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馬頭琴日記

交通事故療養中に還暦を迎えた馬頭琴奏者が、馬頭琴に関する知識を書き遺します

ジャンツァンノロブ氏の 音源 + 楽譜集 12曲 2018年 ウランバートル

2019-11-03 15:09:12 | 馬頭琴の教則本&楽譜集

20世紀の終わりから21世紀にかけ、様々な馬頭琴の楽譜集が、印刷物となって世に出回った

それ以前は、先生が黒板に書き出したものを写したり、コピーされた手書きの楽譜で学んだのだ

音源を聴いて、気に入った曲は、自分で楽譜に起こしたものである。で、気が付いたことがある

モンゴル音楽は、基本「♭」しか出てこない。「♯」を見る事は無く、感覚的に忘れてしまった

20年もそんな生活をしていると、「♯」の楽譜を眺めても、音をイメージ出来ない惨状なのだ

先日の、ジャンツァンノロブ氏が自ら解説する演奏会の、会場で売られたいたCD&楽譜集である

譜面のみを読んで、曲の練習をするのは苦手だ。取り敢えず、音源を覚え込むまで聴く派なのだ

風にも林檎にも対応する、タイプ C対応のドライブは用意済みだ。CD ウォークマンもあるのだ

が、1曲目が「♯」で始まっていた。2曲目は「♭」1つで始まり、「♭」5つになって、更に

「♯」1つに転調され、「♭」1つで終わる。う〜ん、気合が戻るまで・・・仕舞って置こうか

斑らな雲が空を覆い、無風で暗く、気温は13〜20℃。午後3時の気温 18℃、湿度 78%

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馬頭琴の曲集1 内蒙古大学出版社 2005年 

2019-05-15 12:12:54 | 馬頭琴の教則本&楽譜集
21世紀に入って程なく、馬頭琴の楽曲に関する出版が相次いだ。では、それまでどうしていたのか?
馬頭琴教室の先生・師匠方は、手書きの楽譜を配布するか、黒板に書いた。で、それを書き写したのだ

ピアノ伴奏の譜面であっても、手書きの物を、何度かコピーを重ねて、かなり判読の 大変な代物だった
伴奏をお願いするピアニストには、音源データを添えて恐る恐る、掠れた楽譜を届けたものだったのだ

あるピアニストから、PC の楽譜ソフトで清書した譜面を、逆に頂いた時は、ひたすら恐縮したものだ
作曲者の代表曲が、数曲記載された、3冊組の馬頭琴曲集である。「1」には、8人が掲載されている


縦文字モンゴル語・中国語・英語・日本語が、併記されている。冒頭は、チョールの名手セーラシ氏
ボラグ先生の師匠のサンドーレン氏、マシバト氏・・・など。無論ボラグ先生も、6曲が記載される
ほとんどが、チョールや馬頭琴奏者が作った曲だが、漢民族の女性作曲家の曲が、2曲選ばれている


ムクムクと夏雲が湧いた晴、南の風が強めで、気温は16〜22℃。正午の気温22℃、湿度58%
南岸に高気圧が居座り、周囲に北から南から、風が吹き込んでいるのが、天候の不安定な理由だとか
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音階&弓の練習本・1 2008年 ウランバートル 価格不明

2019-03-20 16:03:17 | 馬頭琴の教則本&楽譜集
何度となく書いているが、耳にタコが出来た方はいないだろうと、又しても書く事にした、常識問題
練習をしたと自己満足をしても、練習の様なものを繰り返したとて、屁のツッパリにもなりはしない

気が向いた時に、同じ曲を2・3回弾き、同じ場所でつっかえても、それを何度繰り返しても無意味
基本を押さえた、左手指と右手の弓の、トレーニングが不可欠だ。音階とは、楽曲の基本なのである

楽曲が、音楽になるか、音の羅列で終わるのか。それは両手の、基礎トレーニングの結果なのである
左手指に筋力が付いて、運指がスムーズになり、右手の弓のコントロールが出来る為の、基本である


で、音階の練習本である。外弦の開放弦から始まる音階練習から、スタートする音を変えた、音階集
加えて、弓の練習の為の、様々なバリエーション。ひと弓で1音〜8音とか、途中で音量を変える等

ちょっと想像すれば、必要な練習方法は、イメージ出来ると思うので、必須な練習本では無いのだが
イメージ出来ない方は、買われると良いだろう。ちなみに、「2」という練習本も、同時に出ている

