70cl,56.8% 開栓日:2021年10月7日
バークロスでの1ショット価格:2,400円
カスクナンバー２７８のリフィル・シェリー
バットから５３３本をボトリング。
貴重なシェリー樽の長熟レダイグです。非常
にそそる良い色をしています。
オールドキャッスルズには
２本限定で入荷しました！
色調はかなり濃く、マホガニーに近いダーク
ブラウン。
焦げた樽、ビターチョコレート、シナモン、
エビやカニの殻、磯など、ヘヴィな味わいを
想像させる香り。
しかし味わいは意外にも焼きリンゴやコンポ
ートを思わせる甘味から始まり、アルコール
度数の高さも感じさせない。
アタックの甘味に段々とダークチョコレート
の苦みやピート、スモークが加わり、フルー
ティーさとスモーキーさが程よく重なりあっ
た余韻がしっとりと長く続きます。
色合いからしてシェリー樽の影響が出過ぎて
いるかも、と思いましたがそんなことは無く
、非常に良いバランスで着地していました！
／トバモリー12年(2008年12月18日-2021年2月9日)」
700ml,59.8% 開栓日:2021年9月30日
バークロスでの1ショット価格:1,400円
オールドキャッスルズには限定２本のみ入荷
しました！ご購入はこちらからどうぞ。
日本のインポーター、スリーリバーズ向けに
特別にセレクト、ボトリングされたシングル
カスクです。
カスクナンバー１１０３３６のバーボンバレ
ルから１８０本をボトリング。
インポーター資料によればスモーキーなトバ
モリーとのこと。レダイグではなくスモーキ
ーなトバモリーってちょっと興味をそそられ
ますよね！
【店主のテイスティングコメント】
色合いは薄目のゴールド。同時入荷したスタ
オイーシャ7年よりは濃いですが、12年にし
ては薄めの色調です。
乾燥した麦芽、糖化した麦汁、微かなシトラ
スを感じます。やや甘めで麦感の強い香りが
特徴的です。
味わいも甘い麦汁感が強く出ています。濃厚
でミルクキャンディのようなニュアンスとハ
ーブ。
飲み込むとアタックではあまり感じなかった
アルコールの強さがこみ上げてきて、フィニ
ッシュではペッパーやピートなど、力強さを
感じさせる要素が現れてきます。
トバモリーにはシリアルでややもすると野暮
ったい味わいの印象を持っていましたが、こ
のボトルに関しては麦感が主体でありつつも
シャープに仕上がりを見せています。
これぞシングルカスクの面白さですね。
「クーパーズチョイス
レダイグ7年(2005/2013)」
700ml、46％
開栓日:2019年2月14日 1ショット:1,400円
１世代前のラベルのクーパーズチョイスです。
樽の種類はホグスヘッドで３９５本瓶詰。
加水タイプですがスモーキーな香りが強く、磯
っぽさも出ています。
バニラ様の甘みから始まり、徐々にドライでス
モーキーなフレーバーが顔を表し、旨く調和し
て磯とスモークのフィニッシュで終わります。
加水の為荒々しさや力強さには欠ける所があり
ますが、ニューポットに寄り過ぎた感もありま
せんし、バランスの取れた秀逸な仕上がりだと
感じました。
「セレブレーション オブ ザ カスク
レダイグ8年(2008年5月13日/2016年7月8日)」
開栓日：2016年12月5日 ワンショット価格：1,200円
モリソン＆マッカイ社が手掛けるシリーズで、どちらかと言うと
長熟で高額なものが多いイメージのレンジでしたが、今回は
ハイコスパなレダイグでした。
シェリーパンチョン樽熟成ということで、アタックかの香りから
重厚でスモーキー。一瞬のドライフルーツ系の甘みのあと、
爆発感のあるパワフルなスモーキーフレーヴァーが口の中で
弾けます。その印象はラガヴーリン16年をカスクストレングス
にしたようでした。この内容でこの価格なら納得の1本です。
「シグナトリー・アンチルフィルタード・コレクション
レダイグ７年(2008年3月26日/2015年9月24日)」
開栓日：2015年12月7日 ワンショット価格：１，０００円
シグナトリーのお馴染みのシリーズより、旨安ピーテッドモルトが
入荷しました！最近のアイラモルトは高いですからね。ピーティ
な島物には頑張ってもらいたいです。
こちらはカスクナンバー700541+700542の二つのホグスヘッド
