BAR CROSSの銘酒事典

BAR CROSSでこれまでに開封してきたお酒達を紹介しています。
豊島区西池袋3-29-3 梅本ビルB1F

Bowmore Queen of Islay(1993/2010) Exclusive for Shinanoya 700ml,51.9%

2010年09月23日 | ボウモア

今日は雨も激しいですが久しぶりに雷が多発してますね

西武池袋線では落雷による瞬間的な停電があったそうで電車が10分ほど遅れてました。

気温もだいぶ下がり、ようやくいよいよ秋の到来となりそうですね。

 

本日は何かと話題の1993年蒸留のボウモアをご紹介いたします。

 

「ボウモア・クイーン・オブ・アイラ(1993/2010) 」 700ml,51.9%

 

1960年代蒸留のボウモアが持つトロピカルフレーバーは有名ですが、最近1993年蒸留

のボウモアがそれに近いフレーバーを持っているということで人気、価格ともに上昇して

います。ことの発端は「ゴールデンカスクの1993」あたりだったでしょうか?その後様々な

ボトラーからもリリースされましたが、有楽町のキャンベルタウンロッホさんが詰めたケー

デンヘッドの1993で一気に火がついた感があります。

このボトルは信濃屋食品さんのオリジナルボトルで、ラベルのモチーフはメアリー・スチュ

ワート女王。ほぼ同時期にドイツのウイスキー・エージェンシーからも1993年のボウモア

がリリースされていますが、価格はこちらの方がちょっと高めです。

1993年が人気が高いとはいえ、ちょっと高騰し過ぎかなと個人的には感じています。

 

Bowmore1993 色合いは薄く黄色がかったゴールド。

最初は想像していたよりもスモーキーな香りの方が強く

甘くトロピカルなニュアンスは微かに感じる程度。

しばらく時間をおくとようやくパパイア、マンゴーの香りが

開いてきます。

香りとは対照的にアタックは果実味に溢れていて、後半

はスモーキーさが強くなっていきます。

少量加水した方がトロピカルフレーバーが感じやすくなり

ました。

しかしやはり1960年代のボウモアとは別物ですね。

あまり期待をし過ぎず、あくまで現行のボウモアとして楽し

んだ方が良いかと思います。後は瓶内でどれだけ変化す

                 るかが楽しみですね。

 

開栓日:2010年9月16日

ワンショット価格:2,600円  ※明日9月24日(金)までは半額 → 1,300円

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