馬頭琴の弓は、調整式と非調整式(シャガイ弓)の2種類に大別出来る。今回は調整式の毛替えの話
非調整式は自分で行なっているが、構造は二胡の弓と同じなので、二胡の工房に頼めるかもしれない
調整式の弓は、西洋弦楽器工房の弓職人に委ねるが、十中八九断られる。知らないから触りたく無い
西洋弦楽器の弓は、根元と半円のリングの部分に、楔を差し込んで毛を留める、芸術的な構造である
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*上の画像は、下記サイトよりお借りしました。毛替えの注意について、大変参考になるサイトです
https://musica-pinoco.com/2019/05/20/バイオリンの弓の毛の話/
馬頭琴の弓は、毛箱に毛を通す穴が開けられているが、穴の径が画像の右側は大きく、左側は小さい
左側の穴より太くなる様、毛に糸を巻いてやる。ここで注意が必要なのは、巻いた部分の太さである
右手の薬指で直接、毛にテンションを掛けるので、細いとすっぽ抜けたり、食い込んで毛が緩むのだ
次に好意的な弓職人を悩ませるのが、毛を穴に通す作業である。すんなり通る分量では毛が足りない
毛の分量が少ないと、鋭いが音量が減る。適正な音量には、穴いっぱいに毛を通す作業方法が必須だ
内モンゴルのチャリス氏の工房で、弓の毛替えをした際の毛の通し方である。弦の穴にも流用可能だ
通したい毛に、穴から通した糸を、5センチ程度巻いておく。穴の向こうからこの糸を引っ張るのだ
スルスルと糸は解けるが、この時に毛の先端部分をしごく様に細くさせて、好みの分量の毛が通せる
未明からの本降りの雨、無風で肌寒く、気温は9〜13℃。 正午の気温は9℃、湿度は98%である
狛江市内の感染者発生以降、リハビリ休止のため 休眠状態だった風防号の、お目覚めはご機嫌で安堵
雨を幸いに、調剤薬局で目薬の受け取りと、OKストアで買い出し。想定通り客数少なく、並ばず入店
(114・71・41454)(0:1・51・1)36.2℃
こちらのサイトで当サイトの画像使われていますよね?
https://musica-pinoco.com/2019/05/20/バイオリンの弓の毛の話/
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拙い画像ですが、お役に立てれば幸いです。
モンゴル・内モンゴルの先生に馬頭琴を習われたとの事で、馬頭琴日記様の記事、とても興味深く、応援させて頂きます。
それでは、どうぞよろしくお願い致します。