「ブリックラディ10年(2000年代初頭流通)」
開栓日:2018年3月6日 ワンショット:1400円
ブリックラディが2001年に再生を果たす前
の旧ボトルです。当時はシンプルすぎてつ
まらないデザインだと思っていましたが、
現在の斬新なボトルを前にすると、どこと
なく渋い味わいのあるボトルに見えるから
不思議です。これが思い出補正なのか!?
現行品と比べると、トロっとした麦汁の甘
みとシリアルな味わいが強いのが特徴です。
麦感の強いモルトが好きな人にオススメ!
「ブリックラディ10年(2000年代初頭流通)」
開栓日:2018年3月6日 ワンショット:1400円
ブリックラディが2001年に再生を果たす前
の旧ボトルです。当時はシンプルすぎてつ
まらないデザインだと思っていましたが、
現在の斬新なボトルを前にすると、どこと
なく渋い味わいのあるボトルに見えるから
不思議です。これが思い出補正なのか!?
現行品と比べると、トロっとした麦汁の甘
みとシリアルな味わいが強いのが特徴です。
麦感の強いモルトが好きな人にオススメ!
「ウイルソン&モーガン・バレルセレクション
ブリックラディ12年(1985/1997)」
開栓日:2015年1月27日 ワンショット価格:1,400円
蒸留された1985年はインバーゴードン社の所有でしたが、1994年に
JBB(ジム・ビーム・ブランド)社が買収。
2001年にマーレイマクデヴィッド社、2012年からはレミー・コアントロー
社の所有と、ブリックラディは変遷がめまぐるしい蒸留所です。
現行品はライト&フルーティーなイメージが強いですが、この頃のボトル
は香り、味ともにシリアル感が強いです。
アタックでは乾いた大麦に、砂浜に転がる巻貝、オイル、煮詰めた金柑
の皮などの香りがあり、麦汁を思わせる甘みとともに金柑の爽やかさ、
そして麦芽が広がります。仕事に疲れたあなたの背中にそっと寄り添う、
そんなイメージのモルトです。
・ブリックラディ6年(1994年・春/2000年・夏)」
開栓日:2014年3月1日 ワンショット価格:1,200円
ダグラス・レイン社の関連会社、ダグラス・マックギボン社が手掛けていた
シリーズです。味とは何の関係もありませんが、瓶詰め年である2000年が
既に14年も前のことだという事実に驚愕です!!
アルコール度数が高いため、やや溶剤系の香りが出ていますが、それよりは
小麦粉や麦芽の甘い香りの方が強く出ています。
味わいも驚くほど甘みが強く出ていて、度数の高さは感じるもののキツイ酒と
いう印象は与えません。
6年と言う短い期間ながらもしっかりと熟成感がでています。
※グラス・レイン社は2013年5月に新ダグラスレイン社(代表フレッド・レイン氏)とハンターレイン社
(代表スチュワート・レイン氏)に分社化され、 プロヴェナンスシリーズは新ダグラスレイン社に引き
継がれました。なおOMCとオールド&レアはハンターレイン社に引き継がれたようです。
昨日に引き続き懐かしのジェームスマッカーサーです!
「ジェームスマッカーサー・オールドマスターズ
・カスクストレングスセレクション/ブリックラディ10年」 700ml,58.2%
ウイスキー500周年記念ラベルと同じ頃にリリースされていたボトルです。
1990年代半ばの瓶詰めですから逆算すると1980年代に蒸留された
ブリックラディということになります。
同蒸留所は2001年に再開して以来、現在は意欲的に生産を続け、
ポートシャーロットやオクトモアなどもリリースしていますが、前オーナー
ホワイト&マッカイグループ所有の頃はほとんど生産を行わず休止状態
でした。
これはそのさらに前のオーナー、インバーゴードン・ディスティラリー社が
所有していたころのボトルです。
ピーティでもなく、シェリー樽でもなく、こういった味わいこそがシングルモルト
の原点と言えるのではないでしょうか・・・。
アルコールの香りとともに微かなピート。
糖化した穀物の香り。
口に含むとまず麦芽感がふわぁっと広がり、
中盤ではハニーやシロップの甘みがきて、
後半では挽いた小麦のような若干の粉っぽ
さも出てきます。
味わいの奥にはほんの僅かにスモークの
ニュアンスもあります。
余韻は思いのほかしっかりと長く続き、
ちょっとフルーツブランデーっぽい表情
も感じることができました。
開栓日:2011年9月26日
ワンショット価格:1,400円
お酒のご紹介をするのはかなり久しぶりになりますね。
本日ご紹介するのはこちら ↓
「ブリックラディ1972.5.28/2001.12/11」 700ml,49.3%
今やすっかり有名になった同蒸留所ですが、1995年以降は休止状態に
なっており、アイラ島の蒸溜所の中でもその存在感は極めて薄いもので
した。
しかし新オーナーのもと2001年より全てが刷新され新たなスタートをきり
、今では蒸溜所内にボトリング施設まであり、様々な革新的なボトルを意
欲的に世に送り出しています。
このボトルは蒸溜所が再スタートを切った年に日本市場向けに404本限
定でリリースされたものです。
樽の種類はバーボン。
裏ラベルにはマスター・ディスティラー「ジム・マッキューワン」氏の手書き
のサインもあります。
ゴールド。
非常に洗練された香りで、ハチミツ、ピー
チ等フルーティ、フローラルな香りと、クラ
コットやウエハースのような麦のニュアン
スが混ざり合っています。
ボディはややオイリーで厚みがあり、前半
のバター系の重たさが徐々にオレンジピー
ルなどの柑橘系に変化していき、ゆっくりと
優しい余韻がじんわりと舌に響きます。
とりたてて特徴が無いと言えばそうなのかも
しれませんが、個人的にはこれぞモルト!
といった味わいでかなり好きです♪
開栓日:2011年5月7日
ワンショット価格:2,400円 ※5月21日(土)までは半額 → 1,200円
久しぶりにシングルモルトウイスキーのご紹介です!
「ブリックラディ20年 ファーストエディション」 700ml,46%
同蒸留所は長らくの間休止されていましたが、2001年にジム・マッキュワン氏と
マーレイ・マック・ダヴィッド社が買収して再開しました。
こちらはその再開直後にリリースされた20年ものです。
購入は2002年か、2003年のことだったかと記憶しております。
色合いは透明感のあるゴールドカラー。
香りは非常に穏やかで、香ばしい麦の香りと密。
小麦粉、アルコール臭。ほのかに磯のかほり。
口当たりは滑らかで甘く、砂糖菓子を口に含んで
いるかのよう。
じんわりとゆっくり広がってくるフィニッシュは心を
ほっ、とさせてくれます。
ただ、時間が経つと少々口の中に「えぐみ」とまでは
いきませんが、やや張り付いた感じが残ります。
アイラモルトとして飲むと少々物足りないかもしれませんが、バランス感に秀でた
ひとつのシングルモルトとして捉えればきっと満足させてくれることでしょう。
開栓日:2010年5月12日
ワンショット価格:1,600円