切断してみた。普通の松脂だと、揮発成分が抜けてしまうと、パリパリに割れてしまう

で、万力に挟んでアサリゼロ(刃の幅が最小)の鋸で静々と切り始めたら、途中から鋸が動かなくなった

物凄く粘着している、アサリの大きな鋸に変えて切断は完了したが、切断面の粘着物質が糸を引いている

鋸の刃にも粘着物質が貼り付いているので、後のお掃除が大変だ。アルコールで溶かすか、熱を加えるか

で、弓の毛に塗ってみると、弓の毛が貼り付いて動かせないくらい粘っている。経過観察をしてみないと

最終的な判断は出来ないが、初期の食い付きの良さが復活した。荒い耐水ペーパーや切り出しで、2ミリ

くらい表面を削ってやる方が、良いかもしれない。これだけ粘っていると、パキッと割れる可能性は低い

雲が浮く晴れ空、強めの北風が心地よく、気温14〜25℃。 午後3時の気温24.7℃、湿度は38%

(11・127)36.1℃(77〜110)

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賞味期限3ヶ月の カールソン(コントラバス用)の 裏側を試す・・・良いかもしれない

2023-01-23 16:19:16 | 松脂の話

弦楽器素材店勤務のコントラバス奏者の女子に伺ったところ、水色のパッケージのカールソンの松脂が

食い付きの良さを維持出来るのは3ヶ月だとか。で、3ヶ月毎に、買い換えるそうだ。年に4つ溜まる

初期性能を失った松脂の処分は・・・どうするのだろう? たぶん2016年に購入した私のも、昨年

購入した生徒のカールソンも、初期の食い付きの良さを失ってしまっている。で、生徒に新たな松脂を

試してもらいつつ、手持ちのカールソンの延命を考えてみた。カールソンは、鉛の皮膜で覆われている

その膜を剥いて使うのだが、揮発性成分が徐々に抜けて、初期の性能が維持出来なくなる・・・らしい

当然剥き出しになった表面から蒸発するのだろうから、皮膜に覆われた部分なら、性能を維持している

かもしれない。で、底の部分の鉛の皮膜を剥いて、弓の毛に塗ってみた。初期の性能を取り戻したかは

不明だが、性能の落ちた表面の松脂よりも、食い付きが・・・良くなった。今度生徒ので、検証しよう

病床使用率は1%減り47.3%・重症者用病床使用率1%減り28.2%・感染者数前週比は66.7%

       

薄鉛色の雲が空を覆い、風は無いが極寒で、気温3〜7℃。 午後4時の気温は5.3℃、湿度は84%

時折り目の前を、雪らしき物体がふわ〜っと横切る。野暮用で横浜まで遠征、ドトール・コーヒー健在

(11・188)36.5℃(80〜125)

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