富士山を強く意識し始めたのは、高校生時代に触れた葛飾北斎の・・・赤富士だ。図書館の分厚い画集の赤富士には、山肌に木版の木の紋様が浮かび上がって・・・綺麗だった。横尾忠則氏の描くイラストには富嶽三十六景に出てくる様な富士山が、背景の何処かに描かれていた。その富士山は決まって・・・雪の帽子を冠っている。富士山は冠雪していなければならない。海外やら日本の何処から飛行機での帰宅途中富士山が見えると・・・緊張が緩む。猛烈な偏西風の中の沖縄からの帰路のフライト、富士山が見えますとアナウンスが有って、猛烈な揺れにもめげず反対側の乗客が席を立ち、重量バランスが偏ってビビった
多摩川に向いた自宅のベランダの斜め右方向に、時折り富士山らしい山が見える。喫茶多摩川から眺める富士山と同じ方向なので、たぶん富士山なのだが、冠雪していないので・・・怪しい。富士山頂は氷点下5℃弱にまで冷え込んだので、そろそろ初冠雪が見られるかと思い眺めるのだが、日中のほとんどは雲のカーテンの向こう側で・・・見えない。昨夕は運よく雲が消えて、夕焼けと共に姿を現したが、雪は無い
単に雪が降っても初冠雪とは断定されず、人件費削減でふたつの気象台が廃止され、唯一残った甲府地方気象台から目視で見える事が条件だそうだ、この画像の右90度辺りの方向。由緒正しい富士山になって
雲が浮く晴れ空で、陽射し強く風は無く、気温16〜26℃。午後2時の気温は25℃、湿度は53%
(2・144)36.2℃(72〜118)