からボトリングされています。
加水タイプということもあってかなり穏やかかな？と予想していた
のですが、どうしてなかなか！香りからしっかりと硝煙系のピーティ
さがあり、味わいもどっしりピーティです。
アイラのようなスモーキーさとはやや異なりますが、十分に満足い
ただける味わいではないでしょうか。
「白州蒸留所 ３０周年記念限定ウイスキー」
開栓日：２０１４年９月１９日 ワンショット価格：２，４００円
１９７３年創業の白州蒸留所が開設３０周年を迎えたのを記念して発売
された限定ウイスキーで、同じタイミングで山崎蒸留所８０周年記念の
限定ウイスキーもリリースされていました。
画像からもお分かりいただけるように色合いは真っ黒！
スパニッシュオークのシェリー樽で１５年以上熟成された樽をブレンドして
２０００本限定で瓶詰めされています。ちなみに山崎の方は５０００本限定
でした。リリースから既に１１年が経過しており、ボトルの希少性がかなり
あがっていてオークションでは結構なお値段になっているようです・・・。
久々にテイスティングをしてみると非常に良質なシェリー樽の香りがしました。
甘みを帯びたレーズンにタニックな味わいを想像させるウッディな香り、そして長熟オロロソ・シェリーなど。
口にしてみてもメープルシロップやべっこう飴の甘さにクリーミーでナッティな味わいで、後半は対照的に皮革製
品をイメージさせるタンニンの効いたフィニッシュ。以前飲んだ時よりも格段に良い印象を受けビックリしました
「グレンゴイン１２年・カスクストレングス」
開栓日：２０１４年７月２５日 ワンショット価格：１，０００円
「ザ・ゴールデンカスク
ストラスミル１９９３／２０１２」
開栓日：２０１４年４月９日 ワンショット価格：１，２００円（税込）
マクダフ・インターナショナルが手掛けるシリーズで、シングルカスクの
カスクストレングスとしてはリーズナブルな商品が多い印象があります。
今回はあまり需要がなさそうなどマイナー蒸留所を入れてみました！
ストラスミルはディアジオ社所有で、J&Bの原酒として活躍しています。
こちらのボトルはCM１７３番の樽から２４２本がボトリングされています。
開けたてということもあって、初めはアルコールの香りが目立ってしまい
ますが、しばらく置くとクリーミーで甘い香りや、出来たてのパンのような
香ばしさも感じられます。味わいもしっかりと麦芽の風味が生きていて、
全般的に甘いです。約９年という若さながら、樽の個性に寄りすぎない、シングルモルト本来の良質な麦芽
の味わいでお勧めです。
「グレンキンチー
・ディスティラーズ・エディション1991-2005」
開栓日：２０１４年３月５日 ワンショット価格：１，２００円
いわゆるダブルマチュアードもので、UD社のクラシックモルトシリーズを
通常とは異なった樽で仕上げ熟成を施しています。
キンチーに関してはアモンティリャード・シェリーフィニッシュ。
香りはキンチーらしい糖化した麦芽の甘みが主体でナッティなニュアンス。
シェリー樽による後熟の影響で、味わいは香りから感じるよりは重厚で
通常のキンチーよりも甘さと渋みを感じます。
この頃のキンチーであれば通常の１０年の方が好みですが、シガーと合わ
せるならこちらの方が楽しめそうです。
「ザ・クーパーズ・チョイス
ブレア・アソール23年(1989/2013)」
開栓日：２０１４年２月１０日 ワンショット価格：１，２００円
カスクナンバー6502のホグスヘッド樽から２８０本がボトリングされています。
ブレアアソールはリリースがあまり多くなく、個人的には花と動物シリーズ
のシェリー樽系のイメージがあったのですが、これはトロピカルとパフューム
の中間のような珍しい味わいで美味でした。
香りはフローラルでシトラスやオレンジ、ほのかにカスタードのニュアンス。
アタックやスポンジケーキやバニラビーンズで、中盤からほんの少しパフュ
ームにも似たハーバルなフレーバーが出て、洋菓子のような甘さに包まれて
消えていきます。ちなみにラベルに「ATHOLL」と表記されていますが、本来
「L」は重ねず「ATHOL」のはずです。意図的なのか、ミスプリなのか、どちらなんでしょう・・・
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