馬頭琴日記

交通事故療養中に還暦を迎えた馬頭琴奏者が、馬頭琴に関する知識を書き遺します

国産鰻の価格・・・値下がりしているが 理由は?

2023-12-27 12:10:00 | 鰻を巡る暴険

羊をめぐる・・・ならぬ、鰻を巡る冒険 否「鰻を巡る暴険」である。子供の頃は年に2度ほど、涸沼の

天然物を食べていた。なので、旨い鰻が年に2度も食えれば良いと・・・思っていた。が、残った余生を

鑑みると、年に2度では、10年の余生で20回・5年で10回・2年なら・・・4回しか食べられない

そう考えてしまうと、心置きなく旅立てず「鰻が食べたかったなあ」などと、卑しい私怨を残してしまい

そうだ。で、確実に旨い鰻ではなく、まあこの程度旨ければ良いかレベルの、生産地を問わずの鰻探しの

旅を始めた。土用の丑の日には、川崎の馴染みの季節料理屋で、四万十産の天然鰻を頂いて・・・いるが

で、最近になって国産鰻の価格が大幅に下がっていて、10キロ80匹クラスで3000円→2000円

程度である。昨日の OK ストアでは、10キロ60匹クラス話題の三河産鰻が、約2000円だったので

・・・買ってしまった。これくらいの価格であるならば、「台湾産愛知加工」で失敗したり、「アメリカ

生まれ中国育ち」だとか「中国産日本鰻」などで、暴険を試みる必要は無いのだ。が、値下がりの理由が

不明である。なかなか2023年のデータが見つからず、ようやくこのデータを見つけた。が、何故に? 

国産鰻の価格が下がったのかは・・・不明の儘なのだ。高いに訳は無い事も多く、安いには必ず訳がある

愛知県で「三河産鰻使用」と看板に明記していた鰻屋が、台湾産や中国産の鰻を使用していた産地偽装で

吊し上げられている。この店舗の「三河産鰻」は、西尾市のふるさと納税の返礼品で4年連続首位獲得で

こちらに「三河産鰻」を供給するために、冬の鰻が不足する時期に3年前から、店舗で海外産鰻を出して

いたとか。価格設定はどうだった? 国産鰻の価格で海外産鰻を食わされていたなら・・・噴飯物である

滲んだ雲が走る晴れ空、陽射し強く冷たい北風、気温3〜13℃。正午の気温11.2℃、湿度は43%

(11・181)35.8℃(75〜117)

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アンギラ・ロストラータを喰らう・・・獰猛な アメリカ生まれ

2023-12-06 13:19:03 | 鰻を巡る暴険

「アメリカひじき」は終戦後を描いた、野坂昭如氏の本だ。進駐軍が落とした捕虜用の食料の中に、黒い

乾燥した葉っぱが入っていた。「ひじきの様だ」と思い、煮たが・・・不味かった。そりゃそうだ、紅茶

だったのだ。20世紀末にスミソニアン国立航空宇宙博物館を訪れた土産に、宇宙食のアイスクリームを

購入。ファンシーな色合いの固めたメレンゲの様な物だったが、舐めるとほんのり甘くアイスクリームの

感じがした。第二時世界大戦の戦地でも米軍は、兵士達にコカコーラを供給していたらしい。一汁一菜の

大和民族とは、根底から食に対する感性が違っている。海洋系狩猟民族の末裔だと思う私は・・・淡白だ

昨晩はウルトラマンにでも出て来そうな怪獣の名前の様な、アンギラ・ロストラータを喰った。メキシコ

湾辺りで採れるアメリカ原産の鰻・・・である。まあ、日本産鰻の学名もアンギラ・ジャポニカなのだが

中国産の鰻は以前はヨーロッパ鰻の稚魚を輸入・養殖していたが、稚魚が減って輸入制限が掛かったので

アメリカ原産の稚魚に切り替えたのだとか。ただアメリカ産の鰻は獰猛で共食いをするので、養殖をする

に当たって大変な努力が必要だったらしい。特徴は大きく身が厚い。日本産鰻だったら3500円くらい

するサイズが、1000円で OK ストアで売られていた。なので、性懲りも無く・・・買ってしまったが

食べてみたら・・・かなり旨いのだ。日本産と遜色なく、先日の「台湾産愛知加工」なんてもう買えない

以前は硬かった様だが、蒸し方を工夫してふっくらとした良い食感である。会社員時代の上司が、穴子は

旨いが鰻は泥臭くて嫌いだ、と宣っていたが、日本鰻よりも癖が少ない気がする。まあ、私の鰻の基準は

子供の頃にごく稀に食べていた涸沼の小振りな天然鰻で、広島出身の母親が蒸さずに焼いた物・・・だが

検索中「能登うなぎ」なるものを見つけた。東南アジアのアンギラ・ピカーラ種を、養殖しているらしい

小雨止み雲ひとつ無い晴空、心地良いそよ風、気温7〜15℃。 午後一時の気温15.4℃、湿度52%

喫茶多摩川の帰路、明日の鍼灸治療費の現金が必要な事を思い出し、スマホアプリで・・・無事出金完了

(11・141)36.0℃(76〜118)

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鰻の日台合作 台湾産愛知加工 思惑が・・・外れた

2023-11-25 13:21:26 | 鰻を巡る暴険

20世紀末に西友が、台湾から鰻の輸入を始めた。台湾では肝しか食べないので、余った身の部分を活用

しようという試みだったという・・・朧げな記憶だ。鰻は16種+亜種3種の、計19種類がいるらしい

ニホンウナギ(アンギラジャポニカ)・オオウナギ(アンギラマルモラータ)・ヨーロッパウナギ(アン

ギラアンギラ)・アメリカウナギ(アンギラロストラータ)などである。安い価格で流通している中国産

ヨーロッパウナギで、シラスはサルガッソー海で採取されたものだそうだ。台湾産は、日本と同じニホン

ウナギである。先日、狛江駅ビルの食品店で、台湾産の鰻を愛知県で加工した(詳細は不明)を見つけた

価格はおよそ日本産の半額・中国産の倍である。欲に曇った目で躊躇なく買ったが・・・鰻は国産に限る

斑らな雲が空を覆い、風は無いが気温急降下、気温7〜14℃。 午後1時の気温13.2℃、湿度37%

(11・105)36.2℃(74〜115)

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