「電気蠍」・・・梶芽衣子さんを思い出した。自動車メーカーからホワイトボディを買い入れて、独自の
チューニングで名を馳せた猛者がいる。 早期にメルセデスのブランド化した AMG とか、 最近 BMW の
ブランドになったアルピナとか、ポルシェと RUF ・・・ だとか。内燃機関に長けた老舗のチューナーが
電気自動車の時代を迎え、どのように生き残るのか? この5年ほどで答えが出るだろう・・・興味津々
いち早く答えを出したのが、蠍のエンブレムで知られるアバルトだ。小型車のチューニングを得意として
おり、フィアット124スパイダー・500辺りが知られている。フィアットは内燃機関モデル500を
順次生産終了しており、ほぼ在庫限り・・・だ。内燃機関でホットハッチを味わうならラストチャンスだ
で、電気自動車化したフィアット500e に、 切り替わりつつある。 このフツーの車種を、 アバルトが
チューニングしたのが、アバルト500e である。開発に6000時間を費やしたそうで、かつてルマン
24時間レースを制覇したレコルトモンツァのエキゾーストノートの再現だった様だ。モーターの特性は
フラットトルクで、アクセルを踏んだ分だけかっ飛ぶのだ。内燃機関の様に、有効なトルクバンドを維持
する為の繊細なギア選択などは無用なのだ。で、アクセルペダルの開閉に応答した、サウンドシステムに
6000時間を費やしたらしい。フツーの500e が262万円〜、アバルト500e だと536万円〜
蠍のエンブレムとサウンドシステムに・・・約270万円の投資か? ただ・・・自動車評論家の評判は
滅法良いのである。そして・・・今現在では購入可能な唯一無二の電気自動車のオープンカーなのである
ポップな色合いしか無いのも、何だかなあ・・・である。フツーの500の鼠色とかマットなフィルムを
貼ったら・・・とか。いっその事ホンダビートに、日産サクラのユニットを積んだ方が・・・安そうだな
薄鉛色の雲が空を覆い、風は無いが肌寒くて、気温10〜16℃。 正午の気温14.4℃、湿度は71%
馴染みの脳神経外科で朝一番で健康診断を、あちゃあ血圧が136・・・毛の生えた蚤の心臓なのである
午後から整形外科で予約の理学療法士のリハビリ、 OK ストアで買い出しの予定。その前に喫茶多摩川へ
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