ウランバートルの、バイガルジャブ親方のショップで、出来たてを納品に来た現場に出くわして購入
ガンボルド氏とナランチメグ氏の共著で、価格は忘れてしまった。音楽大学の、教科書かもしれない


雲ひとつ無く、風も無い晴れ空。気温はぐんぐん上昇して、8〜21℃。午後4時の湿度は35%だ
金曜日までは、最低気温10・11℃、最高気温20・21℃前後で。土曜日は3〜13℃に急降下

靴をめぐる冒険で、巣鴨まで遠征。さすが聖地である。のんびりと横に並ぶ3人の婆様に、阻まれる
五反田まで迂回して、洗濯を依頼したクラークスの受け取り。内側のベタつきは、すっかり解消した
もう1足ソールがベタベタな、クラークスの修理依頼。底をビブラムのゴム・中底皮、2週間の作業
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はじめての馬頭琴 横田和子著 音楽之友社 1999年発行 2000円

2019-03-10 17:05:35 | 馬頭琴の教則本&楽譜集
日本語で書かれた、日本人によって書かれた、唯一の馬頭琴の教則本であろう。監修は、小島美子さん
たぶん発行所となっている渋谷NHK近くの、セイヨーコーポレーションで購入したのだと思うが曖昧だ

渋谷パルコ・カルチャーセンターの馬頭琴講座を、運営管理しつつ、生徒としても受講した頃の入手だ
アマルトゥブシン師匠に実際に習いつつ、更なる理解のために、参考にした資料だ。良い教則本である


気を付けるべき部分は、しっかりと記載されている。弓の位置が上ずっているのだけが、残念である
著作者の演奏を1度拝見したが、理解出来ているのと、再現出来るのは、別の才能なのだと実感した


後半では、ハーモニクス奏法にも、触れる。2年くらいリアルで習い、伸び悩んだら、読むと良い
馬頭琴初心者が、この本で独習出来るかと問われたら、無理だとお答えする。百聞は一見に如かず


斑らな雲が空を覆い、昨夜の春一番は収束、気温は7〜17℃。午後5時の気温15℃、湿度68%
昨夜の悪行が祟って、ダラダラと終日を無駄に過ごす。1R1分34秒、読み始めたら、なかなか良い
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通称:グリーンブック ジャミヤン著 1978年 モンゴル国

2019-02-11 12:57:05 | 馬頭琴の教則本&楽譜集
馬頭琴のボディに板が張られたのは、私が生まれた1957年らしい。ジャミヤン先生の、仕業である
ソ連に留学中に、チェロ奏者のアドバイスで、調弦の狂いを改善すべく、皮から板への張替えを試みた

その楽器は、チ・ボラグ先生に受け継がれたが、その事によって、派閥が出来たのだが、詳細は控える
少々、いや、かなりの自慢話。私は、ジャミヤン先生宅を訪ねて、3つの自筆サインの、コレクターだ

昨日、ジャミヤン先生の演奏中の動画を見つけた。使用する馬頭琴は、先生宅で弾かせて頂いた楽器だ
詳細は「愛器紹介」を、ご参照下さい。で、1978年に出版された教則本、通称:グリーンブックだ


当時ゲストハウスを営んでいた、野口氏からのプレゼントだ。2003年8月16日と、記載がある
この頃は、ザハ(市場)で時々、売られていたそうだ。馬頭琴としては初の、教則本&楽曲集である

弓の持ち方は、当時のシャガイ弓。この持ち方の奏者、同い年のバツサイハン氏くらいかもしれない
足が悪くなったジャミヤン先生を、バトエルデネ師匠は、手を引いて送り迎え、していたそうである


おそらくは、伴奏譜の付いた馬頭琴の楽譜集としても、最古の物であろう。記譜方法も、工夫される
打音や拍子の変更も、描かれている。遺産価値は高いが、入手しても上達するかは、疑問ではあるが


鉛色の雲が空を覆って、空気が冷え切り、気温は1〜5℃。正午の気温は3.2℃、湿度は69%である
雪予報は消滅も、明日からの予報は、0〜11・1〜10・氷点下1〜7・0〜7・2〜12と乱高下

建国記念日で祝日なのに、律儀なのか?単に段取りが悪いのか、マンションの外装清掃業者は作業開始
天井から、色々な音が襲来。街は静まり返って、尚更堪える。で、縄張り点検に出たが・・・寒いだけ

(80−127)(1082・38・39282)
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