羊をめぐる・・・ならぬ、鰻を巡る冒険 否「鰻を巡る暴険」である。子供の頃は年に2度ほど、涸沼の
天然物を食べていた。なので、旨い鰻が年に2度も食えれば良いと・・・思っていた。が、残った余生を
鑑みると、年に2度では、10年の余生で20回・5年で10回・2年なら・・・4回しか食べられない
そう考えてしまうと、心置きなく旅立てず「鰻が食べたかったなあ」などと、卑しい私怨を残してしまい
そうだ。で、確実に旨い鰻ではなく、まあこの程度旨ければ良いかレベルの、生産地を問わずの鰻探しの
旅を始めた。土用の丑の日には、川崎の馴染みの季節料理屋で、四万十産の天然鰻を頂いて・・・いるが
で、最近になって国産鰻の価格が大幅に下がっていて、10キロ80匹クラスで3000円→2000円
程度である。昨日の OK ストアでは、10キロ60匹クラス話題の三河産鰻が、約2000円だったので
・・・買ってしまった。これくらいの価格であるならば、「台湾産愛知加工」で失敗したり、「アメリカ
生まれ中国育ち」だとか「中国産日本鰻」などで、暴険を試みる必要は無いのだ。が、値下がりの理由が
不明である。なかなか2023年のデータが見つからず、ようやくこのデータを見つけた。が、何故に?
国産鰻の価格が下がったのかは・・・不明の儘なのだ。高いに訳は無い事も多く、安いには必ず訳がある
愛知県で「三河産鰻使用」と看板に明記していた鰻屋が、台湾産や中国産の鰻を使用していた産地偽装で
吊し上げられている。この店舗の「三河産鰻」は、西尾市のふるさと納税の返礼品で4年連続首位獲得で
こちらに「三河産鰻」を供給するために、冬の鰻が不足する時期に3年前から、店舗で海外産鰻を出して
いたとか。価格設定はどうだった? 国産鰻の価格で海外産鰻を食わされていたなら・・・噴飯物である
滲んだ雲が走る晴れ空、陽射し強く冷たい北風、気温3〜13℃。正午の気温11.2℃、湿度は43%
(11・181)35.8℃(75〜117)